プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

レオナルド・ダ・ヴィンチの"da"やジョン・フォン・ノイマンの"von"はいずれも英語のofに相当する前置詞だそうですが、これらは姓の一部として扱われ、別々に使われることはないと記憶しています。
事実、前述のフォンノイマンなどは日本語以外ではほぼ必ずvon Neumannと記述されています。
ところが、ゲーテやビスマルクはフルネームにvonを含むにも関わらず、vonを伴わずに使われています。
vonを姓に含めたり、含まなかったりするのはなぜでしょうか?

A 回答 (4件)

"von"を省略するのは、要するに”間違い”です。

誰もその間違いを指摘しませんね。想像するに、最初に翻訳した偉い人が知識が足らず、”von"を落としたのでは? それに気が付いた人も、ケチを付けられなかったのでは? これは冗談ですが、意外と本当のことだったりして。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私もそのように思いますが、それぞれの言語のウィキペディアでさえvonが無い場合が多々あったので質問に踏み切りました。
ウィキペディアは誰でも編集できることもあって史料価値はやや薄いですが、多くの目に触れる分あまり適当なことも書けないと思うんですよね。

お礼日時:2008/08/27 20:15

レオナルド・ダ・ヴィンチの名前を略して「ヴィンチ」と言っても誰のことだか分りません。


ジョン・フォン・ノイマンの名前はフルネーム言わないと誰のことか全く分りませんが、ゲーテと聞けば、ほとんどの人が、「ファウスト」を書いた詩人、劇作家等のゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)を思い浮かべ、ビルマルクと聞けば、ドイツ帝国初代宰相だった(Otto Eduard Leopold von Bismarck-Schoenhausen)を思い浮かべるとおもいます。

例えば、パリや富士山を「フランスのパリ」とか「日本の富士山」と言わなくても通じるのと同じことです。

その国を代表するような有名人(特にすでに他界している人)は貴族称号など必要ないからだと思います。特にドイツでは。

ドイツ国内でも普段は「ゲーテ」「ビスマルク」としか呼びません。
ただ、公式な場合や文章などで彼らの名前を言ったり、書く場合は最初にフォンを付けたフルネームを使い、後は省略するのが普通(丁寧)です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、その姓が非常に有名な場合は省略でき、平凡な姓や地名の場合はフォンをつけるということですかね。
納得できました。

お礼日時:2008/08/27 20:29

Mumin-mamaさん、behemothさん


ゲーテとかシラーなどは元来の貴族ではなく、彼らがワイマールの領主から授かったものでしょうね。従って、von が付けなくてもあまり問題にはならないのでは。
ダ ヴィンチの場合、は全く状況が違うのでは? ヴィンチ(村?)のレオナルドと言うのが通常使われている名前でダ ヴィンチだけでは本来意味が分からない筈ですね。如何ですか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ダヴィンチはvonの類例として挙げただけで、今回の質問の焦点はvonにあります。まぎらわしかったならすみません。

お礼日時:2008/08/28 04:54

>ゲーテとかシラーなどは元来の貴族ではなく、彼らがワイマールの領主から授かったものでしょうね。

従って、von が付けなくてもあまり問題にはならないのでは。

貴族称号はもともと世襲するものなので、働きによってvonを授かった方が、価値があると思います。例えば、現在のDr.やProf.みたいに。特にシラーみたいにそんなに豊かではない生活をしていた人には、貴族称号は他の貴族達と交流が出来るなどの特典になったと思います。
ただ、ドイツでは戦後民主主義になって貴族称号の価値はほとんどなくなりました。スイスはもともとあまり関係なく、旧東ドイツでは貴族称号は全く関係ありませんでした。オーストリアは戦後民主主義になっても、貴族称号は大好きな国民です。

ドイツ人の貴族の末裔でも普通のサラリーマンとして働いている人ではわざと、公式の場ではない限り普段vonをはずしている人も居ますし、vonが付いている名前を自慢する人も居ます。
日本の会社などでも、○○部長を「○○さん、お電話です。」なんて肩書きを貫くと気分を壊す方が居ると思いますが、今のドイツのvonはそんな感じのものです。

>ダ ヴィンチの場合、は全く状況が違うのでは? ヴィンチ(村?)のレオナルドと言うのが通常使われている名前でダ ヴィンチだけでは本来意味が分からない筈ですね。如何ですか?

中世のヨーロッパでは普通、名前だけで、ほとんどの人に苗字はありませんでした。ただ、領主やレオナルド・ダ・ビンチのように自分の村を離れて外で働く者には何処のレオナルドか分るように苗字に出身村の名前が多く使われました。
レオナルド・ダ・ビンチのビンチは村の名前ですが、ゲーテやビスマルク、シラーは地名では無く、もともと苗字です。

例えば、ドイツのオーバーバイエルン地方の村などの祭り会場で「マリア」とか「ゲオルグ」などと名前を呼べば、多くの人が返事をします。
現在は苗字があるので何とか区別は出来ますが、昔はたいへんだったと思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!