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「メタルギアソリッド4」の完成披露発表会の席上で
このゲームの製作総指揮を務めたクリエーターから
日本のゲーム業界の先行きを案ずる発言が出たそうです。
日本発の本格ゲームが少なくなってきていることが背景にあるようです。

衰退する国内制作の本格ゲーム ゲーム王国復活への道筋は?↓
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/2008 …

確かにここ最近、国内のゲーム業界は景気が良いといわれていますが
それは「脳トレ」などのお手軽系ゲームが大ヒットしたためであり
世界市場で戦えるような本格ゲームは逆に減ってきているようです。
本格ゲームが国内では売れにくくなってきているのも原因なのかもしれません。

お手軽系ゲームが売れるのは
ゲーム業界にとっては良くないことなのでしょうか?

A 回答 (5件)

wiiが出る前、プレステが席巻していたころは逆のことが言われていたような気がします。

全く逆で「こんなゲームおたくの人しか買わないゲームばかりでは先細りだ」という感じで…。

最近は何でも軽薄で、メーカー製パソコンでもプリインストールのソフトは少なくして、価格を抑えているそうです。
ケータイからのネットを常用し、たまにパソコン扱ったらびっくりした…みたいな質問を、ここでもよく見かけます(苦笑)

いわゆる本格的ゲームをする人の操作をしているのを見ると、ほとんど職人技とも言える操作、すばらしいひらめきなどが重要なタームみたいです。しかしながら、お手軽ゲーム系の操作は頭を使うというよりも、インターフェースの持ち味を生かして体を動かす操作ですよね。

そういう操作をする人に、前者のゲームは受け入れられるか、と言うとそれは自然にNOTだと思います。いつもオートマ車乗用車しか乗らない人は、レガシィMTに魅力は感じないでしょう。

もしかすると、作る側にも「思い込み」と言うのがあるのかもしれません。せっかくかんたんなインターフェースがあるのだから、それを使うという、それこそ「思いつき」が必要なのかもしれません。

かんたんなお手軽ゲームが売れることは決して悪いことじゃないと思いますが、それを発展させると言うのが、最近ちょっと見えませんね。売れるのは大昔からあるビッグタイトルばっかりですし。

以上、偉そうなクチ叩きました。ゴメンナサイです…。
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この回答へのお礼

>「こんなゲームおたくの人しか買わないゲームばかりでは先細りだ」

そうだったと思います。強く主張していたのは任天堂だったでしょうか。
だからこそ、DSやWiiが開発されたという面はあると思います。
ゲーム機のスペックだけを追求しても先は見えてこないと…。

参考URLでも挙げられている「脳トレ」を中心とするお手軽系ゲームの台頭は
紛れも無く「DS」「Wii」という新機軸のゲーム機によるものだと思いますが
ただ、そこで取り込んだ多くの新規層のユーザーの人たちは
MGS4などの本格ゲームには興味を持たないことが多いのかもしれませんね。

回答されているように、お手軽ゲームが売れることは悪いわけではないが
それを発展させることにかなり苦労しているということなのかもしれません。
結局、過去の人気シリーズに頼っている部分が大きいのかもしれませんね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/27 05:11

はじめまして。

ゲーム制作の仕事をしています。

お手軽ゲームの登場で、ユーザーのすそ野が広がったことは良いことだと思いますよ。
会社側からすれば、ユーザー数の増加はビジネスチャンスの増加にもなります。
また、本格ゲームの制作に比べると、制作費や制作期間、必要なスタッフ数がはるかに少ないので、
赤字になりにくいというのもあると思います。
赤字になる可能性が低いとなれば、野心的なゲームの開発も可能になるかもしれません。
結果、面白いゲームができて業界が盛り上がれば、ユーザーもまた増えることになるかと思います。

本格ゲームにつきましては、何だかんだで需要はありますし、
各メーカーの看板タイトルでもありますので、数は減ってもなくなることはないかと思いますよ。
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この回答へのお礼

今現在ゲーム制作の仕事に携わっておられる方ですね。

>ユーザー数の増加はビジネスチャンスの増加にもなります
>野心的なゲームの開発も可能になるかもしれません

ゲーム会社やゲームジャンルによって多少違うのかもしませんが
回答者さんの会社では良い方に受け止められているようですね。
野心的なゲーム開発に意欲を持たれている方々にとってみれば
お手軽ゲームが増えてきた今は
「絶好のチャンス」と考えられているかもしれません。

おっしゃるように、本格ゲーム自体も無くなることはないでしょうし
ゲーム業界にとって悪い影響が出てくるとは必ずしも言えなさそうです。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/30 02:20

以前ゲーム作ってました。



元々お手軽ゲームを買うライトユーザーとRPG等の時間の掛かる面倒なゲームを複数買うヘビーユーザーは別の客層です。
昔は、両方の客層を1本のソフトで相手にするべく色々と思考錯誤してきたわけなのですが。
最近は、層を分けて開発するようになってきているみたいですね。
ライトユーザー狙いのお手軽ゲームで簡単に儲かるとなると1本あたりの制作予算が減り人口の少ないヘビーユーザー向けを作る会社が減っていく… は考えられるかと思います。

