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1980年ごろ、「このまま石油を採掘し続けると、30年後には地球はしぼんでしまう」という説をよく聞きました。しぼんじゃって困った顔をしている地球さんのイラスト付きの読み物を学校で読まされたような記憶があります。
そのころ小学生だった私は「そんなことになったら困っちゃうな」と心配でした。
まもなくその“30年後”になりますが、
「あぁ、地球しぼんできてるな」という実感はとても持てません。
あの説、いつのまにかフェードアウトしてましたね。
権威を持った人が、「厳密なデータ分析から導き出した結論です。皆さん、真剣に考えてください」という感じで出した説だと思うのに、
説を広めた人たち(マスコミとか学校とか政府とか、今で言うNPO団体とかもそうかな)が
「あの説、まちがってました。すいません。」と言うのを聞いたことがないし、
間違ってなくて絶対に正しい説で、深刻な問題だと言うなら、学者もマスコミも今まで強くアピールし続けていていいはずですけどその様子もないように思います。
私と同世代の人でもあの説のことを思い出す人はあまりいないようです。(口裂け女について言うみたいに、「昔よく言われてたじゃん」「あー、そんなのもあったねー」っていうノリで。)
あれは何だったのでしょうか? 私が夢の中で勝手に作ってしまった出来事でしょうか?

(地球温暖化の説も30年後にはどうなっていることやら)

A 回答 (6件)

私の小学校の頃の記憶(あやふやですが)は約40年で無くなると言われていました。


だいたい40年前の話です。
子供(19才)に聞くとやはりあと40年だと習ったらしいです。
どうやらある年から、毎年40年で無くなると言う風になったみたいですね。
何か陰謀のニオイが・・・
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この回答へのお礼

やっぱり、私が夢の中で勝手に作ってしまった出来事だというわけでもなかったようですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/21 20:33

30年といった年数はR/P比というものです。


この年数で枯渇すると複雑な計算で厳密に割り出したわけではなく、
単に確認可採埋蔵量をその年の生産量で割ったものです。

将来石油が地球上でどれくらい取れるかは全く不明で、
基本的に毎年確認可採埋蔵量は増えているため、
R/P比が年と共に減っていったりはしません。
今のところR/P比は40年辺りになっていますが、
10年後は30年かも、40年かも、50年かもしれません。
とりあえず、40年後に石油が枯渇するとは
あまり真剣には考えられていないようです。

ローマクラブが1970年代に成長の限界を発表した頃は、
石油危機の襲来があって大いに取り上げられました。
しかし、資源価格が上がると、人間は知恵を絞って対処しようとするわけで、
1980年代には技術が向上して使える資源量は急増し、資源価格は暴落します。
資源枯渇ばかりがあまりに喧伝され過ぎたためと、
結論とした成長否定論が途上国と先進国の両方に嫌われたため、
一時期の危機論は忘れ去られていきます。

ただ、何百年~何千年といったレベルでは持続可能性の問題がないわけではありませんし、
R/P比の意味と地球温暖化では話が異なります。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/21 20:34

>厳密なデータ分析から導き出した結論です。

皆さん、真剣に考えてください

たとえば、コンピュータにそのような結果になるように`人間が`
そのようになるようなデータを入力します。
(コンピュータは計算などするだけなので)
つまり、信憑性がないということです。
このことは現在の温暖化のコンピュータ予測でもいえることです。
データを入力スルものが人間である以上その人間の
意図どうりの算出結果となります。
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マスコミは非常に大きな力を持っていますので消費者1人がトイレットペーパーを買い占めただけで、それを報道したらみんなが大慌てで買占めを始めるでしょう。


それと同じで何の根拠もないうわさをたまたま報道したために一般の方々にそれが広がったのでしょう。

ちなみに現在の地球温暖化においても同じようなことが起こっており、間違った情報が報道されていることがよくあります。

これからもずっと同じことがあると思いますがさまざまなデータを参照して周りの方々に振り回されない意見を持つことが大切です。
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 不思議に感じるのは、石油を採りすぎると地球がしぼんでいくという発想ですね。

原油が地球の地層の中に湖のように存在しているのではなく、ほとんどの油田が岩盤の隙間に染み込んでいるような形で存在していることは、20世紀に入って人類が石油の有用性に目覚めた頃から分かっていたはずですので、そんな幼稚なことを流布する研究者や学者がいること自体が考えられないですよね。

 それに、油田から原油を採りつくしたとしても、現代の原油採掘は極端に言えば最後の一滴まで絞りつくすまで、地層に水を流し込みその圧力を利用するようなことまでしますので、最悪油田地層がスカスカになる心配はないと言えます。最近では水の代わりに、大気中の二酸化炭素を流入させるという、一石二鳥的な採掘を始めたりもしています。

 ともあれ、今で言う地球環境的な発想か、あるいは当時盛んに言われていた地球資源の枯渇への警鐘からか、そのどちらかは分かりませんが、多分人類への地球問題の危機意識を持たせようとする意図があったのかもしれません。

 石油に依存しきっていた地球ですが、ようやく事の深刻さに気付き始めています。私もささやかながら自転車を多用し、車の冷房や、部屋での冷房などを極力我慢するようにしています。もちろん、あなたが仰るように、もしかしたら数十年後には地球温暖化や石油枯渇って何?なんてことにもなっているかもしれませんがね(^_^;) でも今の全地球プチエコヒステリー状況って、意外と懐にも優しいし、なんといっても健康にいいですね!

 
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「地球がしぼむ」とは文字通り「地球の体積が減る」という意味だったかどうかが疑問です。

ご覧になったというイラストも、比ゆ的に(漫画的に)描かれたものだったかもしれません。
 「このまま石油を使い続けると石油が枯渇する」と言いたかったのではないでしょうか。今はあと40年くらい持つと聞いたことがあります。石油枯渇の時期の予測が間違っていたということでしょう。
 地球の土をよほど大量に他の星へでも持って行けば地球はしぼむかもしれません。しかし石油を大量に使っても地球がしぼむことは科学的にもありえなかったと考えます。
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