プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

現在遺伝子操作による人体改造について色々調べたり考えたりしていますが、色々な説があり実際今の技術力でもし人体に遺伝子操作すれば理論的にどのくらいの事ができるのか知りたいです。自分が思うのは難病が少し改善される・臓器の調子が良くなる(心臓・胃腸・肝臓等)・体を少し丈夫にする(風邪がひきにくい・筋肉がつく・体力がつく等)・少し賢くなる・体の一部を変えられる(目の色・髪質・まつげの長さ・体毛の量等)実際行われていたり理論的に可能な事を知りたいです。また、このような研究をされている施設を国籍を問わず知りたいです。人体の遺伝子操作については倫理的な問題も色々あると思いますが、夢もありますので詳しく知りたいです。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

デザイナーベイビーのことですね。


理論的には可能なようですが、あくまでも子供が本来持つ能力(知力・体力等)を若干向上させる程度であるようです。
某アニメに登場するコーディネーターのようにはいかないようですね…

この回答への補足

すいません。現在生きている人も含めてお願いします。

補足日時:2008/05/24 02:52
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大した事は出来ません。



遺伝子は人体の設計図です。
質問者さんの自宅の設計図を書き換えたからといって、自宅が突然2階建てから3階建てになったり、2LDKが4LDKになったりはしません。

住宅で言えば設計図に基づいたリフォームとか、人体で言えば代謝なんかで部品の作り直しを行う必要があります。
しかし、リフォーム業者の従業員全てに新しい設計図が渡っていない、人体の細胞全ての遺伝子の書き換えが行われていないとかだと、欠陥リフォームみたいな悲しい結末になる事もあり得ます。

通常は、精子とか受精卵なんかの段階で処置する事になるかと。


> このような研究をされている施設を国籍を問わず知りたいです。

「ヒトゲノム」「遺伝子マップ」とかのキーワードで情報収集すると良いかと。
ヒトゲノム計画は、あちこちで進行していたかと。

Yahoo!トップ>自然科学と技術>生物学>遺伝学>ヒトの遺伝学>ゲノムプロジェクト
http://dir.yahoo.co.jp/Science/Biology/Genetics/ …

この回答への補足

リフォームは出来るということですね。以前アメリカの学者が10年くらい前に5年もあれば目の色や髪質を変えれるだろうと言われていましたがこちらはすでに理論上出来るという事ですか?また、すでに生まれたかたでも可能でしょうか?

補足日時:2008/05/24 02:55
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例えば、「まつげの長さを調節する遺伝子」という単体の遺伝子はありません。



複数の遺伝子が絡み合って機能し合って、そしてちょっと環境が関与して
まつげの長さが決まっているのです。しかも、1センチ!とかきっちりしているものではなくてある程度の幅をもって・・・。

そんな感じですので、何の遺伝子をどのくらい変えて、もしくはどう変えてやればいいのか、現在そこまで詳しくわかっていないのです。

そんな状況で、ヒトで遺伝子操作をやると思いますか?

遺伝子操作についてはできます。マウスでやっていることをヒトでやればいいのです。ノックアウトマウスとか遺伝子のノックインとかをお調べになれば操作技術はわかると思います。

このマウスでは、ある遺伝子を無くした場合どうなるのか?とか、ある遺伝子を入れ替えたらとうなるのか?といった実験に使っています。
逆に言うと、どの遺伝子をどういじるとどうなるかわからないから、そういう実験をしているのです。今はまだそういう段階なのです。

そんなふうに、どんな形態や特徴を持ってくるかわからないことはヒトでやるには面倒です。ので、どの研究所でもヒトではやってません。
秘密結社とかではやっているという可能性を言い出したらきりがないです。

ちなみに遺伝子操作の結果ではなく、自然にいる遺伝子の異常によってわかったことはあります。つまり、操作でなく自然に遺伝子が変わったことによって結果的に形態が変わった事例です。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/200 …
これはマイオスタチンという遺伝子が異常になった結果、筋肉がムキムキになった牛です。ヒトでもあります。
そういう意味ではヒトでこの遺伝子をいじるとすごいアスリートになるかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。理論上マウスで出来ている事は人体でも出来るという事ですね。おっしゃるとおり確かに現在遺伝子操作で人体を改造するのはこわいですね。しかし、個人的に将来遺伝子操作が日常的な事になってほしいです。

お礼日時:2008/05/25 16:23

遺伝子の改変に対して出る効果は、ものによって全然違います。


たとえば、・・・遺伝子欠損症のように、遺伝子のどの部分が欠損していて、それによって特定のタンパク質が生成されないために起きるのが原因であると特定されている場合、遺伝子治療による効果が期待できますが、「体調を改善する」などというのはさまざまな遺伝子の働きや外的要因によっても左右されますので、「この遺伝子を導入したからこうなる」というように単純にはいきません。

また、誤解されていると思われるのは、遺伝子操作によって効果があるのは、その遺伝子を含む細胞で出来た個体、あるいはその細胞を多く持つ個体です。つまり、仮に「まつ毛が長くなる遺伝子」が存在し、それを導入したとしても、効果があるのはその子孫(当然生殖細胞を遺伝子操作しなければなりません)であり、本人には周辺の細胞をそっくり移植して置き換えない限り、効果はあまり期待できないでしょう。もちろん骨髄細胞を遺伝子操作して遺伝子改変血液を作るような場合、あるいはホルモンを生成する細胞のように、一部に遺伝子改変細胞が存在すれば体全体に大きな影響を与えるものは本人に効果があるのですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2008/05/30 17:56

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