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現在医師不足や患者のたらい回し等医療業界の話題が毎日のように出ていますが。
今後どうなっていくと考えますか?

私は看護基準に5:1ができてついてこれない病院は閉鎖に追い込まれると考えます。
30年後には医師・看護師共に充足になり、むしろ溢れる時代がくると考えます。
皆様の医療業界の状況を判断してどう感じますか?

A 回答 (1件)

医療業界で働いてはいませんが、ご質問の問題についてはちょっとかじったことがあります。


例えば今や新卒(っていうのかしら?)弁護士の25%が就職先が決まらないそうです。エリートの象徴であった弁護士とてバッジがあれば食える時代は終わったようです。しかし、就職先が決まらないからといって弁護士が充分私たちの周りにいきわたったかというと、全く違います。特に地方の弁護士不足は深刻だそうです。つまり世の中思い通りにはならないってことですね。

地方の医師不足はさらに深刻です。ある地方病院では「年収三千万円でも医師が来てくれない」と頭を抱えています。なぜそれだけ高給でも来ないのかというと、そういった地方病院では医師が不足して医師ひとりのこなせる量をはるかに超える患者が押し寄せます。病院という業務上「こなせないから来ないでください」とはいえません。結果、医師の勤務は常識を逸した過酷なものとなり、「いくら給料をもらってもこれでは過労死してしまう」となってしまい激務に耐えられず医師が辞めてしまいます。そしてさらに医師が減るので残された医師への負担がさらに増えさらに激務となり残された医師も耐えられず辞めてしまい、とうとうその病院ではその診療科を閉鎖するということになってしまいます。これが既に地方で起きている現実です。
おそらく、ご指摘のとおり閉鎖に追い込まれる病院は出てくるでしょう。既に閉鎖に追い込まれている病院もあります。ただし、主に地方の病院で、ということになります。これから地方特に景気低迷に悩む地方ではさらに病院閉鎖が相次ぎいわゆる「医療格差」が深刻になってしまうと思います。
医療関係者の充足については、溢れるのは都会のしかも一部の診療科についてのみ溢れる時代が来るでしょう。既に歯科の審美歯科は「楽して儲かる」ということで過剰状態となっています。負担の少ない眼科医や皮膚科医は遠からず溢れることとなるでしょう。しかし、負担の多い産科医や小児科医の不足は決して解消されることはないでしょう。

また30年以内にさらなる「老人切捨て」の医療改革をせざるを得なくなると思います。既に後期高齢者医療制度というのができて、介護保険は導入早々にして既に「破綻寸前」となっています。よくジョークで病院の待合室で老人が「今日は○○さんを見かけないけど病気にでもなったのかねえ」というのがありますが、世のお年寄りが毎日毎日病院や接骨院に行くのをやめていただかないと国の制度そのものが破綻するということになります。
あと30年後には「国民寿命制度」なんてのができて「75歳以上に対しては病気への治療はしません」なんてことになるのかもしれませんね。いや、笑えない話ですよ。
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