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現在私が住んでいる倉敷市では、何種類かに分類してゴミを出す仕組みです。おそらくどこの自治体でも行われているでしょうが、私の所では、ペットボトルを含めプラスチックが可燃ゴミとして捨てられます。従って日々出るゴミの多くを占めるプラスチックの処分が非常に楽です。
しかし、私の実家ではプラスチックは一々分けねばならないので、複合製品の場合面倒くさいと母が嘆いていました。

場所によって分類方法が異なるのは、焼却炉の性能によるのではないかと思いますが、プラスチックを燃えるゴミとして扱える焼却炉と、そうでない焼却炉では、どういう点が異なるのでしょうか?

A 回答 (2件)

実際には,分別収集している自治体でも,ほとんど焼却処理されて


いるそうです.コストが合わないからなんですね.
将来的なことも考えて,リサイクルの道筋を確立しておくために,
分別収集が行われている,と考えればよろしいと思います.

で,自治体によってどう違うか,というと,
現実主義で「実際に全部焼却してるんだから,まとめて集めちゃえ!」
って考えている自治体は一括回収しています.
一方,理想主義で「将来的にはリサイクルされるようになるだろうから,
今のうちにちゃんと分別しよう!」って考えている自治体は分別しています.

焼却炉についてですが,どのような焼却炉でもプラスチックは
簡単に焼却できます.他の材料とあまり明確な区別は不要だと思います.
強いて違いを言うなら・・・
○プラスチックは燃えるときに大きな熱を出すので,炉が若干傷みやすい.
○不完全燃焼によって毒性のあるガスが発生する場合がある.
などです.このため,プラ専用の焼却炉を作るなら,
高温に加熱できて耐久性が高く,発生するガスを「2度焼き」するような
メカニズムがあった方がベターだと思います.
そういう焼却炉も存在しますが,実際のところは普通の焼却炉で
処理されている場合が多いと思いますね.

類似の質問が「No.397470 質問:プラスティックごみのリサイクル」
に出ていますので参考にされるといいですよ.
焼却場の人のコメントも出ています.
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この回答へのお礼

なるほど、どこでも結局燃やしてしまうのですね。

お礼日時:2002/11/26 07:18

 私の知る範囲では・・・。



 プラスチックゴミは、通常のゴミに比べると年少児のカロリーが非常に大きくなります。
 通常のゴミにプラスチックゴミが混ざると、同じ量のゴミを燃やしても燃焼時の発熱が大きく、高温になると言うことです。

 最初から高温で燃焼できる構造の焼却炉であれば、プラスチックゴミが混入した状態でも問題なく焼却できます。
 あるいは、焼却炉の限界一杯の量を一度に燃やさなければ良い。

 例えば、人口が密集している東京都等の場合、常に焼却炉をフル回転しなければなりません。
 通常ゴミの発熱量を前提に設計されている焼却炉で、限度一杯の量のプラスチックゴミが混入したゴミを燃やすと、燃焼温度が焼却炉の設計温度を越えてしまい、焼却炉自体が壊れてしまいます。

 と言う訳で、焼却炉の容量に余裕の無い人口密集地ほど、プラスチックゴミは分別して処分しなければいけない事になります。

 人口が密集していても、最初から高温に耐える設計(プラスチックゴミの混入を前提にした設計)の焼却炉を使っていれば大丈夫です。

 あるいは、人口に対して焼却炉の容量が大きく、フル回転させないでも処分しきれるのなら、同じくプラスチックゴミがある程度までは混入していても大丈夫と言う事になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。倉敷市は来年からゴミ焼却量が限界を超えるので隣の岡山市に依頼するというニュースが流れていました。ということは、高温に耐える焼却炉を使っているという事なのでしょうね。

お礼日時:2002/11/26 05:07

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