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日本やアメリカでは、デルタと呼ばれる3相電源を使用しており、3線あるそれぞれの2線間の電圧が200Vとなっていますが、ヨーロッパではスターと呼ばれるニュートラルを含めた4線で、ライブの3線とニュートラル間が230Vとなっています。それぞれの場合の2線間の波形は実際どのようなものなのでしょう?

A 回答 (3件)

いずれも2線間の波形は正弦波です。

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日本の低圧電路の定格電圧は、電灯回路100/200V(単相3線式)、動力回路三相200Vで、各々変圧器より供給する構成です。


電灯回路の線間電圧波形は、RMS値(実効値)が100Vのサイン波形です。
 V1=√2・100sin(ωt)
動力回路の線間電圧波形は、RMS値(実効値)が200Vのサイン波形です。
 V3=√2・200sin(ωt)

・アメリカの電灯負荷(単相負荷)の定格電圧は115Vで、動力は200Vと聞いています。
 115V =200V/√3
 このような電圧構成にすると、三相電圧の線間(LIVE)で動力200Vを供給できます。単相負荷は、中性極(ニュートラル)と電圧極(LIVE)で115Vを供給でき、電源変圧器は1種類です。
・ヨーロッパでは、基本的にこのアメリカの電圧構成を2倍にした電圧構成です。
 電灯負荷(単相負荷)の定格電圧は230Vで、動力は400Vで、もちろん変圧器は、1種類です。
・日本では、いまだに電灯と動力の変圧器を別々に設置しています。変圧器無負荷損が多いのですが、省エネ大国なんでしょうね
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質問の主旨がよく分かりませんが、Y結線の線間電圧は400Vになります。


線間の波形はΔ結線では200・√2sin(ωt+α)の正弦波です。
Y結線の線間は400・√2sin(ωt+α)の正弦波です。
αはどのベクトルを基準にするかで変わります。
 
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