ゲーマーな方々には辛い話ではあるかもですが、業界的には何とも。
本格ゲームが売れにくくなったのは発売されるソフト数が増えたからで開発されていないわけではありませんよ。
買う人の人数はそう増えていませんから。
ドラクエしかなかった時代はその1つに群がるしかなかった。
けど今は無数に存在するんです。1つに集中しないのは仕方ありません。
本格ゲームの数が減っていけばまた1つのソフトの販売数は上がるでしょう。

会社の数が過剰なんです。多少淘汰されるのは仕方がないかと。
ユーザーに影響はないと思います♪
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この回答へのお礼

ゲーム制作に携わっていた方なんですね。

回答されているように
ライト層とヘビー層は全く異なる別の客層だと考えられるかもしれません。
脳トレを買った人が、MGS4で遊んでいる姿はなかなか想像しにくいですし…。

経営面から見ても、開発費がかかる割には売れない本格ゲームよりも
開発費が少ない上にある程度の本数が売れるお手軽ゲームに注力するのは
ごく自然の流れなのかもしれません。

ドラクエは、今でもリメイク作が100万本以上売れる人気シリーズですが
このようなシリーズは珍しい部類に入ってくるのかもしれませんね。

ゲーム業界は合併や経営統合が相次いで行なわれてきましたが
まだ淘汰されずに残っているゲームがあるのかもしれません。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/27 05:57

>お手軽系ゲーム


質問者さんは、脳トレを槍玉にあげていますがわたしの中では
携帯機(DS・PSP)で遊ぶゲームは全てお手軽系であると考えて
います。

DSはふたを閉じればスリープモードに入るし、PSPも似たような
機構は存在しますよね(わたしは機構を使っていませんが)

故に
>お手軽系ゲームが売れるのは
 ゲーム業界にとっては良くないことなのでしょうか?
この発言は携帯機の存在自体がゲーム業界にとって有害であると指摘
しているようにわたしは感じます。

商売なんだから、お手軽だろうが自称超大作だろうがメーカーに
とっては売ることが大切なのです。

自社努力が足りないのを棚に上げて、売れている物に対して嫉妬し
足を引っ張ろうとするクリエーターはまず努力しろと言いたいです。
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この回答へのお礼

>携帯機の存在自体がゲーム業界にとって有害であると指摘している

自分では気付いていませんでしたが、確かにそうとも受け取れる言い方ですね。

例えば「ポケモン」は携帯機だからこそ大ヒットに結びついたとも言えますし
(最近ではモンハンがそれに当てはまるかもしれません)
"携帯機=お手軽系ゲーム"というわけじゃないですからね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/27 05:36

総じて、日本のRPG含めたゲームは非常につまらなくなったのは紛れも無い事実です。

昔は一般の世の男性は皆で揃ってドラクエやFFに行列を作ったもんです。

私も昔はゲーマーでした。

でも今は違います。あまりにもつまらない。
ハードの性能向上に伴い3Dや八頭身キャラや描写をやたらとリアルに追及。大作ゲームでも程度の低いアニメキャラの声優を起用。正直、軽い映画やテレビです。映画の中の人を動かしている感じ。

昔のドラクエやFFは主人公は喋りません。それが故にゲーマーは各キャラに独自の思いいれや創意工夫をキャラ一つ一つに重ねゲームをしてきた訳です。正直言うと昔を美化するが故に昔のゲームは面白かったと言うのではなく、今やってみても昔のドラクエやFFは面白いです。未だに。これが大作と言われる所以でしょう。

現在のドラクエやFFはと言うと・・・ヤル気にはなれません残念ながら。

いくら本格的にRPGを作りこんだ所で、映画のようなリアル描写で三流アニメっぽさが残るキャラ描写、八頭身でアニメ声の声優キャラが喋る糞つまらないゲームなんて、あの話題性だけで流行らないセカンドライフの中の住人の八頭身キャラを動かすようなゲームを作っても、ユーザーを振り向かせる事はできないでしょう。

要はゲームってのは現実社会とは、いい意味で大きく逸脱するべきだと思うのです。でないとゲームの魅力はありません。ゲーム性が失われたゲームにもう魅力はありません。

だからこそ、馬鹿ゲーや脳をトレーニングできる手軽ゲームやゲーム性の高いゲームなどが流行るのだと思います。

作り手の意識が、高い技術レベルでのキャラ描写や音楽や超綿密なストーリー設定などに目が向き過ぎていると思います。RPGを作る上で最新技術を使い最高の仕事をするのはいい事ですが、皮肉な事にそれがゲームをつまらなくしている要因だと思います。
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この回答へのお礼

確かに、ここ数年でゲーム機の性能は著しく向上していると思いますが
それが単なるグラフィック面や演出面(ボイスなど)の向上に止まっていて
いわゆる「ゲーム性」の向上にはほとんど貢献していないようにも思えますね。

ただ、上記のようなグラフィック面・演出面が向上したソフトは
海外では売れているのが実情のようで(FPSなどに多い)
日本人との趣向の違いは鮮明になっているのかもしれません。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/27 05:22

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