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昨日テレ朝の報道ステーションのスペシャル、環境特番で温暖化への警告の番組をやっていました。
グリーンランドの氷床の融氷問題を掘り下げていました。考えられる深刻な影響のなかには、氷が大量に海に溶け込むことにより海水の塩分が薄まり、北大西洋海流(暖流)がグリーンランド沿岸で冷やされ、南下するという循環の変更をもたらす、という説明がなされましたが、わたしが知りたかった「海水塩分の低下」から「海流の変化」への因果関係(なぜPからQになるのか)についての解説はまったくなされませんでした。
どなたか解説をお願いします。

A 回答 (4件)

海水が結氷するとき、氷の中に塩分は取り込まない(取り込んでも微少)ので、その近くの海水の塩分濃度は高くなります。

その結果、周りの海水に比べ比重が高くなり、沈みやすくなります(下降流が発生する)。
それに伴い、北大西洋海流(暖流)は引っ張られるような形で北上し、北極海近くまで流れ込んで来ます。
それが、温暖化により北極海の海水の塩分濃度が薄まると、それまでのような下降流が期待できなくなり、北大西洋海流(暖流)の北上は弱まります。即ち、海流の変化が起きる、ということです。
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『熱塩循環』でググってみて下さい。

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>北大西洋海流(暖流)がグリーンランド沿岸で冷やされ、南下するという循環の変更をもたらす、という説明がなされましたが



現在考えられているのは、北極海で冷やされた海流が深海底を流れてフィリピン近傍まで流れてくるというものです。

水は4℃が一番密度が高いのですが、真水よりも海水の方が重いですし、#1さんのおっしゃるように周りの海水からの流れも生じますから、下降流が弱くなるのでしょう。

CO2が温暖化の原因なのか、結果なのかいまいちはっきりしませんが、
いろいろ変動はあるのでしょうね。
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濃度勾配が発生すれば、均一にしようとする働きがうまれるので


周りの海水が塩分の低い海水に流れ込む
などの影響があるのでは?
温度が違っても、冷たいものは暖かいものの下に行こうとしますから
海流が変わる可能性はありますよね。

あくまでも個人的意見ですので参照までに。
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