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大学の設計製図の授業の課題で「都市型救急病院」というのがあるのですが、私が考えている病院はすべての病室からも南側にある海のきれいな景色が広い範囲で眺められるように考えているのでどうしても水平移動の距離が長くなってしまいます。入院患者の容態が急変したときに、看護単位ごとに設けた処置室から検査・手術室までの上下移動はエレベーターを利用するのですが、水平移動のためのいい方法はありませんか?新宿駅西口にあるような動く歩道みたいなものはやはり振動が大きいのでしょうか?

A 回答 (2件)

(先回のつながりで前置き省略します)


話の腰を折ってしまいますが、移動の最大/最優先条件は『人力』であることなんです。病院特に救急は^^なぜかというと地震災害の時の搬送脱出/搬入など考えればわかります。よく大学病院などであるのですが救急処置室・ICU・手術室が遠く離れた別階というのは救急を知らないばか者の設計で現場の意見を無視した結果なんです(笑)
本当をいうと救急関連はグラウンドフロア・同一フロア原則、集中原則で当直医やらもそばに当直室があるのが一番なんですがね。

で、お話に戻ります。
救急患者といえども救急度には差があります。ですので直線配置なら遠くに緊急性の少ない患者を個室で入れてしまえばいいのです。多くの病院がナースセンターから見て「個室(緊急あり)大部屋・・大部屋・・個室(静かだから)」と配されているのはこの原則です。
もし収用する患者の緊急度に差がなければ、例えばICUなどはベッドが円形配置(&仕切りなし)だったりします。このあたりは同じ救急病院でも規模と収容する患者の特質次第です。ひっきりなしに救急車が入ってくる救急センターなどでは直線配置はありえないし、1次2次救急なら最重要は3次に送るので規模によっては直線配置の方が運用面でいいことがあります(だって週末入院したら月曜日まで病棟移動できないから…それまでに回復しちゃった患者も円形配置じゃ気が休まらないで可哀想でしょ)

日照に関してはshota_TKさんの言うとおりだと思います。真の救急患者には必要ないです。日照や風や景色がいるのはそこから抜け出せた後です。

最後に移動に戻りますが、必要なのは『段差がなく幅の広い通路』←三車線(?)は必要です。介助者・ベッド・点滴や呼吸器などの機械分です。そして通路に突起物は作っていけません。消火施設や予備のストレッチャーの保管場所など注意してください。時々しまうところがなくって廊下にストレッチャーが放り出されている病院がありますが、勤める医療者の苦労が伺われます。

また予算があれば緊急専用のエレベータ(ストレッチャー2台くらいは入るような)の設置です。同一フロアは必ずしも実現できるとは限りませんがそうなるとエレベータが必要です。動く歩道の予算があればこれにかけてください。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます!図面の提出が近いのでお礼が短くてすみません。
病院のことをほとんど知らなかったのでとても助かります。

お礼日時:2002/11/20 01:27

根本的な解決ではないんですが、病室の場合、南向きというのは、あまりよくないんですよね。

一番気温の高い時間に太陽光が差し込むので、一日の中での温度差がとても大きいんです。また、日中ほとんどブラインドを下ろしていなければならないので、結局、外の景色も見えないし。病院の断熱構造にもよるんでしょうけど、ぼくが入院したときは南向きから北向きに移してもらいました。「先輩」たちも、長期入院のときは北向きがいいよね、って言ってました(理想的には東向きかなーって思います)。
そんなわけで、普通のマンションとは違うのですから、「全室南向き」という設定はよくないと思います。別の観点から言っても問題アリ、です。というのは、病気の中には、膠原病のように太陽光にあたると病状が悪化するものが少なくないからです。また、せっかく南向きの部屋にしても、外が見えるのは窓際のベッドだけで、それ以外のベッドは暑いだけです。
あまりいいアドバイスができなくて申し訳ありませんが、そんな風に思いました。それから、動く歩道は難しいと思います。ストレッチャー(移動式担架)が不安定になります(先生方は押しながら走ります)。また、患者さんの怪我も心配です。音や振動の病室への影響もありますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。図面提出が近いのでお礼が短くてすみません。
南向きがよくないのは知らなかった…

お礼日時:2002/11/20 01:32

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