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質問です。
昨今、日雇い・短期派遣が行政から厳しく指導を受けていますが、日雇い・短期アルバイトはまったく問題がないのでしょうか?
どうも違いがわかりません。
「雇用の安定化」のために日雇い派遣を中止するなら、日雇いアルバイトもいけないことになると思うのですが…。
というのも、さっき、大々的に日雇い・短期アルバイトの紹介をしている広告をネット場で見つけまして。
どういうことなんだろう?と疑問に思い、質問いたしました。
どなたか、ご解答の程、宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

根本的には、直接雇用か関節雇用かの違いがあります。


露骨に言えば、ピンハネの有無です。

現在の派遣や偽装請負にかかる問題の多くは、
間接雇用であることが原因になっています。
直接雇用は、多様な働き方というタテマエが通りますが、
間接雇用は、多様な働かせ方でしかありません。

派遣会社の実態は、テキ屋の仕切に喩えれば、
扱う商品の選択権が無いけど所場代を売り上げの3割ぐらいとる、
といったところでしょうか。

日本の法体系では、固有の技能や能力を商品にすることは認めますが
労働力自体を商品にすることは認めていません。
現代の派遣法は、労働力を固有の技能に読み替えるという、
法の精神に反するものですから、それがより本来の姿に変わることは
歓迎すべきことかと考えます。
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この回答へのお礼

ご解答の程、ありがとうございます。
アメリカでは派遣という働き方が主流なのに、日本ではなぜこんなにも揶揄されているのだろう、という疑問をもっていたのですが、10ken16さんの回答で納得いたしました。
派遣が良い、悪いの判断は別として、派遣事業が何を売るのか、を考えることはとても重要なことだと思いました。
日本の法体系において「労働力自体」を商品にすることは認めていない、とのことですが、その法はとても意味のあることだと思います。
形は違えどそもそも「労働力自体の売買=奴隷」といえるのではないかと思いまして。
それらを踏まえて、日雇い派遣とアルバイトの違いについてもよくわかりました。
誠にありがとうございました。

お礼日時:2008/08/01 10:01

アルバイトを禁止したらそもそも労働が成り立ちません。


学生や主婦がアルバイトをしたい場合も禁止では本末転倒です。

日雇い派遣というのはブローカー職なのです。むかしはチンピラがやっていました。
労働者を集めて給料をピンハネするといえば分かり易いでしょうか。
お店から直接お金をもらうアルバイトは全然違うと分かって頂けるでしょう。

日雇いされる側もアルバイト以上に給料を稼ぎたいので日雇い派遣の方に集まってきます。
つまり、生計のために金が欲しいけど職が安定していない層が対象なのです。

日雇い労働者は生活にかける比重がアルバイトより色濃いので
その社会的地位が低いままでは雇用の安定化など望めないということです。
勿論、国の成長率や税収を考えた上でもマイナス面が大きいので
できるだけ正社員になるようにとの措置なのです。
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この回答へのお礼

ご解答の程、ありがとうございます。
とてもよくわかりました。
確かに、アルバイトを選ぶ人と派遣を選ぶ人とでは労働にかけることができる時間が違うということを見落としていました。
しかし、「日雇い」になれてしまった派遣社員の人が、アルバイトの日雇いに流れていってしまったらどうなってしまうのだろう、と思いました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/01 09:50

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