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pHが6.5-7.0付近の蒸留水を調製したいのですが、どなたかできるだけ簡単に出来る方法を教えて頂けないでしょうか?現在、手元にある蒸留水のpHは5.6付近で、とりあえず窒素パージや煮沸を試しているのですがなかなか上手くいきません。材料からの溶出物がpHにどれくらい影響するかを確認するのが目的で、なるべく7.0付近からスタートした方がよいのではないかと思っているのですが、このような試験の場合、ブランクがあれば溶媒のpHが5-6付近のものでも評価として使えるのでしょうか?宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

硫酸のような揮発性のない酸を加え,窒素をバブリングしつつ,その窒素雰囲気下で冷却がおこるように蒸留すれば,二酸化炭素の影響は排除できます.もちろん保管はできません.


一般に,実験室規模で超純水を作って使う場合には,製造装置から出てきたものを貯め置かずにそのまま垂れ流しつつ使うしかありません.貯め置く時点で二酸化炭素や容器の影響を排除するのは大変に困難になります.
また,一般に超純水の品質項目には pH はありません.理由は,pH 測定自体が電極や液絡からの汚染を引き起こすために,何を測定しているのかわからなくなることが一つ,伝導性の極端に低い超純水等では,電位差測定自体の不確かさが発生するために,そもそもガラス電極法で pH を測ることの妥当性に大きな疑問が発生するからです.それでも品質管理的な意味合いでどうしても測る必要があるときは,純水の掛け流しのような形で測りますが,値に物理化学的な意味を求めてはだめです.

なお,常温で窒素をいくら通じても,溶解した二酸化炭素を追い出しきるのは事実上不可能です.煮沸も,空気中で冷却するのではまったく無意味で,ぐらぐら煮立てながら窒素を10分とか通じ,さらに窒素通気を続けながら冷却するくらいのことは最低限必要です.その後の操作もすべて窒素下で行う必要もあります.

溶出物からの pH への影響を云々するのは結構ですが,そもそもその溶出自体に pH 依存性があるかもしれません.7 から始めることの意味はあるのでしょうか.
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むしろpH7でスタートしないほうがいいと思います。


材料を溶かす段階で、二酸化炭素が水に溶けてしまいます。
(結局pH7にしてもあまり意味がない)

さらに材料が弱電解質などであるのなら、材料から溶け出す水素イオン濃度(もしくは水酸化物イオン濃度)は、すでに溶けている材料からの水素イオン濃度と炭酸(二酸化炭素が溶けたことによりできた)の水素イオン濃度の影響を受けるでしょう。

材料が溶け出すことによるpHの変化、つまり材料から溶け出す水素イオン濃度(もしくは水酸化物イオン濃度)を知りたいのであれば、中和滴定のほうがいいのではないのでしょうか?
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空気中に置いておくとpHが下がるので、


材料からの溶出物がpHにどれくらい影響するかを確認する間にも環境の影響を受けるので、
材料のないものをコントロールとして比較すれば、
材料からの溶出物がpHにどれくらい影響するかわかりませんか?
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HCl,NaOHで調整したら駄目なんですか?

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