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宜しくお願いします。

他のカテで同様の質問をしたのですが、回答がつかなかった為、
改めて、こちらのカテで質問させて頂きます。

カテ違いでしたらスミマセン。


合成洗剤よりも石鹸の方が身体に安全、という話がありますが、
その話は本当に根拠のある話なのでしょうか?

石鹸の方が、すすぎに時間がかかるような気もしますし(すすぎ残しの心配)、
本当に石鹸の方が身体に安全なのか疑問に思っています。

どなたか詳しい方、教えて下さい。

ご回答お待ちしてます。

A 回答 (5件)

石鹸の成分をご存知でしょうか。


天然の油脂をアルカリで加水分解したものです。
テンプラ油の廃油を使って石鹸を作るというニュースはよく見かけるものですからテンプラ油も石鹸の材料になるということは理解できるはずです。牛肉や豚肉の脂でも作ることができいますが植物油を材料にしていることが多いです。普通に食物として摂取している油脂が材料になっています。単に「天然に存在する材料」というのではありません。

油脂は高級脂肪酸のグリセリンエステルです。生物由来の油脂の脂肪酸は枝分かれがありません。炭素の数が偶数です。体内で油脂が代謝される場合もこの条件が前提になっています。合成された枝分かれのある脂肪酸は代謝のプロセスにうまく乗ることが出来ません。

合成洗剤の出始めたころ、洗剤を含んだ下水が流れこんだ川が泡で覆われてしまって大きな問題になりました。その当時の洗剤の主成分がアルキルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩でした。ABSといいます。枝分かれが多くて生分解が遅かったのです。その後枝分かれの少ない直鎖型のABSに変わりました。LASといいます。かなりましになっています。それでも下水に流れた石鹸が1時間で分解されるのに対してLASは1日かかるというぐらいの差がありました。最近はこのLASも使わなくなっているようですね。洗剤の箱を見ると成分の1つに石鹸分(脂肪酸ナトリウム)という表示がありました。

洗浄に使った海面活性剤は必ず洗われたものの上に付着して残ります。食器を洗えば食器に残ります。シャツやタオルを洗えばシャツやタオルの上に残ります。料理に食器を使えば口に入ります。石鹸でも合成洗剤でも必ず口に入ってくるという前提で考える必要があるでしょう。

天然の油脂と同じものを合成で作ることは出来ません。普通に作れば多分収率は%のレベルだろうと思います。コストと時間をかければもう少し上がるかもしれません。でもppmのレベルで不純物をコントロールすることは出来ないだろうと思います。でも生物に対する影響はppmレベルで効いてきます。ppmのレベルで含まれている物質のコントロールは製造方法を変えることでしかダメだろうと思います。
主成分が同じでも不純物が異なれば別のものだと考えるほうがいいようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

詳しくて分かりやすい説明で助かりました。

食べられるような材料でできているなら安心ですね。

材料だけでなく、石鹸も食べて大丈夫なんですかね?(食べませんけど)

お礼日時:2008/07/18 17:23

>材料だけでなく、石鹸も食べて大丈夫なんですかね?(食べませんけど)



最近のことは知りません。昔はよく台所や浴室においてある石鹸がネズミにかじられたことがあります。
もしかしたらサザエさんあたりでもそういうのが載っているかもしれません。子どもの頃でしたからあんなの食べて大丈夫かなと思った記憶があります。キレイに歯型が付きますので「またかじられた!」とわあわあ言ってました。その当時は石鹸が油脂の成分と同じもので出来ているという事は知りませんでした。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

参考にさせて頂きます。

お礼日時:2008/07/23 18:51

石鹸と合成洗剤の決定的な違いは、分解の速さです。



石鹸は天ぷら油のようなものをアルカリで処理したもので、食べても無害、川に流しても無害です(もちろん多量に流すと分解が追いつかず水質汚染につながります)。

合成洗剤は容易に分解されず、体内に入ると蓄積される恐れがあります。川に流すと少量でも水質汚染につながります。また、洗剤を合成する際に、不純物として毒性のある物質が混入している恐れがあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

材料だけでなく、石鹸も食べて無害なのですね。

合成洗剤は、分解されないなら怖いですね。まして毒物が混入している恐れ、だなんて……
恐ろしいですね。

お礼日時:2008/07/18 17:25

早い話、セッケンはサボンとか呼ばれていた江戸時代から使用されてきて「害の程度が知られている」処にあります。


合成洗剤が身体に安全かどうか「分かりません」。
種類も多いです。
アルキルベンゼンスルホン酸塩は「硬い」合成洗剤で、泡立ちが良く(良すぎる、出来た泡が消えない)界面活性剤としては優れていますが、生物による代謝が難しい。
その後出てきたアルコール系などの非常に多くの洗剤は、まだ評価が定まっていません。
使用の用途を限れば「それなり」に安全です。
上手く使いこなしましょう。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

せっけんの方が歴史がある分、信頼できるのですね。

使用の用途を限って上手に使いこなす、とのことですが、
具体的に、どのような用途には石鹸が適していて、
どのような用途には合成洗剤が適しているのでしょうね?

お礼日時:2008/07/18 17:13

論拠は もともと天然に存在していた物質で 分子を合成する等の方法を行っていないこと  だけのようです



天然に存在する物質は無害で 合成した物質は有害であるとの神話が根底にあります

無農薬と天然素材とか天然水が売れるのは その神話が根強く浸透していることを証明しています

余談ですが 天然水ってなんだ 化学的合成水などほとんど無いのに・・・
水道水や川を流れている水全て天然水なのに・・・

日本人の一般大衆の実力は その程度です
ですから ちょっとした誤報でパニック状態です

汚れを落とす能力は合成洗剤の方が桁違いです 念のため
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

神話に過ぎないのですか。

天然という言葉も、ずいぶん曖昧なんですね。

お礼日時:2008/07/18 17:14

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