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測定器のミリボルトメーター(ノイズメーター)はどの様な使い方をする物なのでしょうか。
テスター(アナログ、デジタル)はよく使っていますが、ミリボルトメーターとの違いがいまいち分かりません。
宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

補足の回答。


ミリバルは、交流電圧の測定器のため、入力部分で良質のマイカー(雲母)コンデンサーでDCをカットしています。(ACカップリング)
そのため、DC電圧の測定は、出来ません。
直流電源に乗っている余分なAC成分(リップル)電圧の測定が、DC電圧に反応しないので、直読できます。

殆どの場合、単体で使うことが少なく、低周波発信機・周波数カウンター・オシロスコープなどと組み合わせて使います。
そのため、dB/m・dB/v のスケール目盛が読みやすくなっています。
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この回答へのお礼

分かりやすい説明をして頂き有難う御座います。
テスターとの違い、ミリバルの使用目的など理解出来ました。
お世話になりました。

お礼日時:2008/08/19 18:16

昔のアナログテスターは、ACの電圧に対して、感度・周波数特性(電源周波数が対象)・入力抵抗が低いなど、オーディオ信号など、交流の微小電圧が正確に測定できません。


このため、増幅器を内蔵して高インピーダンスで広範囲な周波数(~1MHz)の微小交流電圧を測定するためにミリボルトメーター(ミリバル)または、真空管電圧計(バルボル)が別にありました。
又、増幅器の出力端子が有り、スコープなどの波形測定装置が接続できます。

しかし今の時代、デジタルテスターが、昔のミリバル並みの性能を備えているため、普通のミリバルは必要無くなり、ミリバルは、ミリボルトからマイクロボルト測定用に高感度になり、実効値・絶対値・平均値が測定でき、周波数特性もHF帯(~30MHz)くらいまでカバーし、聴覚フィルターを内蔵したノイズメーターが登場しました。

ミリバルはテスターと違い、微小な交流電圧を、高インピーダンスで、正確に測定するため、外部ノイズの影響を受けにくい同軸ケーブル(相当のシールド線)を使い、ブローブを接続するので、同軸ケーブルに合ったM型・BNC型の測定用端子を備えています。

オーディオ装置などの自作なら、デジタルテスターで充分に間に合うと思います。

この回答への補足

早速の回答有難う御座います。
素人的な質問で申し訳ないのですが、直流電圧の測定は出来ないのでしょうか。

補足日時:2008/08/18 18:14
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