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お世話になります。
私は、28年前に東芝が開発した『adresユニット』と言うノイズリダクションシステムを買って、それ以降、カセットテープに音楽等を録る時は、必ず『adresユニット』を通して録音していました。録音するときに大きな音と小さな音の差を圧縮し、再生する時は元に戻すことで、ダイナミックレンジを拡げる装置です。当時はSONYが『DOLBY-C』、Technicsが『dbx』と、各社色んなノイズリダクション規格を出していました。
私は『adres』を通して録ったカセットテープが約500本ありますが、10年位前に『adresユニット』が壊れて、それらのカセットテープをまともな音で再生する事が出来なくなりました。メーカのサービスステーションに修理を依頼しましたが、「もう部品が無くて直せない」と言われました。
そこで質問ですが、当時の『adresユニット』はアナログ回路で構成されていましたが、現在はパソコンでソフトさえ組めば、何でも出来る時代ですから、アナログ回路の『Adres』に頼らなくても、パソコンソフトで『adres』と同じ様に『圧縮』と『拡張』をするものが有るのでは無いかと思った次第です。
そんなソフトをご存じの方がいらっしゃったら、情報を教えて貰えないでしょうか?
難しい質問かと思いますが、何卒宜しくお願いいたします。

A 回答 (4件)

楽しい昔話、懐かしいです。



私も、ADRES、ANRS、お世話になりました。

さてここからは、いささか否定的な回答です。
オーディオは趣味のものなので、色々に取れて絶対的なものでないことをご承知おき願ってお読みください。

私の当時の録音ソースは、
 ・FMエアチェック
 ・アマチュア吹奏楽の生録音
 ・LPレコードのダビング
 ・自然音(川の音とか)
などです。
カセット、2TR38cmのオープンリール、をメディアにして、同時に録音したものが多数あります。

質問者のように、機器の故障、修理不能から、それらをCDRに焼き込むところまで色々苦労しました。

その際、様々なNRシステムつきのカセットの音を、数十年ぶり聴き返し、驚愕し、落胆しました。

結局、「それらが最新技術で出てきた際は、それらが従来技術より当然優れていたため、素晴らしい音に聞こえていた、そういう気がしていた。」そのようなことだったのではないでしょうか。

所詮、カセットのダイナミックレンジは、オープンリールや、LPレコードや、ましてやCDとは比べるべくもありません。
私の使用した機材は、私の先輩(とてもお金持ち!)が、金に物を言わせて、専門店の老練な技術者と協力して維持してきたものです。
往時と比べてまったく劣化が無いとは言いませんが、おそらく入手できる、最良のものと考えられます。

CDのダイナミックレンジに慣れてしまった、今の耳では、みな、Hifiには聴こえず、AMラジオを聴いているように聴こえました。

しかし、そうは言っても、往時のFM放送の貴重なナレーション、亡くなられたディスクジョッキーの方の声、話、また、若かりし仲間たちの演奏は決して色あせることはありませんでした。

写真や8mm映画、ビデオ、文庫本の蔵書、みな、同じだと思いますが、墓の中まで持って行けるものではないですし、大概のものは、私には重要なものですが、息子たちには無用なものです。

割り切って、メディアチェンジ(現行機器に併せ、媒体を変えてダビングしていく)を、どんどん進めるか、その価値を見出せないものは、新たなものに置き換え、切り捨てる。そんなところが解決方法ですね。

今の私の悩みの種は、爆発的に量が増えてきた、ディジタルカメラの画像です。
これも、結局厳選して、本職にプリントしてもらい、アルバムに貼っておく以外、上手に保存は出来そうに無いですね。ディジタルメディアに入ったままだと、そのうち、再生不能になりそうですから・・・・・・。
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この回答へのお礼

P9000581様、回答ありがとうございました。
私もadresで録音したソースは、エアチェックとレコードのダビングが殆どでしたので、音楽データの多くは、現在でもCD等で手に入れることができます。一方、中には誰も知らない様なアーチストの楽曲だとか、貴重なトークとかもあって、時折聞きたくなります。
でも一番復活させたいのは、当時自分がアマチュアバンドをやっていて、その演奏をadresで録っていたテープなのです。
しかし、おっしゃる通り、その音源は私にとっては貴重なものの、息子達にはゴミでしかないですね。誰も聞きたいとは思わないでしょう。後生まで残す必要は無くて、私が生きている間だけ、何らかの方法で聞ければ良いのでしょうね。
私もカセットの前は、オープンリールでした。2TR38は買えなかったですが、4TR19を使っていました。「adresの出現で、やっと4TR19を越えた!」と思っていましたが、今聞き直したら、どちらもラジオの音レベルかも知れませんね。SONYのLカセット(カセットテープながら、オープンリールと同じ幅のテープを使っていた)+adresで録音したものまでありましたが、こっちは既にデッキがありません(^^;)
デジカメデータもおっしゃる通りで、どの写真が何処に保存されているのか、いつも探すのに苦労しています。フィルムカメラの時のように、気に入ったものだけプリントしてアルバムに貼っておく習慣って良いですよね。
もう一度、私の山のような財産の保管方法の『あるべき姿』を考え直してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/24 16:31

