
質問は2つあります。
(1)メインの質問。
「存在しないものは、認めない」
これを論破してください。
(2)1から派生した質問。
「論破」とはなんでしょう。
1については、以前にこういう話を聞いたことがあります。
「猫がいる。その猫は箱に入っていて見えない。だから私は猫の存在を認めない。」
こういうのを考えるのが哲学である、と。
そのときは「なるほどなあ」と思ったんですが、いま、じっくり考えると、理論がおかしいように思います。
「哲学的な観点から」考えようとすると、ますます頭が混乱します。
よろしくお願いします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
あなたの「存在しないものは、認めない」と言う考えは、あなた自身という箱の中に入った猫であるかのように、その存在を認識することが出来ず、あなたの論理から言えば「存在しないはず」です。
その「存在しない」論理を認め、「存在しないものは、認めない」という考えを正しいものと認めているあなたは矛盾しませんか?
と言う感じですかね。
論破=議論をして相手の説を破ること(大辞林)
まぁ議論してないので、上に書いたことは論破とはいえませんが・・・
哲学は全ての学問の源流であると思いますが、
哲学者は得てして「伝えよう」と言う努力が足りないと思います。
なので、いろいろ矛盾がありそうな発言が多いですね。
ありがとうございます。
最初の一文が難しくて、何回も読み直しました。
「考えが存在しないから矛盾」
ああ、なるほどなあ、と思いました。
ある程度のやりとりがないと、「論破」はできないのですね。
納得しました。
No.11
- 回答日時:
「存在しないものは、認めない」
1)科学的には、存在の証明できない物は存在を認めない。
2)現実的には、現状において存在を証明できない仮定の存在は果たして本当に存在しないのかと言うのがポイントになり、日々の科学の進歩で存在を認められなかった仮定の存在が証明されて存在を認められると言うケースが多いので存在しない物も存在認をめざる得ない存在となり得ると思います(一般的な論破と言う見地から)。
「論破」とはなんでしょう。
論破とはあまりきれいな表現でありませんが、与えられた題の矛盾点、無理のある部分を見つけ証明して、与えられた題を否定することが一般的な概念と思いますが、私的には与えられた題の隠れた問題を見つけ、題の表面的な論破でなく、本質的な問題点を洗い出し証明、否定又は肯定する事と考えます。どんな物でしょうか?

No.10
- 回答日時:
これは難しく考えないで「0」の発見のことでいいですね。
論破というのは、その理論の限界範囲内でその理論が正しいことを
証明することによって、その限界範囲内にある異論を排除すること。
ではないでしょうか。
No.9
- 回答日時:
>「猫がいる。
その猫は箱に入っていて見えない。だから私は猫の存在を認めない。」これの応用が「シュレーディンガーの猫」といわれる実験ですね。
観測されないものは認めないという考え方は、バークリーかな。
存在するということは知覚されるということである、という。
で、その知覚の主体として「私」というものがあるという考え方。
そういうことですから、「存在しないものは、認めない」というのは独我論の発想なんだと思うんですよ。
独我論はいまだに大きな仮説です。
これを論破するのは、独我論を論破せよと言っているのと同じことで、一筋縄ではいかないはず。
今の私にできることと言えば、「逆に『存在しないものも、認める』という文も論破することはできない以上、どちらもグレーゾーンにある」とさらりと躱すことでしょうか。
論破というのは論理的整合性が取れていないことを発(あば)き立てるという程度に捉えています。
にしても、「存在しないものは、認めない」という場合、では存在するものはどうなるんでしょうか、というのは考えどころです。
(1)「存在するものも認めない」
(2)「存在するものについては認めたり認めなかったり」
(3)「存在するものは認める」
一般常識からは(3)なんでしょう。(1)だと認める認めないという区別と存在には何の関係もないわけですからあえて「存在しないものは認めない」という意味がない。厄介なのは(2)だと思います。非存在は全て認めないが、存在のうちに一部は認め残りは認めない、とする時、「[少なくとも]存在しないものは認めない」という風に主張の色合いは変わってきます。でもだからといってこれが通らないというわけではないし。
どうも足場のない謎ですね。
まああとはちょっと乱暴なやり方ですが、
「存在するということ」「存在しないということ」は存在するのかという質問をするという手もありかもしれません。
もし「存在するということ」「存在しないということ」が存在しないのならば、存在を判断するよすがは認めないということになってしまう。その結果何も認めようがなくなります。
普通の考え方では、「存在するということ」「存在しないということ」自体が存在するというのは珍奇な考え方なんですが、どうなるんでしょうかね。

No.7
- 回答日時:
メインの質問。
「存在しないものは認めない」これを論破してください。ということですが、これだけの文面では、論点が明快ではない様に思います。自分に見えないものは‘存在すると認めるわけにはいかない’と言っているのでしょうか。猫の話では、私には見えないから存在を認めない、と言っているわけですから、これなら論点がはっきりしているので、この観点に立って論じてみましょう。
箱の中に猫は入っています。でも見えないから、居ると認めるわけにはいかないという人に、ダブりますが「存在しないものは、認めない」と主張する人に‘見えないものは存在しないという主張であると受け止めていいですか、と念を押しておきましょう。
このように念を押されると、いやそういうことではないんだと言ってくるような気がします。ではどうなのか。聞いてみたいです。
理論がおかしいと感じるのはもっともなことではないでしょうか。
‘見えないものの存在は否定する’という主張になってしまっているからです。
哲学は‘存在’とか抽象的な表現を多用するので、論点が見にくくなりますね。
No.6
- 回答日時:
>「存在しないものは、認めない」
>これを論破してください。
「論破」する前に、「存在」や「存在しない(する)」がどういうことかを問う必要があるのではないでしょうか。
たとえば、Warum ist uberhaupt Seiendes und nicht vielmehr Nichts? とか、と。
No.5
- 回答日時:
<「猫がいる。
その猫は箱に入っていて見えない。だから私は猫の存在を認めない。」>猫がいる→存在していることを承知している
よって、「猫の存在を認めない」は誤りで、「箱の中の猫は私には見えない(見ることができない)」ですかね。
「論破」については、他の人が回答していますので省きます。
No.4
- 回答日時:
「猫がいる」といった時点でそこには猫が存在するのでしょ。
あとはそれを前提とした展開なので、猫はいるのです。
見えようが見えまいが。
似たようなことはアメリカの学者ジャック・クラインがその
著書でかいています。
No.3
- 回答日時:
派生のほうの助言で申し訳ないですが(哲学はわかりません……)。
この場合、「論破」(議論をして相手の説を破る)というよりは、「反証」(ある主張が偽であることを証明する)のほうが適当なような印象を持ちます(あくまで僕がですが)。
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