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イラストでも絵画でも、二次創作でないオリジナルの作品を描いている方に質問します。
私は絵を描くのが好きで将来はファインアートを仕事にしたいと考えています。今高校生ですが、そのような理由で美術科にいます。
しかし、絵を描こうとするとき、全然インスピレーションが沸かないのです。
なんとなく「描きたいなぁ」と思うモノはあります。けれどそれをどういう形で表現すればいいのかが分かりません。(○○という物が描けない、というのではなく○○や○○を画面の中にどう構成すればいいのか?ということです。)
何度もアイディアスケッチを重ねましたが「これだ!」というものが出来なくて、ずっと振り出しのままなのです。
そういう時は無理に描こうとしなくてもいいだろうと思うのですが、授業で提出しなければならない作品はそういうわけにもいきません。
テーマが自由であればあるほど悩んでしまい、「自由だから描きたいものが描ける」のですらすらと描き進められるという他の人とは対照的です。
表現することに躊躇してしまう人間が画家を目指すのはおかしいでしょうか。あと一歩というところで肝心の制作に入れず、とても歯痒い思いをしています。絵を描くという行為自体は好きで、デッサンなどはどんどん描いていけるのですが。

前置きが長くなりましたが、皆さんは「自由なテーマで絵を描く時」はどのようなものを基準に構図を決めますか?

A 回答 (7件)

「生みの苦しみ」です。


悩まない芸術家などいません。というより芸術家は悩むのが仕事ですよ、悩んで悩んで悩み抜いてください。

私も美大に行っていましたが、あなたと全く同じでした。大事なのはそこから逃げないことです、答えが出なくてもそこに居続けてください。
毎日毎日同じことを考え、考えてはそれを否定し、また考える。
しかし一人でボーっと考えていると、急に脳の中で勝手に言葉が走り出すことが有ります。そうなったらアイデアがどんどん出てきて止まらなくなることが有るんです。

そして大事なのはそれが答えだとは思わないものでもとりあえず形にしてみてください。どんどん無駄なものを作っていってみてください。
ここでも同じように、あるとき急に作品が勝手に走り出す感覚におそわれるでしょう。そこからはどんどん作ることができていきます。

しかしそれもゴールでは有りません。同じことを何度も繰り返してください。一生です。それが芸術家の仕事です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。このモヤモヤした気持ちに共感してくれる方がいらっしゃることが分かり、嬉しいです。
形にできないこと=創作活動をする者として失格なのでは…と不安になっていたので、signifiantさんのアドバイスを読んで少し気持ちが晴れました。哲学者でもないのに、毎日思考の中で一進一退を繰り返している自分は一体何なんだろう…と思っていたのですが、考えることも芸術家にとって大事なことなのですね。そのことが分かって本当に良かったと思います。逃げないようにがんばりたいと思います。

お礼日時:2008/05/16 23:40

気持ちわかりますね‥


私も幼少から絵を描いていて、描く事は
本当に楽しいのですが、白い画面の前で
よく呆然としています。好き過ぎて近づけないような感じ。
表した事で、否定されて傷つくのが怖いのかなと
自分で思う事があります。変な例えですが、
好きなのに告白出来ないって所でしょうか。
それでも、描かなければどうにもならないので、
私は思い切って画面を散らかします。
何も考えず、手の動くままに。
「これが言いたい」ってのは
重大なメッセージでなくても
描いてる事が楽しいという気持ちでも
良いのではないかな。
それは充分な人生のメッセージ。
なんて事を思っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私も白紙ばかり眺めていて描き出せないときばかりです。
「人目があるとなんとなく描きにくい」という感覚が未だにあります。
簡単なメモ程度のものでも、人に見られる物ならせめて考えがまとまってから描こう…などと思っているといつまで経っても描きだせません。
miyu917さんが言うように考えなどなくても、手を動かそうとすることが重要なのかもしれません。今日、下書きを途中放棄して次の段階に進んだ(進めさせられた)のですが、下書きをしてもしなくてもあまり変わらないということに気づき、今までの苦悩は何だったんだろう…と思いました。もちろん、下書き無しでは描けない所もありますが。
やる気満々で臨む制作ほど時間がかかるような気がします。
好きなのに告白できない(成就しない)っていうのはそういうことなのかなぁ、と思いました。

お礼日時:2008/05/20 22:42

No.1の者です。


丁寧なお礼ありがとうございました。
ここの質問にしてもお礼にしても誠実な方なので、作品への取り組みにしてみても、suzumori02さんは常に自分に正直に向き合っていける方だから、きっと大丈夫ですよ☆

学校の課題ということであれば、期限までに作品を終わらせたり、一つの課題に長期間取り組む練習だと思って下さい。
そして、褒められたり、良い点をもらえたらラッキー♪くらいに思っといて下さい。

私も美術教員免許を取るべく、教育実習に行きましたが、点数つけたり褒めたりするのって、実は先生も難しくて不安だったりするんですよ(^^;)

いづれにせよ、最終的に美術は作るのも見るのも楽しいもんです☆
軽い気持ちで頑張ってくださ~い!
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NO.4です。

