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考えてみましたが、どうも「どっちのほう」という言い方にやや語弊があるような気がするんですけどね。
漢字で書くと「何方」と「何方の方」ですよね、後者の「何方の方」は二つの「方」も重なったから、誤文にでもなったかと。(ちなみに、YAHOOで「どっちが」と「どっちのほうが」をキーワードとして検索してみたら、「どっちが」のほうが圧倒的に結果が多いですね)
日本人じゃないせいか、どうも腑に落ちないので、回答お願いします!

A 回答 (4件)

goo辞書によると


どちら→どっち

どちら 1 【▽何▽方】
(代)
(1)不定称の指示代名詞。「どっち」より丁寧な言い方。
(ア)不特定の方向・場所などを指し示す。
「西は―ですか」「―へお出かけですか」「―にお住まいですか」「お勤めは―ですか」
(イ)複数、特に二つのものの中から何か一つを選ぶとき、限定しないままそのうちの一つを取り立てて指す。
「コーヒーと紅茶と―になさいますか」「―でも結構です」
(2)不定称の人代名詞。
(ア)(多く「どちらさま」の形で)どなたさま。「だれ」より敬意が高い。
「―さまでいらっしゃいますか」「―さまももう少しお待ち下さい」
(イ)(1)(イ)を人について用いる。どのかた。
「―がお兄さんですか」
〔(1)(イ)、(2)(イ)で、その中から何か一つまたは一人を選ぶことが困難なときは、助詞「も」を添えた「どちらも」の形で、複数のものを一括して指し示す。「―もいりません」「―も優秀な生徒です」〕
――かと言えば
あえて言えば。
「―はにかみ屋だ」

どちらは方向、人、物などを選ぶときに使います。
「ほう」は方角だけでなく、人、物も表しますから別に間違いでは有りません。
この場合の「ほう」にはあまり意味が無いのですが、文章を柔らかくする働きがあります。
「どっちが好きですか」
「どっちの方が好きですか」
全く同じ意味でしかも正しい使い方ですが、下の方が丁寧に聞こえます。(日本人には)
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この回答へのお礼

なるほどね。回答有難う。参考になりました。

お礼日時:2008/08/15 16:50

こんにちは。

先のご質問にも回答していますので、そちらもご参照下さい。

ご質問1:
<「どっちのほう」という言い方にやや語弊があるような気がするんですけどね。>

語弊はありません。

1.「どっち」は「どちら」のくだけた言い方です。

2.従って「どっちの方(ほう)」は「どちらの方(ほう)」のくだけた言い方になります。

3.この「方」は「並べて考えられる幾つかのものの1つを指す」のに使う語です。

4.英語で言えばoneにあたる単語です。

5.つまり、この2つの語感の違いは以下の英文の違いと同じ感覚です。
例:
Which do you like better, A or B?
「AとBのうち、どっちが好き?」
Which one do you like better, A or B?
「AとBのうち、どっちの方が好き?」


ご質問2:
<検索してみたら、「どっちが」のほうが圧倒的に結果が多いですね>

理由は、「どっち」で事足りるからです。

1.「どっちの方」は、「どっち」を詳しく言い表した表現です。

2.つまり、「どっちの方」は「どっち」に含まれます。従って、「どっち」を使えば、「どっちの方」の意味も含んでいるので、「どっち」を使っていれば無難に事足りるのです。

従って、「どっち」の方が使用例が多いのです。

以上ご参考までに。
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こんにちは。



>>>
YAHOOで「どっちが」と「どっちのほうが」をキーワードとして検索してみたら、「どっちが」のほうが圧倒的に結果が多いですね

その検索結果で判断するのは、まずいです。
「ほう」を漢字にして「どっちの方が」で検索すれば、
「どっちが」の2倍ぐらい多くヒットしますよ。


さて、
実用上、「どっち」と「どっちの方」は、意味の違いはありません。
意味ではなく、感覚やリズムの問題です。

難しいと思いますが、例を挙げてみますね。


レストランでメニューを見ながら、スパゲッティーとピラフで迷ったとき、
○「どっち(どちら)にしようかな。」
△「どっち(どちら)の方にしようかな。」


道を歩いて、分かれ道に来たとき、
○「どっち(どちら)に行けばいいんだろう。」
△「どっち(どちら)の方にいけばいいんだろう。」


誰かへのプレゼントを買うために、店に行ったとき
○「どっち(どちら)がいいかなー。」
○「どっち(どちら)の方がいいかなー。」


2つの物を相手に差し出しながら、
○「どっち(どちら)がお好みですか。」
○「どっち(どちら)の方がお好みですか。」


訪問先で、コーヒーと紅茶のどちらがよいかをたずねられたとき、
○「どっち(どちら)でも構いません。」
×「どっち(どちら)の方でも構いません。」


スポーツ中継を見ているとき、
○「どっち(どちら)のチームが有利だろうか。」
×「どっち(どちら)の方のチームが有利だろうか。」
○「どっち(どちら)のチームの方が有利だろうか。」


以上、ご参考になりましたら。
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「どっち」「どちら」は、漢字で書けば「何方」となりますので、「どちらのほう」では、”馬から落馬する”や”白い白線”などと同じように不自然な用法になります。

但し、意味を強めるために、同じ言葉、または同じ意味の言葉を重ねて用いることもなくはありませんので、100%間違いであるとは言えませんが。

「どっち(どちら)のほう」という言い回しが使われる背景としては、「どっち(どちら)」が「何方」と書くこともわからない人が増えてきて、「選択肢のひとつ」という意味合いで理解しているからだと思います。「どっち(どちら)」は、もともと、不定称の指示代名詞であり、複数の中から一つだけを、限定しないまま、取り立てて指したり、不明または不特定の方向・場所を指すものですが、特に「どっち」という場合は、2つある選択肢のうちの一方を意味するということで使われることが一般的になってしまっていると思います。「2つの選択肢のうちどちらか一方」の意味で「どっちのほう」と使っているということになると思います。
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この回答へのお礼

同感ですね。回答有難う!参考になりました。

お礼日時:2008/08/15 16:51

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