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オフじゃ、ヘルメット+ゴーグルを基本形としているようですが、これはどうしてなのでしょうか?

モータード用のヘルメットならシールド付きが多々見られますが違いは何なのでしょうか、オフロードでも水や泥が付いてもシールドの方がぬぐい取りやすくて、ゴーグルより視界も広いので便利な気もしますが。

何らかの理由でメット+ゴーグルの組み合わせが、ベストである結論になったと思いますが、どのような理由があるのでしょうか?

A 回答 (4件)

 元オフロード耐久乗りです。


 ワタシが参加していた頃は未だチンガード一体のオフロードヘルメットは無く(チンガードはヘルメットに『スナップ』でポチンと止めるだけ)、安全性に問題があるので『仕方なく』フルフェイスを被ったりしてましたが・・・

※皆様御指摘の様に、オフロード走行はハンパでない体力と持久力が要求されます。
 当然ハァハァ、どころかゼィゼィ言いながら汗ダラダラで走っているワケですが、そんな状態ではフルフェイスのシールドは10秒も持ちません。曇り止めなどいくら塗っても全く役に立ちません。

※そこで、フルフェイスにゴーグルというスタイルが出てくるワケで、これで走っている連中も何人かいましたが・・・自分は、チンガードがクチに近いこと自体で呼吸が苦しく、長続きしませんでした。(今日のオフ用フルフェイスは、例外なくアゴが突出していてクチ周りに余裕があるデザインになっていますね。そうでしょうそうでしょう、フルフェイスでオフを走ったことがある者なら、当然そういう形態に行き着きます。)

※更にコケた時・・・オフでは走行スピードが低いので、ロードの様にライダーが吹っ飛ばされるより、受身を取るヒマも無く地面にタタキ付けられます。すると顔面から落ちたり、更にバイクのハンドル周りに顔から突っ込んだりして、そうなるとクチに近いチンガードが歯!に当たり、クチビルが切れたり前歯が折れそうに・・・やはりオンロード用のフルフェイスはムリ!ぐわ~イテテテ、血が!血がぁ!もっとアゴ周りに余裕のあるフルフェイスは無いのかぁ!っという結論です。

※ドロが付いて拭取れるか?という話は・・・フルフェイスでも捨てシールドがあるので(F1レースなどでは使われていますね)ソレを使えば問題ないとも思われますが、実際にはそんなモノをチマチマ引き剥がしてる余裕は、オフロードレースにはありません。(基本的には、直線でも片手運転は不可能です。最近のモトクロスはよく知らんのですが・・・ステゴーグルを使っていたのは、自分の時代には走行に余裕のあるラリーレイド系エンデューロの連中だけでした。)
 自分はステゴーグルなど使っていませんでしたが、まれに前走車から飛んできたドロがベッタリとなる以外では、基本的には見えなくて不便に思ったことはありませんでした。思い出してください。自動車ではワイパーが無いと雨の日に危なくて走行できませんが、フルフェイスでは意外と見えてますよね?目の前のヨゴレは、目に近い方が焦点が合わず気になり難いという特性があるので、同様に、より目に近いゴーグルではフルフェイスのシールドよりも更に汚れが気にならない、という事はあるでしょう。
 勿論、ヨゴレがスカっと取れたらソレに越したことはありませんが・・・昔SCOTTから、ゴーグルの上に透明な帯状フィルムを渡し、ゴーグルの両サイドにつけたドラムで巻き上げるという『ヨゴレ取り』がありましたが(ゼンマイ仕掛けで、一瞬ボタンに触れるだけでスカッと汚れが取れました)、あれは驚くほど扱いがラクで効果的でした。フィルムが結構高価で、ドロドロになる事が判っている雨天のレース以外では使いませんでしたが、今でもあるのかな・・・?フルフェイスにも採用すればいいのに、と思える便利グッズです。

