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ハーディ・ワインバーグの法則を使って解くらしいのですが、分かりません。問題は以下の通りです。どなたか分かる方がおりましたら教えてください。
ある免疫不全が、新生児10万人あたり1人発症するヒト単一遺伝子常染色体劣性遺伝疾患であるとすると、病因遺伝子を1個だけ保持する新生児は10万人あたり何人か?
根拠となる法則を示し計算せよ。√2=1.42 √3=1.73 √5=2.23とすること。

A 回答 (1件)

病因遺伝子の頻度をq、正常型の遺伝子頻度をpとして、ハーディ・ワインバーグの法則の基本式にあてはめると、


p+q=1 (正常型遺伝子と病因遺伝子の頻度を足せば100%)
正常型のホモ接合体の頻度 = p^2
病因遺伝子体のホモ接合(発症者)の頻度 = q^2
両者のヘテロ接合体の頻度 = 2(pq)
p^2+2(pq)+q^2=1(正常型のホモ接合体の頻度p^2と、病因遺伝子体のホモ接合(発症者)の頻度q^2と、両者のヘテロ接合体の頻度2(pq)を足せば100%)

発症者の頻度が10万人あたりひとりなので
q^2=10^-5
q=root(10^-5)=root(10)*root(10^-6)=root(2)*root(5)*root(10^6)
=3.17*10^-3=0.00317 (集団内での病因遺伝子の頻度)

病因遺伝子を1個だけ保持する個体、すなわちヘテロ接合体の頻度は
2pq=2*(1-q)*qで、q=0.00317を代入してやればでます。
私の計算が間違っていなければ、10万人あたり620人になると思います。
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この回答へのお礼

geneticist12さんありがとうございます。
計算過程もとても分かりやすかったです。

お礼日時:2008/05/25 21:56

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