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こんにちは。

経済は色んな学説がありますが、それぞれの学説について客観的に分析された学者さんというのはおられるんでしょうか。例えば、マクロ経済ならばケインズ、古典、新古典といった学派がありますが、それぞれの学説の有用性について比較したりデータを収集したりといった研究が行われているか興味があります。また、ここ数十年の間に情報処理技術も飛躍的に進歩しましたので、コンピュータシミュレーションを用いた分析も行われているのかということも知りたいのです。というのも、なぜこのような疑問を持ったのかというと、近年さまざまな分野で工学的な観点から分析する手法が多用されており、経済の分野でもそういった試みを行っているのかと純粋に興味を持った次第です。

お詳しい方がおられましたら、何卒ご教授願います。

A 回答 (1件)

経済学の様々な理論、仮説をデータを用いて実証研究する方法を「計量経済分析」といいます。



データの観察→理論モデルの構築→統計的に実証可能なモデルへの変換→パラメータの統計的推定と仮説検定→仮説へのフィードバックとモデルによる将来の予測

というのが計量経済分析のおおまかな流れです。S-PLUS、R、TSP、E-VIES、SPSSなどいろいろな計量経済ソフトが出ていますし、言語を用いて自分で検定統計量を作ることもできるでしょう。近年は実験経済学といってシミュレーションによって仮説を実証する経済学も発展してきています。また、特にファイナンスの分野では工学的な観点からオプション価格や債券価格、信用リスクの定量化が行われています。
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この回答へのお礼

ご丁寧に回答くださり、本当にありがとうございます。
大変勉強になりました。また機会があればぜひともよろしくお願いいたします。

お礼日時:2008/06/20 01:12

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