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お医者さんが、他のお医者さんに紹介状書くとき、宛先に、
 「○○先生 御侍史」 または「○○先生 御机下」 と書かれます。

「○○先生 御侍史」
(1) 宛先人が高貴で、直接送るのが憚られる為、向こうの侍史宛に送るような体裁をとることによって、相手を敬う意を表す。
(2) 実際は自分が手紙書いてるんだけど、侍史に書かせたという体裁をとって、丁寧に扱ってる感を覚えさせることにより、相手を敬う。
・・・の2説があります。

(2)の場合なら、宛先に「御侍史」つけるのじゃなく、むしろ、差出人の名の下に「侍史」と付けるべきでは? 書いたのは自分の侍史なんだから。
_____________________________

「○○先生 御机下」
(1) とるに足らないような手紙だから、机の下にでも置いといて、ヒマな時にでも読んで…と謙遜し、相手をたてる。
(2) あなた様の机の下に居るほど、私はすぐ傍の存在です。従者です。…みたいにヘリクダル。
・・・の2説があります。

(2)の場合なら、差出人の名のアタマに書くべきでは?
「忠実なるシモベ、机下 ナンノダレベエ」 と。

いづれにしても、今では「宛名」+「先生」+「御侍史(または単に侍史)」、または「御机下」 が一般らしいので、先の説、二通りあるのが変では?と思いまして。

A 回答 (11件中11~11件)

こんばんは。

私なりの解釈ですが、

「侍史」については、手紙を自分で書くのではなく、他人に書かせる行為は、相手に対して失礼にあたる行為だと思います。やはり、直接渡すのを遠慮して、右筆(貴人のそばに仕える書記)を通じて差し上げる意だと解釈するのが妥当でしょう。(1)の解釈が正しいということです。(2)の説にある、丁寧に扱ってる感というのはあたらないと思います。

「机下」については、机の下にいるという行為は、隠れていることを意味しますので、陰謀など危険な香りはしますが、側にいる身近な存在だということのたとえとしては不適切です。「相手の机の下に差し出す」という意だと捉えるのが妥当だと思います。(1)の解釈が正しいということです。

あなたも指摘されているように、「相手を敬ってあて名に添える脇付」として使われることはあっても、差出人側につけることがないのが、その証拠でもあると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>他人に書かせる行為は、相手に対して失礼にあたる行為だと思います

・・・昔々、それなりに上位の人は、右筆に書かせるのが普通だったのでは? 「○○文書(もんじょ)」というものでも、文のほとんどを右筆が書き、最後に本人が花押(かおう=サインみたいなもの)を印して作り上げてた・・・と認識してますが。違うのかな? 直筆も無くはないでしょうけど。 

でも、いずれにせよ右筆に書かせたからといって「丁寧に扱ってる」に発展させるのはムズカシイと思いました。

「机下」は「膝下」とも書くそうで、ますます身近の感じがしますが、「机の下や、ヒザのあたりに放っておけ」は、ちょっとヘリ下り過ぎると思いました。 
差出し先として、「机やヒザ」というのは、直接手渡すのを憚る表れでしょうか?
だとすると、実は「侍史」に宛てるのと同じなんですね。


・・・ワタクシ事ですみません。 
明日の晩、例の「強制運動会」についての会合があり、それにむけてイメージトレーニングしてますので、今夜はNo.1さんへのお礼だけにさせていただきます。
私は、何件回答が寄せられてても、まとめて読んで、それから一件づつお礼書く・・・ことはしてません。
一件ごとに返答し、それから次を読みます。なので、返答が、あとの回答とチグハグになる事があるのをお許し下さい。
それでは おやすみなさい。あ、今午前零時になりました。
(返事が丸一日も経ってしまってスミマセン。)

お礼日時:2008/08/20 00:08

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