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電圧フォロワについて教えて下さい。

これはよくバッファとして用いられるというように説明されますが、具体的にどういうときに意味をもつものなのでしょうか?

抵抗を挟むフィードバック抵抗のところに何も挟まないときと何かしらの抵抗器をはさむ場合がありますが、これはどういう基準で決められているのでしょうか?

この2点調べても分からなかったのでよろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

問題1はすでに答えておられますので1例のみ


 高度なアクティブフィルターを設計した場合往々にしてその入力はインピーダンスゼロの信号源を仮定して設計されます。ここにもしファンクションゼネレーターなどのインピーダンス50Ωの発信器を接続すれば、せっかく高度な数値計算で導き出されたフィルターもこの50Ωのインピーダンスで性能はお釈迦になります。そこで、この間に出力インピーダンスが限りなくゼロに近い特徴を持つ電圧フォロワのアンプを入れることで解決します。

問題2
 たぶんOPアンプのプラス入力を入力端子として、マイナス入力をOPアンプの出力に接続した回路を想定して、このマイナス入力と出力を接続する部分に抵抗が入っている場合とない場合があることについてだと推察して、
プラス入力の直流抵抗分と同じ値をマイナス入力側にも持たせることで両入力のバイアス電流による影響を減少させる場合。
オーディオ用OPアンプNJM5532のように、破損防止に入力部に数KΩの抵抗を入れるような注意書きがある場合。
電源投入時とか、回路接続時などの過度期の保護が目的で入れる場合。
その他、不要な高周波の回り込みを防ぐ意味でフェライトコアと同等の作用を抵抗に託する場合もあります。
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この回答へのお礼

お礼が遅れてしまいまして、申し訳ありません。
ありがとうございます。

電圧フォロワの役割は大体分かったのですが、そこに何Ωをはさむのかはどうやって決めるのでしょうか?
また、その抵抗値によってノイズの量とかにも影響してくるのでしょうか?
よろしくお願い致します。

お礼日時:2008/09/13 16:14

例えば、抵抗分圧で、Vx=Vin÷(R1+R2)×R2のように、ある電圧を作ったとします。


しかし、その後段の入力インピーダンス(R3)が低いと、
Vx'=Vin÷(R1+(R2×R3÷(R2+R3)))×(R2×R3÷(R2+R3))
になり、電圧が変わってしまいます。
そこで、ハイインピーダンスのオペアンプで受けて後段に回すと言った具合です。この場合、オペアンプの入力インピーダンスが∞に近いので、Vx≒Vx'になります。
あるいは、100Ωのインピーダンスのラインをボルテージフォロアーで受けて後段に75Ωで渡すなど、インピーダンスの変換に用いられます。
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