牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

なぜ日本の音楽教育はクラシックを重要視するのでしょうか?

私はクラシックがあまり好きではありませんでした。
ポップスやジャズ、ゴスペルなどを学校で学べたらもっと楽しい音楽になるのでは、と思います。

クラシックのどういった点が教育に役立つのでしょう?
クラシックを学ぶことによってどのようなメリットがあり、子供たち(中学生)にどのような影響を与えるのでしょう?

ぜひ皆さんの意見をお聴かせください。

よろしくお願いします。

A 回答 (15件中1~10件)

#11,14さんに大賛成。

ご意見に触発され、40年前のできごとを一つ:

スイスの登山電車の中で、ヨーロッパのグループが、すばらしい混声合唱を披露しました。次に日本人の団体も何かやってくれ、ということになりました。
私は単身旅行者で、クラシック大好き人間でしたが、この時は、でしゃばって、「会津磐梯山」「ソーラン節」「おてもやん」「炭坑節」などの日本民謡を強く主張しました。しかし私の提案は否決。無難な「兎追いし‥」の斉唱になりました。
そのときの歌声の貧弱なこと、今思い出しただけでも、気が滅入ります。
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この回答へのお礼

そんな貴重な体験をお持ちなのですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/31 23:40

#13の方へ。

確かに日本音楽は直ぐにそれなりに営巣できるもではありません。しかし、各国との交流が頻繁になっって来た現在、ちょっとした集まりでも、”日本の歌を歌ってくださいな。2と頼まれて歌う歌が、大抵は”小学唱歌”や”西洋的な曲”になりませんか? 小学唱歌や現在はやっている歌は、彼らにすれば、全く日本的ではなく、西洋的な曲にしか聞えない筈です。山田耕筰氏の”赤とんぼ”も実はドイツにそっくりな歌があると聴いておりますし、坂本九の”上を向いて、、”の歌もアメリカに昔からある歌に”音が幾つも違わない”ものがあるそうですね。実際にラジオかテレビで、例として取り上げられたことがあります。”夕空晴れて、、、”を日本の曲として紹介されたら如何ですか? そのような間違いをする(勘違い?)外国人(少なくとも当たり前の教養を持った人)は極々稀でしょうね。

私は決していわゆるクラッシクを否定する者ではありません、身内にクラッシクの専門家が数人おりますし、積極的に聴く作曲家もおります。

今までの過去の音楽教育と言うか、学校教育が西欧第一主義的過ぎたのでは(むしろ米国一辺倒?)ないでしょうか。
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この回答へのお礼

貴重なお話をありがとうございます。
まだまだ勉強することはたくさんありますね・・・。

お礼日時:2008/07/31 23:40

邦楽は結構音楽の時間に扱いますよ。

わらべ歌や雅楽やお囃子やお座敷歌も含め、毎年何曲か登場します。これ以上はいらないのでは?と思うのは、邦楽はその調べも勿論ですが、それが演奏される文化的背景、しきたり、作法なども重要視されるものなんですよね。音楽そのものとしては短律や、特有の単調なリズムが多く、邦楽をメインにやったからといって、音楽(器楽演奏、譜読み、作曲)ができるようになるとは限らないと思います。西洋音楽のほうがずっと奏法がさまざまで豊かですしね。雅楽演奏家や邦楽家になると、またそれはそれで訓練された奏法が要るのでしょうが、一朝一夕に身につく学校教育用ではないと思いますよ。
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この回答へのお礼

西洋音楽の良さをあまり分かっていなかったように感じます・・。
もっと勉強しなくてはなりませんね。ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/31 23:40

クラシックが、西洋音楽の基礎だからではないでしょうか。


ポップス、ジャズ、ゴスペル、どれをとっても、学校の音楽の授業で学ぶ程度のクラシックの基礎知識は、いずれの分野でも必要不可欠です。

本気でジャズやゴスペルをやろうとしている人が基礎をすっとばすと、必ず(と言っていいほど)どこかでそれが原因でつまづきます。
よって、最初に基礎を教わることは、結局一番効率のいい方法だと思います。

ここのサイトには、カラオケがうまくなりたいという質問が毎日多数寄せられますが、学校の音楽の授業に真面目に取り組んでいたら、カラオケくらい簡単にどうにでもなりそうな気がするんですがねえ。
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この回答へのお礼

基礎をすっ飛ばしたら確かにすぐ崩れてしまいますもんね。
クラシックはやはり重要なのですね。おもしろさや目先の楽しさにばかり目を向けていてはだめですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/31 23:40

私は、ポップスや演歌?などより、本来の日本の音楽を多少なりとも現在より多く教えるべきでだと思います。

日本の伝統文化です。ただ、残念ながら、現在の公的学校教育で音楽に携わる先生が方はそれに関して略無知でしょう。何も、三味線や尺八の演奏を身にに付けるべきとは言いませんが。最近は音楽の教員免許を取る人は日本音楽を多少なりとも勉強するようになったようですけど。
ジャズとかゴスペルなどは本来、日本の民謡と同じく、自然発生的なものですね。何もいわゆるクラッシックが最高の良質のものとは思いませんが。
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この回答へのお礼

私は音楽の教員免許を大学で取得中ですが、三味線などはやはりそんなに重要視されていないですね。
必修ではあるのですが・・・出席さえして、テストを受けさえすれば単位は取れる、と言った感じでしょうか。
ご意見ありがとうございます。

お礼日時:2008/07/31 23:40

図画の時間にマンガの書き方をあまり教えないのと同じでしょうね。



私は、クラシックファンですが、演歌やジャズの良さもよく分かっているつもりです。しかし、私の周囲にいる演歌ファンのほとんどは、クラシックのクの字も理解していないように思われます。
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この回答へのお礼

