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「医療保険には入ってはいけない!」(内藤眞弓著・ダイヤモンド社)という本ご存知ですか?2006年に結構話題になった本で、最近になって読み、民間医療保険について悩んでいます。
実は以前に入院した際、民間医療保険からの給付金と健康保険からの高額療養費を足したら、実際の支払額よりも高くなってしまいました。「日本の健康保険制度は素晴らしい!」と実感すると共に「民間医療保険なんて必要あるのか?」という疑問が生じました。著者の方はがん保険にだけ入られているそうなので、私も民間医療保険は解約して、今入っているアフラックの「スーパーがん保険」を見直し(昔入ったものなので65歳以降半額、高度先進医療に未対応等)した方がよいかな。と思っていますが、一方で高額療養費制度もこのまま続くのか?という不安もあります。皆様のご意見・ご体験談を頂ければ幸いです。

A 回答 (8件)

この本は一時、話題になりましたね。



まず、日本の健康保険制度は確かに素晴らしいと思います。
しかしながら、この健康保険制度を維持する為に
かなりの難関があります。

消費税を引き上げて、健康保険や公的年金を維持するのか?
消費税の引き上げは公的年金のみに充当され
タバコを一箱1,000円にして健康保険に充当させるのか?
はたまた、ガソリン税で・・・?
これはタイムリーな話題ですよね。
現段階では、日本の健康保険はとても素晴らしいのですが
少子高齢化の波で税金を納める人が少なくなり
健康保険を使う人が多くなる為、苦肉策で後期高齢者医療が登場しました。
また、健康保険の元となる健康保険料(税)のことを見た場合
私は自営業者ですので国民健康保険料(税)を毎月4万円近く
支払っています。個人的には、この一年間で病院といったら
歯医者さんに虫歯をみてもらいに数回、通院しただけです。
仮に実費で歯医者さんに行った場合は3万円くらいの治療費です。
そのために年間、四十数万円を支払っています。
冒頭にも書きましたように、日本の健康保険制度は
確かに素晴らしいのですが、病気になったときに素晴らしいと思うもので
病気を患わずに健康でいた場合は高い健康保険料(税)だと思うだけです。
それなのに間接的に税を取らないとやっていけない健康保険は
本当に素晴らしいのでしょうか?という疑問が湧きます。
これからの日本の健康保険は危機的な状況にあると思います。

前置きが長くなりましたが、仰るように高額療養費制度は
このまま続くでしょうが、自己負担が徐々に増加しつつあるでしょう。
また、この本には月をまたいだ場合の高額療養費などのことが
確か記載されていなくて、他の方が仰るように突っ込みどころもあります。

万一のリスクを貯蓄で賄うのか、それとも医療保険で・・
というのは、人それぞれの考え方もあり
必ず貯蓄でとか、必ず保険でというような答えは出ないと思います。
一般論ですが「貯蓄は三角、保険は四角」というような感じでしょうか。
ただ、これから先は国が守ってくれるという考え方より
自分のことは自分で守る。という考え方になった方が良いと思います。
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no2です。

もうひとつ保険のからくりを教えます。

バブル期は予定利率は5%~8%と高い水準にあったのです。
預けたお金を死後(老後)に割り増しでもらえる。
保険は夢のような商品だったんです。

それがいまや予定利率は0.3%~0.2%。
預金保護されていない分、もっと最悪なケースが起こります。

0.3%でも多くもらえればいい?

いいえ。

保険に余分なお金をまわさないで、安全な債権にお金を回しても
年5%、6%得られていたのですから、保険に加入することで
年5%程度損していることになるのです。
これを『資産リスク』といいます。

さらにインフレがあります。
時代とともに料金は値上がりします。
0.3%程度では、インフレに追いつけず逆に生活できなくなる
可能性がでてきます。

『資産リスク』には預金、保険、住宅ローンが含まれます。

資産をもつことで逆に損が膨らむリスクです。

預金…預金金利はとても低く、たとえば銀行なら預金をもらい
日本国債を買えば年1.2%程度もうかる。預金した人は逆に
1.2%損する

住宅ローン…住宅も昔は値上がりするものだったんです。
なので、金利5%を払ってもさらに高いリターンを得られるので
よかったんです。
いまや住宅は値下がりするもの。住宅ローンを組んで5%の金利を
払った上、さらに住宅の値下がりで損失拡大。
また、さらに住宅の頭金を債券に投資していなかったことにおける
損失も大きいです。
これもまた資産リスクです。

高額療養費制度が廃止となるかどうかはわかりません。
ただ、そうなったときすべてのセーフティネットが廃止されていくので
日本は危機的状況だと思います。

保険は過去の産物です。
その証拠に「○○生命ビル」とたくさん建っていますでしょう。

保険会社がこれから生きていくためには国の制度から変えて
いかない限り、生き残りの道はないでしょう。
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補足ですが、本を書かれているような偉い方でも、


物事を多面的に見ることは難しいです。

保険という商品を、数字上で理解することは可能です。
しかし、実際に給付を受けた人や、給付に携わった人の意見もあります。
本に書かれていることが、机上の空論にならないためには
しっかりした計画性を持って預金をするということです。
葬儀代や、入院費、老後の備え・・・

準備が十分でないと、体を治すことにお金がかけられなくなって、
不自由な老後を強いられることになります。

お金があるから、もしくは医療保険に入っていたから
思い切って治療しました。
お金に不安があったから、そのまましています。

高齢者から良く聞く話です。

後者のようにだけはならないようにしてください。
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高額療養費制度をしっかり理解しましょう。


