プロが教えるわが家の防犯対策術!

私はオーケストラとかあまり興味はないのですが、
昔から、気になっていることがあります。
指揮者の上手い・下手はどうやって決まるのでしょうか?

有名な指揮者がやってるオーケストラを見ても、どこがすごいのかわかりません。
分かる方教えてください。

A 回答 (5件)

指揮者にはある意味「カリスマ性」が必要です。


同じオケでも無名の指揮者と有名な指揮者とで何がかわってくるかというと練習の時からの真剣さが違ってきます。
オケは協調が大切ですので、このバランスを崩してしまっては何にもなりません。
あと、耳が良くなくては駄目です。当然暗記力も大切です。
本番の演奏だけ見ていてもその時点で指揮者はただの飾りで客寄せの道具にすぎません。それだけ練習の時が大切なのです。といっても大指揮者など殆ど練習はしないそうで、プロのオケであれば副指揮者(アシスタント)が振るようです。ゲネプロをいれて3日合わせればそれで事足りるようです(アマではそうもいかないでしょうが)。
本当の姿はゲネプロとステリハだと思います。
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上手い指揮者はオーケストラを引っ張っていく能力があります。

あと、初顔合わせでも(例えば、入りどころがわかりにくい難曲をやっていたとしても)指揮が上手いとばっちり縦の線が揃います。言葉でかたらずとも指揮や目が「ココはこういう風に!」と語りかけてくるんですよね。

また、演奏を止めて説明するとき、こういう演奏にしたい!というときの言葉での指示、表現力が違ってきます。ここらへんは経験がモノを言ってそうです。若い人は概してあまり上手くないですね。理路整然としていて、かつ理屈だけにならないような指揮者と言うのはメンバーの信頼を勝ち取れるような気がします。演奏の指揮(士気)も違ってきますよ^^
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演奏する側からすれば、気分良く、楽しく、


かつ良い意味で緊張感のある演奏ができる
状況を創り上げてくれる人がよい指揮者です。
これは、やってみるとかなりはっきり差が出ます。

聴く側にとっては、もっと単純に、
自分の好きな演奏を聴かせてくれるのが
良い指揮者と思ってよいのではないでしょうか?
好きな曲を指揮者別に聞き比べて、一番気に入ったのが
その人にとっての良い指揮者だと思います。

批評家は色々音楽性とか芸術性とか語りますが、
究極的には官能の世界ですから、我々は理屈は抜きで
好き嫌いで考えていいと思いますよ。
その中で、より多くの人に好かれる指揮者が
いわゆる名指揮者たちなのだと私は考えていますが。
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例えば、同じ台本の芝居を別の演出家がやっているようなものだと思うのです。



話題になるのは、人と違った演出をやっている人(蜷川さんとか)であることが多いですが、地味でもその作家の言いたい事をじっくりと表現している人もいます。

でも客にとっては「シェークスピアの○○を見たよ」というほうが重要で、よっぽど凝った人でなければ同じ芝居を別の演出家で見比べたりはしないでしょう。

上手い下手は、とりあえずはそのオーケストラをどの程度「支配」できるか、という文脈で語られることが多いのですが、しかし、それが「良い支配かどうか」は別の問題です。

とりあえず「支配」できないと、オーケストラはまとまりませんので、それを前提としての善し悪しになりますが、支配することはあくまでも手段であって目的ではないと考えます。

あと、売れている指揮者が良い指揮者とは限りません。それはプロデュース能力の問題であって、クリエィティブ能力とはまた違うものです。

この話題はかなりわかりにくい部類に入るものですが、指揮者の善し悪しは演出家の善し悪しと同じようなものだ、と考えてもらうと見えてくるものがあると思います。
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指揮者が指揮台に立った瞬間に仕事の90%は終わっていると言われます。


そういうことかというと演奏会までの練習が大事なんです。
曲の解釈,表現など演奏会までにすべて終わってるんです。
オーバーな話,演奏会の日に指揮者がいなくても演奏はできます。(ある程度のきっかけは必要ですが)
つまり,指揮者の上手い・下手は曲を聴くしかないということですね。
ちょっと分かり辛くてすみません。
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