・・・っというモロモロの理由があり、今日のオフロード用フルフェイスとゴーグルの組合せは、非常に理にかなった組合せになっているといえるでしょう。
 ところで長くなりましたがついでにあと2つ。
 オフ用ヘルメットは長いバイザがついていますが、これにも重要な理由があります。

※まず・・・オフロードでは前走車が巻き上げるドロや石で『目くらまし』を食らうことがありますが、そんな時ちょっと顔を下げると、長いバイザがゴーグルへの泥や石の直撃を防いでくれます。

※更に・・・顔から突っ込んだ時、顔周りが直接地面などに当たるのを防いでくれます。ゴーグルは顔にピッタリ載っているので、ゴーグルが直接ぶつかるとメダマが飛び出そうというかハナが折れそうというか・・・これも昔はスナップのポッチン止めだけで、一度ぶつけると外れて飛んでいって回収不能に・・・オフロード耐久では、バイザーさえも何枚かピットに用意しておく必要がありました。
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この回答へのお礼

長らく放置していて、申し訳け有りません。もう季節が変わってしまいましたね。(~~;

ささやかな疑問でしかなかったのですが、細かな内容まで有り難うございます。
やはりそれなりの理由があるのですね。納得出来ました。
ついこないだ、初心者向きのコースを泥だらけになりながら走ってきました。モタード用のシールドタイプを使いましたが、途中で息で真っ白になり途中でシールドを上げました。書かれたことが「なるほど~」って再確認できました。
他の回答を頂いた皆様も、有り難うございました。

お礼日時:2008/10/31 14:57

元モトクロスライダーです、#2さんと同意見です。

ゴーグル以外では曇って走れません。

特にモトクロスはハードで、私が聞いた話ではトライアスロンと変わらないと聞いています。(#2さんと少し違う例えですね)


例を挙げますと・・・
小学生で1500m走で4分前半のタイムを出し、全国駅伝にも出場した弟が・・・モトクロスでは全開30分走れない程です。(私は遅いので割愛)
ちなみに素人さんだとコース2周でその日の体力を使い切り、膝ガクガク・ハンドルを握れない感じになります。(転倒したら更に短く・登り坂ならセル無いとリタイアです)
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ロードが散歩なら、オフロードバイクのライディングは、全力疾走です。


息が苦しくて・・・シールドじゃ、やってられないですよ。
通常のシールドでは曇って使い物になりません。
呼気がシールド内に入らないゴーグルでなければ視界は確保出来ません。
(それでも曇り止めを塗っていないと、発汗と体温で曇ってしまいますが)
ちなみにモトクロスの運動量は、アメリカンフットボールのそれに匹敵するそうです。

バイザーは、拭うのではなく、複数枚つけて視界が確保出来なくなれば一番上のものを剥がして使う捨てバイザーを使います。

トライアル等の低速での使用なら、移動時以外はゴーグルはしません。
それは視界と呼吸のし易さが、フルフェイスとはまったく比較にならないからです。

一度、まともにオフロードを走ってみればすぐに判りますよ。
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砂塵が舞い上がるようなコンディションでは、目元を密封しやすいゴーグルが有利です。

(実際は薄いスポンジフィルタが付いているので細かいダストだと目に入ってしまうこともありますが)
またオフロードレースは運動量が半端でありません。マシンを押して坂を登ることもあります。そのまま荒い呼吸がシールドにぶつかると曇りの原因になります。ゴーグルの方が曇りにくいのです。
オフロードもフルフェイスが主流になりましたが、呼吸の都合でゴーグルがそのまま使われています。実際マシンを押すような状況ではフルフェイス+固定シールドでは窒息してしまいます。ゴーグルの方が隙間が多くて呼吸しやすいです。

泥がシールドに付くと、擦っただけでは泥が広がるだけで視界が回復しません。レース中にバイクを止めて水で洗い流すわけにもいきません。ゴーグルも同じですが、ティアオフレンズやロールオフフィルムが早くから開発されたこともゴーグルが使われ続けている理由の一つでしょう。
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