#2です。


ちょうどヤフーオークションにジャンク扱いですがadresユニットAD-3が出品されています。
※この出品者と私は何の関係もありません。
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g69 …
三洋の圧縮伸張方式NRはsuperDという名前でしたね。

参考URL:http://www.geocities.jp/savage99rs422a/infoseek/ …
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この回答へのお礼

RS-485様、情報ありがとうございます。
adresユニットの出品が有ったとは感激でしたが、さすがに完動品では無いですね。これなら、私のAD-2の方が、まだ綺麗です...(笑)。やはり、オークションで完動品を探すのも難しそうですね。私のAD-2は、見た目は綺麗で、電源も入るのですが、再生してみると隠った音になります。メーカのサービスステーションでは、「既にadres用のICが無いので直せない」と言われまして、修理も不可能なようです。
そうそう、三洋は『superD』でしたね。ノイズリダクションの頂点のイメージがありましたが、知り合いで買った人は居ませんでした。
ノイズリダクションの紹介URLもありがとうございました。

お礼日時:2008/08/24 15:56

#1さんが書かれているドルビーBとほとんど変わらないのはビクターのANRSです。


東芝のadresとはまったく違います。
圧縮伸張のadresはdbxに近いのでdbxユニットで再生できるという噂話を遠い昔に聞いたことがありますが実際に聞いたことが無いので真偽のほどはわかりません。
adresより普及率が高かったdbx-NRでもデコード処理できるソフトウェアはありません。

残念ながら中古のadresユニットまたはユニット使用可能なadresカセットデッキを購入するより他に再生する手立ては無いと思います。
運よく見つけられても高価だと思いますが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そう言えば、『ANRS』ってのもありましたねえ...。確か『アンルス』とか読ませていた記憶があります。三洋も何かもっと圧縮率が高いものをやっていた様に思います。名前は忘れましたが...。
『dbx』ですらデコードソフトが無いのでしたら、『adres』でそれを期待するのは無理そうですね...。
メーカさんは、独自の規格を出したのなら、後生まで責任を取って欲しいですよね。私はこれまで、『SONYのLカセット』『SONYのdigital8』『β-max』で酷い目に遭っています(><)。
仕方無いので、アドバイス頂いた通り、オークション等でadresユニットを探して見ることにします。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/24 11:10

大変懐かしい話ですね。



まず
>当時はSONYが『DOLBY-C』、Technicsが『dbx』と

これ違います
DOLBY-CはBのあとで作られた物で、DOLBY社が開発し
他の音響メーカーに卸していた物です
dbxもテクニクスが版権もっていただけで開発はdbx社です
まだハーマンから売られているような・・・
他にも各社色々ありましたが結局DOLBY-Cが世に出てから
一気に消えていってしまいました。


さて遠い記憶を呼び起こしてみます
私もadresは使用していました。
東芝=オーレックスですね
基本的な動作原理はDOLBY-Bとほとんど変わらなかったはず
ですからPC使ってなどとややこしい事しないでもDOLBY-B
で再生して、それでも高音がしゃりしゃり気になるようなら
グラッフィックイコライザーで補正すればかなりいい線行くのではないでしょうか。

PC通すと音は相当悪化します、

むかし安物ドルビーだと録音したあと再生すると高音がかなりこもり気味になってしまったりしました。
そのような時でも再生はDOLBYはカットしてGFRで補正したりしてたとおもいます
ドルビーにしてもなんにしても原理的にはGFRで録音再生の時逆の曲線描かせるにのが基本のはずだったとおもいます

いかがでしょうか。
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この回答へのお礼

回答頂き、ありがとうございました。
おっしゃる通り、SONYの『DOLBY-C』とTechnicsの『dbx』の表現は、間違っていましたね。
adresで録音した音を、そのまま再生したり、DOLBY-Bで再生すると、高音がシャリシャリと言うよりも、大きな音と小さな音の差が圧縮されているので、一本調子の音というか、ホントに変化のない音になってしまい、とても聞けたものではありませんでした。
DOLBY-Cやdbxでは、高音が詰まった様な音になりました。
代わりのノイズリダクションやグライコでごまかすのは無理そうです。

お礼日時:2008/08/24 10:58

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