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最近、特にテレビなどでの会話で、「~だなんて思っても見なかった」という表現をよく耳にするようになりましたが、私はこの表現に大きな違和感を感じています。

私としては、「~してみる」という表現は「試しに~する」とか「とりあえず~する」などといった表現に近いと考えているのですが、そうすると、

「思っても見なかった」=「ためしに思うこともしなかった」
あるいは、
「思っても見なかった」=「とりあえず思うこともしなかった」

となって、意味不明です。

果たして「思っても見なかった」は正しい日本語なのでしょうか?このことについて意見を聞かせてください。

なお私としては、「思いもしなかった」「思ってもいなかった」などが正しいと考えています。

gooドクター

A 回答 (3件)

この表現、意外と文語的なのかもしれないという気がしました。



文語に特徴的な表現に「係り結び」というものがあります。強調する語を前に言っておいて、
それに対応する形で分を締めくくるというものです。
「割れても末に逢わむとぞ思う」という表現は、口語訳では「逢おうと思うのだよ」のように
強調語を文末に持ってくるのが普通ですが、強調したいのが「思う」ではなく「逢わむ」
なのだということを明確にしようとすると、なかなか難しいものがあります。

「思ってみなかった」を普通に強調すれば、おっしゃる通り「思ってみたこともなかった」
のような表現になりますが、「みなかった」のを強調したいのではなく「思わなかった」
のを強調したいとなると、口語ではやや手詰まりです。ところが、文語のように、強調語を
前に持ってきてもよいとなれば「思いも」というところに強調点を置けるわけです。

何となく感覚的に思っただけです。正確な文法的説明は他の方に譲ります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

文語との関連性とは、新しい発想ですね。確かに、文語の「ぞ」とか「なむ」などといった係助詞は、現代語では廃れてしまっていますね。(「こそ」は残っていますが。)そうなると、私にとってこの表現は余りなじみのないものだったということでしょうか。(逆に、この表現を使う人たちは文語の感覚を持っているのか?!)

お礼日時:2002/12/16 13:13

「思っても見なかった」、という否定的な文章を、


肯定的な文章にすると、「思ってみた」となると思います。
ちょっと変な言い方で、まったくの口語ではありますが、
意味は通じると思います。

ニュアンス的に、「思った」との違いを考えてみますと、
「とりあえずこう考えてみた」「こういう考え方をしてみた」
という感じです。
「頭の中に考えが浮かび、それをちょっと客観的に眺めてみた
様子」のような感じでしょうか。

このように、~してみる、~してみた、という言い回しは、
仰るとおり、tryに相当する言葉だと思います。
これを否定形にすると、~してみない、~してみなかった、
となり、質問の例文のように過去形で考えると、

思ってみなかった

となると思います。
強調する意味の「も」が入り、「思っても見なかった」となる。
口語ではありますが、間違ってはいないと思います。

#1の方の「お礼」にある、

> 「思っても見なかった」=「思ってみたこともなかった」

これは、前者は単純に否定の過去形、後者は否定の過去完了形
という分け方になると思います。
「思ってもみなかった」=思うことすらかなわなかった、
想像の範囲外だった、なぜなら、いままでにそうした体験を
したことがなかったから、つまり「思ってみたこともなかった」。

一般的には、「~してみなかった」と「~してみたこともなかった」
は違うのは仰るとおりで、

「~してみなかった」:「~してみることもできたがしなかった」
「~してみたこともなかった」:「これまでに~しようとしたことは
なかった」

というニュアンスになりますが、
「思う」に関しては、

「思ってもみなかった」:「思うということができなかった」
「思ってみたこともなかった」:「これまでに思いが浮かんだことは
なかった」

となり、結論としては同じ状況を指すことになります。
これは、「思う」という行為の持つ例外的な特徴なのではないでしょうか。

この回答への補足

> ……口語ではありますが、間違ってはいないと思います。

文法的・言葉の構造的には間違っていないとは私も思うのですが……
言葉の意味が何かしっくりこないのです。

「思ってみる」というのは、能動的な動作だと思うのです。つまり、「(自分の意思で)思うという動作をする」
そのとき思わないという選択肢もあったが、思うという選択肢を自分で選んだ。

> 「思ってもみなかった」=思うことすらかなわなかった、
> 想像の範囲外だった、なぜなら、いままでにそうした体験を
> したことがなかったから、つまり「思ってみたこともなかった」。

とは言っても、自分を「思う」ことに至らしめるその根拠がないのなら、それは、「思おうとしなかった」のではなくて、「思えなかった」ということのような気がするのです。それなら、「思ってみなかった」ではなくて「思いもよらなかった」と考えるではないでしょうか。

やはり、

> 「~してみなかった」:「~してみることもできたがしなかった」

という一般理論が「思う」という動詞だけに例外的に当てはまらないというのは納得がいかないのです。

補足日時:2002/12/15 17:52
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

しかし長々と書いていただいたのに申し訳ないのですが、まだ私は納得がいかないのです。

お礼日時:2002/12/15 17:51

「思って」を「考えて」と置き換えてみるとわかりやすいのではないでしょうか。


ここでの「思う」は「考える」「想像する」「予測する」「予想する」の意味です。

いろいろ「考えてみる」は言えますよね。考えることを試みるのです。だったら「思ってもみなかった」は「考えて」も「みなかった」、「想像して」も「みなかった」となります。

ふだん、人はいろいろなことを予想し、想像して生活しています。「思ってもみなかった」は「かつて想像してみたこともなかった」ということだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

おそらくこの表現を使っている本人たちも「思っても見なかった」=「思ってみたこともなかった」だとして使っているのでしょうが……

ん~、でも「~してみなかった」と「~してみたこともなかった」はやはりイコールではないという気がします。
たとえば、「やってみなかった」と「やってみたこともなかった」は明らかに意味が違いますし……

お礼日時:2002/12/14 16:08

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