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↑こんな曲にギターでアドリブをするなら、ペンタトニックスケールに
メジャースケール上の音を混ぜると合うと教えてもらいました。
この曲のキーはCなんですが、これだとCメジャーペンタトニックスケールに
Cメジャースケールの音を混ぜるってことですよね。
これってキーが上下すると、どうなるんでしょうか。例えば、キーがC♯だとCメジャースケールの
音を全部半音あげて混ぜるってことでいいんでしょうか。(C♯,D♯,F,F♯…)という風に。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

ちょっと捉え方が混乱しているような感がありますが…



アドリブの際の音遣いに関しては、キーが把握できている場合にはそのキーにあった音を選ぶのが無難です。キーがCの場合は、Cメジャースケールに属する音程が軸になるので、Cメジャースケール上の音を使うと破綻が起き難くなるでしょう。
キーがC#であれば、軸になるスケールはC#メジャースケールになります。ですので、アドリブを取る上で基準とするスケール自体をC#メジャースケールに切り替えて考える必要があります。

もし、アドリブを取る上でペンタトニックスケールにトニックが同じメジャースケールの音を混ぜ合わせて使うと考えるのであれば、キーCの時はCメジャーペンタトニックスケールにCメジャースケールの音を取り入れ、キーC#の時には"C#メジャーペンタトニックスケール"にC#メジャースケールの音を取り入れるという表現になります。
ただし、トニックが同じメジャーペンタトニックスケールとメジャースケールは、メジャースケールの音程の中から第4音と第7音(移動ドのドレミで言えばファとシ)の音を除いたものがメジャーペンタトニックスケールになるため、両者は音程が重複します。メジャーペンタトニックスケールの構成音はすべて、メジャースケールの構成音に含まれる音程です。ですので、この場合は、メジャースケールそのものを弾いていると捉える方がすっきりすると思いますよ。


なお、アドリブを取る場合には、キーに合致していること以外に、その区間でのバッキングのコードの音遣いを考慮する必要もあるでしょう。バックのコードで鳴らしている音程については、アドリブのフレーズに取り入れても違和感がない音程になりやすく、使いやすい音程といえます。逆に、仮にキーを手掛かりに特定したスケールに合致している音程でも、バックのコードの構成音と半音差でぶつかるような音程は、そのコードが鳴っている区間では不協和音になるため使いにくく、長く伸ばしたりすることを避けるのが無難です。
また、コードの構成音の中にキーで割り出したスケールから逸脱する音程がある場合、アドリブフレーズの中にその"アウトした音"を取り入れても破綻が少ないケースも多くあります。
テンションコードを使っている曲のアドリブに関しては、キーから割り出したスケールに固執することより、こうしたコードの構成音とアドリブフレーズとの調和を考慮することの方がポイントといえるかも知れません。


ギターでのアドリブを考える場合、とりあえずペンタトニックスケールの音遣いを基準として考えるというのは良くある手法だと思います。その上で、コードのテンションやキーのスケールの構成音で、ペンタトニックスケールの構成音ではない音程を、経過音などワンポイントとして織り交ぜて、ペンタトニックスケールの枠を飛び出るのも、アドリブにひねりを加える一つのアプローチといえるでしょう。
ご質問にある表現を変えれば、メジャースケールでアドリブを考慮している場合でも、その中の主要な音遣いとしてメジャースケールの中に含まれているメジャーペンタトニックスケールを意識して捉える、という考え方も一つの手法だと思います。
同様に、マイナーキーの曲で、マイナースケールでアドリブを考慮している場合でも、その中の主要な音としてマイナースケールに内包されているマイナーペンタトニックスケールを意識して捉える、というのも一つの手法でしょう。

少々わかりにくい表現になってしまったかも知れませんが、参考になれば。乱文失礼しました。
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この回答へのお礼

いえ、分かりやすかったです!確かに捉え方がちょっと違ってました。コードの構成音は覚えた方が良さそうですね。う~ん課題は多いですね、、、長文ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/23 20:47

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