本当に1ヶ月の入院で約8万円の自己負担で済みますか?
28日間の入院で、約18万円の自己負担だったケースがあります。
全て健康保険の範囲内の治療費と衣服代(指定の院内着)食事代の合計です。差額ベッドも使ってません。
更に給与や賞与を削られたら・・・
1ヶ月の入院で30万円ぐらいの支出を覚悟しなければならないかもしれません。

高額療養費の自己負担限度額も年々上がってきています。
平成18年9月までは72,300円下現在80,100円
更に上がるかもしれませんし、制度そのものの存続も・・・です。

私も将来の入院に備えるには、自助努力を最優先で考えるべきだと思います。
しかし預金がベストだとは思いません。
医療保険に加入することが正しいわけではありませんが、
あなたにとって、医療負担の不安を解消するために必要な預金金額は
いくらぐらいですか?
 
保険とは不安を解消するためのものです。
シンプルな医療保険に安く加入し、一生涯の入院に対する不安が
少しでも解消されるなら、価値はあると思います。

入院や死亡に備えるためにお金が必要になります。
その中の方法の一つに「医療保険(生命保険)」という選択肢もあるということです。
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irieyukiさん



ご心配分からないわけではありません。

しかし、高額療養費制度がなくなり、病気になって1週間入院したら、入院費100万円ですと言われて支払える人がどれだけいるでしょう。

高額療養費制度が、今後とも「保険料」でまかなわれるかどうかは別にして、同類の制度が続くのはないかと考えています。

国の仕事は、国民を守ることであるはずです。
日本が、物乞いする子供であふれるような国に成り下がらない限り、大丈夫だと、個人的には考えています。

仮に、国が当てにならないのであれば、民間生命保険会社が当てになるかというと、・・・
平時でさえ、保険金不払いを起こしているくらいです。自分の目の前の儲けに目がくらみ、不払い目標を立てていた会社さえあったようです。(この会社は金融庁から処分を受けましたが。http://www.fsa.go.jp/news/newsj/17/hoken/f-20051 …

このような民間保険会社が、非常時にどれほど当てになるか。
少なくとも私はあまり信頼していません。

将来の入院に備えるには、自助努力(貯蓄等)、国の保障制度、を優先して考え、
最も優先度の低いものとして民間医療保険の利用を考える、
こんなところではないでしょうか。

ちなみに、当たり前のことですが、民間医療保険に加入したからといって、病気になるのを防いでくれるわけではありません。
民間医療保険に加入することを検討するよりも、健康的な日常生活に心がけるほうがずっと大事だと思います。

最後の最後に、民間医療保険について考えてみる、こんな程度でよいのではないかと思います。
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この本は私も買ってあります。



言っていることはおおむね賛同できますが、
1。いくら貯蓄があれば良いか奈度は書いてありません。
2.所得補償は必要です。

そういう意味では突っ込みどころのある本です。
安易な終身医療保険選びは私も反対です。
高齢になってからの「介護状態」には基本的にでません。

ファイナンシャルプランナーとしての回答は
がん保険+所得対策の保険
差額を貯蓄するですね。
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医療保険は必要ないでしょう。



なぜなら日本の医療保険は一定以上高額になると差額が戻ってくる
からです。
100万の入院費用がかかっても実際支払うのは8万足らず。

ただし、1年間に4回超える場合は、4回目から正規料金を払う
必要があります。

医療保険が必要なケースとしては、入院時個室にしたいニーズが
ある場合でしょうか。
ほか思いつきません。

私は医療保険ではありませんが、その代わり入っていますよ。

まず住宅ローン。これも立派な医療保険です。
いざ体こわしたら売って生活費の足しにできます。

それと国民年金。
もし働けない体になったら国が補償してくれます。

さらに国民年金基金。
自営業なので厚生年金代わりになるものに加入しています。

さらに、さらに中小企業小規模共済。
毎月掛け金70000円の満額です。
事業を清算したらこのお金を退職金代わりにします。

国民年金+国民年金基金+中小企業小規模共済、これらは
民間の保険とちがって全額所得控除できるのがいいですね。

民間の医療保険入っても所得控除はすずめの涙程度(数千円/年)。

人によっては会社が病気時、しっかり補償してくれる会社もありますね。

実は以前生命保険会社に勤めていたことがあるのですが、おじさん
たちの給料は1000万ではなく、2000万くらいでした。

ほかにも生命保険会社はお金をじゃぶじゃぶ使うことしてます。
つまり医療保険のほとんどの使い道は加入者の医療費に使われるのでは
なく、生命保険会社のために使われるのです。
私も高い給与もらっていましたよ^^。

上記のように節税効果の期待できる制度を利用してみてはいかがでしょうか?
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>民間医療保険からの給付金と健康保険からの高額療養費を足したら、実際の支払額よりも高くなってしまいました。


医療保険は損失補てんを目的としたものではなくお見舞い的要素があるので当然です
ところでその時は実質プラスになったようですが
入院に伴い収入が途絶えた場合健康保険で補填出来ますか?
入院に伴い差額ベッドと使わざる得なくなったときその差額ベッド代はどうします?
入院に伴い家政婦さんを雇う必要になた場合家政婦代が健康保険から出ますか?
そういった治療に直接関わらない費用が必要になるケースもあるわけです
そんな金貰わなくても金はある全く問題ないの方なら医療保険の必要ないでしょう
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