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キヤノンなどのカメラメーカー製レンズにはフィッシュアイとは別に11mmなどの広角レンズがあるかと思うのですが何が違うのでしょうか?

またレンズメーカーの製品ではたまに超広角をうたわれているものも見かけますがそれもまたフィッシュアイとは別ということでしょうか?

素人丸出しな質問で恐縮ですが宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

超広角レンズでは、理想的には直線は直線として写ります。

また、レンズに正対する平面に描かれた図形は、(理想的には)単純に相似な形で写ります。
(入射する光の角度をθ、像の位置をyとすると、理想的にはy=f*tanθの関係がなりたつ。また、このため画角は 180度以上にはできません。)

これに対して、魚眼レンズでは、画角180度以上を実現するために、画面周辺では小さく写るようにできています。そのため、画面周辺では直線が曲がって写ります。
なお、魚眼レンズにもいくつかタイプがあって、それぞれで入射角度と像の位置の関係式が異なります。(たとえば、 y=f*θ、y=f*sinθなど。)それぞれ特徴がある(写真に写った面積と立体角が比例するとか)ので用途に応じて使い分けられているようです。
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一般的なカメラ用レンズというモノは歪曲収差を補正しています。

歪曲収差は焦点距離が短いほど目立ちます。

広角レンズとは歪曲収差を補正し、画面の中央から周辺に至るまでまっすぐな線として記録可能。

魚眼レンズは歪曲収差を補正していないので画面周辺になるほどまっすぐなはずのモノが丸まったように歪んで写ります。

今でこそ15mm以下の超広角レンズが沢山出ていますが、4~5年前までは存在していませんでした。APS-Cサイズのデジタル一眼では24mm以下の超広角が使えなかったのですが、対角画角180°の15mm魚眼レンズはありました。この魚眼レンズをデジタル一眼で使用すると24mm相当の画角が得られるため重宝していました。この組み合わせだと魚眼らしさがかなり緩和されるため普通の広角レンズとしても利用可能。ただし、魚眼らしさが殆どでないため魚眼らしい写真を撮りたい場合は8mm全週魚眼(上下左右の画角180°)を使用することになります。
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このURLに分かりやすい写真があります。


http://dc.watch.impress.co.jp/cda/labo/2008/04/1 …
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フィッシュアイレンズには対角魚眼と円周魚眼の2種類があります。

超広角と魚眼レンズは画角が同じであっても、魚眼レンズの場合は撮影像が外周に向かうほど弧状に歪みます。完全に円周となる(ファインダーに内接する円として見えます。円周の外側は真っ暗になります。)のが円周魚眼レンズです。
超広角レンズでは180度に近い広範囲な画角が得られますが、弧状に撮影像が歪みません。

もともと円周魚眼レンズは学術用途(天体観測)で使われるものでしたが、最近はワーキングディスタンスが非常に短い点を利用してペットなどを接写して撮る(鼻が大きく写る写真)とユニークな写真が撮れることで話題になり、一般ユーザ向けの製品も発売されています。
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