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SHM-CD(Super High Material CD)という高音質CDがありますが、これはSACD等と異なり、基本的にはCD技術の枠の中で、素材を変えることでエラー率を下げ、高音質になっていると理解しています。
(ちょっとこのへん怪しいですが)

このSHM-CDをAIFFもしくはWAV等の非圧縮フォーマットで取り込んだ場合、通常のCDと異なることはあり得るのでしょうか?

原理的には記録されているデジタルデータ自体は(マスタリング等の違いがなければ)、同一であるはずかと思います。
CD、SHM-CDの取り込み時には、エラー訂正を行って取り込みを行うとします。

とすれば、データとしては、

 CD=SHM-CD=非圧縮取り込みデータ

音質的には、

 CD<SHM-CD=<非圧縮取り込みデータ(同等かそれ以上)

となる、という理解でよいでしょうか?
(非圧縮取り込みデータは、高速読み出し+音楽用の高音質DAコンバータ利用の前提です)

どなたかご教示いただければと思います。

A 回答 (3件)

更に追記というか補足というかですが


>CD<SHM-CD=<非圧縮取り込みデータ(同等かそれ以上)
この辺はほぼ合ってると思って良いかと思います、
CDをリアルタイムで再生する場合、
信号として刻まれてる最小単位の3Tに併せて読み取り速度を可変させますので、
これが均一でないと小刻みにデータの抽出が揺れる事になります、
バッファ機構やFIFO(非同期読み出し)を使い、
ジッター・ノイズ対策や電源部がしっかりしてるなら影響は少ないでしょうけど、
実際はそこまで真面目にやってるのは一握りの製品ですからね。

PCでHDDへ取り込んでいる場合出力側デバイスの要求に応じて、
バッファが枯渇しないようにHDDから非同期で読み出しているのと、
I/O各所にバッファが存在するためその辺の揺れがアイソレートされる、
(再生ソフトで一曲丸ごとメモリ上に展開すら出来ますからね)
この辺りからデジタルアウトを使ってデータをDACへ供給する分には結構高性能かと思います。

個人的には使用してるD-70vuとペアになるP-70vuよりfireface400の方が良く感じられましたから。
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何点か補足を


>やはりこれまでのCDは、データ損失によって音質が悪くなっていた、ということですね
損失と言っても99%は最終的にC1C2と言う形で完全に修正されています、
通常バイナリレベルでCDPのデジタルアウトとPCのリップを比較しても完全に一致します、
どちらかと言えばエラーの元となる、CDの反りや乱反射が減り、
サーボや訂正回路が動く際に発生するノイズが低減され、
結果としてジッターやら何やらが普通のCDよりも改善されているという感じかと。

因みにPCでエラー訂正を使って読み込むと言っても、
オーディオフォーマットにはパリティが存在しないため、
CDPと同じレベルのエラー訂正ですよ。

>DISCMANのバッファ
長時間のバッファ機構そのものはCHORD/DAC64やEsoteric/D-70他の様に存在します、
ため込んでから非同期で読み出してジッターを低減するタイプですね、
但し、ポータブル機では消費電力の低減や、長時間のバッファを売りにするため、
初期はATRACを使ってMD同等のレートへ圧縮してバッファしていました、
最後の方の製品では非圧縮も選べたので、こちらなら改善できる可能性は有ります。
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この回答へのお礼

なるほど、ようやく理解できてきました。

たしかに、CDにはパリティがありませんので、そんなに有利ってわけでもないですよね。
(むしろ、通常PCがリッピングする際には何倍速というスピードで読んでいますし)

> どちらかと言えばエラーの元となる、CDの反りや乱反射が減り、
> サーボや訂正回路が動く際に発生するノイズが低減され、
> 結果としてジッターやら何やらが普通のCDよりも改善されている
> という感じかと。

素材のおかげで、リアルタイム読み込みの際に、より精度があがって、余計なノイズが乗らない、という理解をしました。

そういったノイズが、聞いてわかるほどの影響を及ぼしているのですね。

丁寧な解説、ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/04 08:26
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この回答へのお礼

基本的にデータはいっしょ、ということで理解しました。
ということは、やはりこれまでのCDは、データ損失によって音質が悪くなっていた、ということですね。

余談ですが、むかしDISKMANなどが流行っていた時代、よく60秒ぶんとかバッファリングして音飛び防止をうたっていましたが、そういった機構だと実は音質に寄与していたのかも(ちょっとだけ)気になるところです。

お礼日時:2008/08/03 23:01

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