クラシックは、やはりすべての音楽の根底にあるのですね。
そう考えるとやはりきちんと学んでおかなければなりませんね。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/31 23:40

追伸 ポップスやジャズやゴスペルはお遊びとして最近少し教科書に登場していますが、ポップスやジャズの奏法をすべてやったからといって、綺麗な和声や音感、テクニックが身につくとは限りません。

(ちなみに10数年前でさえ大草原の小さな家、シルクロードのテーマ、ブルーハ-ツのトレイン・トレイン、マンボNo5とポップスが合奏でかなり出てきていた。小学校上級生でですよ?。中学はクラス合唱用楽譜集の方によくポップスが入っていました)学校の授業がきっかけとなり、将来音楽家になる子も現れてくるでしょうから、できるだけ表現豊かで良質な音楽体験をさせるのが音楽教育ですよ。世の音楽家・演奏家はどちらにしろ基本和声を中心に作曲をしたり、アレンジを加えたりするものですしね。
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この回答へのお礼

できるだけ表現豊かで良質な、ですか。そうですよね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/31 23:40

日本だけではなく、海外も本格的なピアノ・レッスンは全てクラッシックが基本ですよ。

一番違うのは和声です。バイエルなどの教則本やモーツアルトやバッハやチェルニーやベートーベンなどは基本和声(伴奏をするにしても音がにごらない和音があるでしょう??)や基本ポジション、奏法を網羅しているのです。モダンやジャズはわざと和声を崩してみたり、装飾アレンジを加えたりしていますが、それだって基本の奏法の応用でなんとかなります。カッコいい微妙なリズムだって、クラッシック・ピアノで習う譜読み(各音符や休符の音価-長さを正確に取る)ことで簡単に弾けますしね。スイミングでもクロール・背泳ぎ・バタフライ・平泳ぎの4種目やれば、後はアレンジでいいでしょう??(メドレー、ターンの方法を代える、趣味で泳ぐときは平泳ぎを少し崩して犬掻きみたいでも、十分実用に値する、など)その4種目に値するのがクラッシック・ピアノの奏法なのです(^_^)
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この回答へのお礼

何事も基本が大切ですもんね。基礎がしっかりしていればあとはいくらでもアレンジがききますもんね。
わかりやすい言葉でありがとうございます。

お礼日時:2008/07/31 23:40

 


 Global standard ~ 国際標準規格としての五線譜 ~
 
 国語教育が、発音・文字・文法を教えるように、音楽教育は、楽譜の
読み方・歌い方・法則を教えるのが目的です。数学が公理や方程式を、
理科が化学記号や化学式を教えるのと同じ理由です。
 
 たとえばNHK交響楽団は、ジャズやポップス、たとえ河内音頭でも、
編曲者が譜面を配布すれば(世界共通の五線譜さえ見れば)特別な練習
をしなくても、ほぼ忠実に模倣することが可能です。
 
 クラシックのオーケストラは、あらゆる楽器、いかなる民族音楽にも
たちまち対応できます。ニューヨーク・フィルでは、武満徹に委嘱して、
尺八と琵琶を交えた《November Steps, 1967》を初演しています。
 
 同じく西欧の軍楽隊スタイルの吹奏楽団なら、国賓のための歓迎式典
で《君が代》はじめ、世界各国の国歌を、ただちに演奏できます。
 しかし宮内庁の雅楽部や京劇の合奏団では、交響曲を演奏できません。
 
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この回答へのお礼

そうなのですか!少しクラシックをうっとおしく思ってしまっていましたが、そう聞くとやはりすばらしいものなのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/07/31 23:40

明治時代になって、西洋の先進諸国に伍するには進んだ西洋諸国の教育を取り入れる必要があると政府は考え、音楽も西洋音楽が「一番いいはず」と考えられたらしいです。


音楽教育の頂点にある音楽大学から、西洋中世クラシックを全面的に取り入れた体制ができました。結果として、日本古来の琴や三味線は排除され、ピアノとオルガンで音楽が教えられました。
それ以来、音楽の先生は基本的にクラシックしか教わらないので、ポップスで教えることはできません。
インドの音楽はクラシックに劣らず体系化された音楽ですし、ジャズだって歴史は浅いものの、理論は体系化されています。クラシックだけが飛びぬけているわけではありません。


団塊の世代で、ロック音楽を当初から体験しました。当時は不良の音楽と白い目で見られましたが、「こんなに楽しい音楽が不良で、つまらないクラシックを学校で教えているのはおかしい」と感じていました。

ピアノ調律師(今は転職)になり、音楽教室の現場を長く見てきました。生徒はみな、中高生になるとロックやフォークに関心が移って、ピアノ超室をやめます。調律に行くとユーミンやサザンの曲集がピアノの上に置いてありました。
音楽教室をポップス中心に展開するよう助言しましたが、当時は理解されませんでしたし、教師もいませんでした。学校でも同じでしょう。

日本人には日本語を背景にした音楽が、江戸時代までは生活に根ざしていましたが、クラシック教育の弊害でこれらはほとんど放置状態です。

故、小泉文夫教授の著書「おたまじゃくし無用論」「空想音楽大学」などに、日本の音楽教育の問題点や経緯などがわかりやすく解説してあります。目からうろこが落ちますよ。
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この回答へのお礼

新しい観点からありがとうございます。
紹介していただいた本、非常に気になります。読んでみますね!
丁寧にありがとうございます。

お礼日時:2008/07/31 23:40

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