補足です。

思考する時は対話形式でやると思考が進みやすいです。
例えば、実在の作家と、或は誰かに自分の作品を説明するつもりで、または架空の自分と、などです。

あくまでも私の場合は、ということですが一度やってみてください。
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この回答へのお礼

分かる気がします。
自分では本当に「つまらない、ボツにしよう」と思っているアイディアでも、先生や友人に説明すると、なんとなくいけそうな気がしてくるので不思議です。「なぜそうするの?」と聞かれ、慌てて考えたこじつけの理由から、新しいアイディアへと繋がることがあります。必ずというわけではありませんが。
私の場合、自分自身を納得させられる理由があれば先に進むことができるので、そういうことなのだろうと思います。

お礼日時:2008/05/16 23:55

優れた完成品を見るのが役に立ちますよ。


そのまま真似するのではなくセンスを取り込むのです。
画面構成ならたとえば浮世絵の広重や北斎が優れています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
歌川広重や北斎の絵は何度か美術館で見たことがあります。
その時、構図のよさは全然意識していませんでした。
「優れた作品を見るといい」というのはよく先生方も口にするアドバイスですが、正直、美術館で絵を見てきて、何かを得られたと感じることは、なかなかないです…センスを取り込むというのも、相当難しいです。
私にとっては、むしろ本を読んだり映画見たり、音楽を聞くなどしたりするほうが、得るものが大きいみたいです。
絵を描いているのに、絵から学ばない、というのは変な気もしますが…。

お礼日時:2008/05/16 23:28

こんなことをおおっぴらに書くのは気が引けるんですが


学校の課題と割り切って思いっきりパクる。
芸術家としてはあるまじき行為だと思うのならやめたほうがいい
のですがまだ学生さんでしょ?
正式な作品として責任を持つ段階にきていないのであれば
見逃してくれーといわんばかりに拝借すれば万事OKです。

個展やグループ展でこれをやると恥をかきます。
おめえなんだよパクってンじゃん。と笑われます。

まったく誰も考えたことのないものを掘り出すのはよほど
のことでもないかぎりムリです。
だったらすでに知っているものを足したり引いたりかけたりして
物をつくる以外ありません。
どうしても良心がとがめるのならやめましょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに学校の先輩の中には、まんまある有名作家のパクリというか、模写をして少しアレンジを加えた感じの作品を描く人もいるようで(特に鳥獣戯画が人気なようです)、そういう作品も見ていて面白くないことはないし、いいのではないかと思います。有名な作品を題材にしていることで、見る人の共感を得られるからです。
しかしそれを自分でやるのは正直避けたいです。薄味になるからです。
もちろん作品の構想を練る上で、発想を借りたり雰囲気を真似たりすることはあるのですが、そういったものの材料には、なるべく普遍的なものを使いたいと思っています。良心というよりプライドでしょうか。
自分のものと他人のものの間でうまくバランスが取れた時が一番満足しますね。

お礼日時:2008/05/16 23:00

某芸大、ファインアート(ペインティング)まっしぐらな専攻の者です。



>「自由なテーマで絵を描く時」
構図、配置よりも、自分が何を描きたいかだと思います。
花でもいいし、人物でもいいし、イメージでもいい。
花と人物で迷うなら、どちらをメインにするか、とか。

散々勉強してきて海外の美術展にも足を運んだりしましたが、どんな作品を見ても最後は、「これが描きたかったんだ、言いたかったんだ」などの気持ちがあるものが印象に残る作品になりやすいのではないかなあ、と思います。

描くことが好きで、その道に憧れるなら、そのまま心行くまでデッサンし続ければいいと思います。「デッサンが好きなんだ」から始まって見えてくる世界もあるかもしれませんよ。

スーパーフラットだとかマイクロポップとか、時代の流れはありますが、自分の得意分野があればそれらに流されないことです。
しかも、デッサンは技術なので、芸は身を助けます!

まだ高校生なのに、そんなにたくさん描く意欲があるなら、どんどん頑張ってください。たくさん描いて、たくさん遊んで、自分を見つめていれば何か見つかりますよ。
構図や見せ方なんかはそのうち上手くなります☆

絵以外にも彫刻やインスタレーションなどもたくさん見て、これからも美術を楽しんで下さいね♪

期待した回答になってないかも。。。すみません。
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この回答へのお礼

説得力のあるご意見ありがとうございます。
最近は、作品を期限までに仕上げきれなければ、どんなにこだわりを持って取り組んだとしても、他人にはそのことは伝わらないから無駄であると考えていました。妥協して不本意ながらも完成を目指す道がいいのかなぁとも思っていましたが、komomo45さんの、
>散々勉強してきて海外の美術展にも足を運んだりしましたが、どんな作品を見ても最後は、「これが描きたかったんだ、言いたかったんだ」などの気持ちがあるものが印象に残る作品になりやすいのではないかなあ、と思います。
という意見を読み、まだ諦めるのはよそうと思いました。
デッサンを単に練習のためだけでなく、一つの作品として見てみるということは面白そうです。案外、そういう所から表現力が引き出せるのかもしれません。視野を広げてみることが近道だそうなので、地元の美術展などに行ってみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/16 22:36

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