プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

小2の子供のクラスに、どうみても特別なケアが必要と思われる子供がいます。私は時々ボランティアで学校へ行っていますが、見ている限りその子の様子は以下の通りです。
自分の席に座っていられない、どこかへ行ってしまって戻ってこない、授業中は自分の席にいても全く関係のないことをやっていて、気が向いた時に的外れなことを言う、朝登校しても先生にやってもらわないとランドセルから必要なものを出せない等々で、その子には常にサポートの先生がついています。
でも、時々サポートの先生がいらっしゃらないこともあり、我が子によるとそういう時は担任の先生がその子の「捜索」へ行ってしまい、授業が中断されてしまうそうです。
これからどんどん授業内容も複雑で難しいものになっていくのに、授業が途中で中断されてしまって集中できないなんて、子供達にとっても先生にとっても不幸です。
親御さんは「うちの子供は少し変わっていますので、よろしく」という態度で、お子さんの問題を認識していないのか(認識したくないのか)よくわかりません。参観日などで我が子をみていれば、全く授業に参加できていないことはわかると思うのですが、この方は、我が子が授業中にどこかへ行ってしまっても、平気です。
こういう場合、学校は当然問題を認識していると思うのですが、子供を普通学級から特殊学級へ移す、もしくは必要なケアを受けさせるべく親に強く指導するということはしないのでしょうか?
最近、担任の先生はお疲れのご様子ですし、子供達は、落ち着いて授業を受けられないせいか集中力に欠けるようになったと思います。
なんとかして欲しい、というこの思いは、誰に伝えればよいのでしょうか?担任の先生に申し上げるのは、なんか違うような気がするんです。

A 回答 (15件中1~10件)

こんばんは。

教員です。
通常学級の子ども達とも、特別支援学級の子ども達とも、日々関わっています。

>時々サポートの先生がいらっしゃらないこともあり、我が子によるとそういう時は担任の先生がその子の「捜索」へ行ってしまい、
これは、ごくごく真っ当な対応だと思います。
その子は、担任の指導が気に入らなかったり、逆切れしたりして出て行ってしまう、のではなくて、
突然、フラフラ~っとどこかへ行ってしまうのですよね?

その場合、担任が一番心配するのは「事故」だと思うのです。
次に、「いたずら」。

校外へ出て、車にぶつかったらどうしよう、とか、
授業中の他のクラスへ入らないだろうか、とか、
中庭のホースや、給食室などなど・・・触ってはいけないものを触って大変なことにならないだろうか、とか。

逆切れして出て行った児童なら、ある程度放っておいても、校内のどこかで時間を潰していたりするものです。
(構って欲しい、という気持ちが裏にある児童は特に)
授業を続けて、休み時間になってから探しに行き、見つけたら話し合えば間に合うものです。
子ども自身にとっても、ちょうど、頭を冷やす時間にもなりますし。

ところが、これが自閉症等の発達障害の児童の場合、冗談ではなく、車にぶつかるかもしれません。
だから、担任も、すぐに捜索にいかざるを得ないのではないでしょうか。

とはいうものの、教室内にいてくれずに、授業が中断されるのでは、他の子が教育を受ける権利まで侵害していますよね、他の回答者様のおっしゃるとおり。

その子のお母さんが「平気」そうなのは、きっと、「慣れている」のだと思います。よい意味でも、悪い意味でも。
例えが悪いかもしれませんが、「赤ちゃん」がフラフラっとどこかへ行ってしまっても、誰も驚いたり叱ったりしませんよね?
赤ちゃんはじっとしているということがわからないし、叱っても通じないからですよね。
でも、できないことがたくさんあっても、我が子がかわいい、ことにはかわりありませんよね。

程度にこそ違いはあれ、同じようなものです。
その子が、フラフラっと出てしまうことは、お母さんにとっては「当たり前」の事実であり、
それでも、「我が子がかわいい」ことにはかわりない、のだと思います。
また、担任よりもずっとその子に慣れているので(当たり前ですね、親なんですから)、
大体どこへ行くかだとか、どういう対応をすればいいかだとかが瞬間的にわかって、不安がないのかもしれません。

だから、そのお母さんが「悪気がある」と思うよりも、「慣れているんだな。でももうちょっと気を使ってくれてもいいのにな」そのくらいに思う程度にとどめておいた方が良いと思います。

担任へ、まずは、いなくなった子を捜索することに理解を示した上で、それでもやはり、授業が続かないのは困るので、なんとかしてもらいたい、と話を持っていくと良いと思います。
サポートする先生がいない日(曜日が決まっているのでしょうか)には、管理職の先生などでローテーションを組んで欲しい、と要望すると良いと思います。
それでもだめなら、曜日が前もって分かっていれば、有志の保護者で対応させていただきたい、と提案するのも良いと思います。

何度か担任と話し合いを持った後、しばらく様子を見て、何も変わった様子がなければ、
改めて、学年主任→教務→教頭→校長→教育委員会
と勧めればよいのです。

担任をとばして、いきなり管理職に話を持っていかれたら、私なら、身構えますね。
話し合いによって築けるはずであった信頼関係などどこへやら、保身に入るかもしれません。

なお、学校側から、強制的に特別支援教室へ移すことはできません。(余談ですが、現在では普通学級→通常学級、特殊学級→特別支援学級、と名前が変わっています)
勧めることはもちろんあります。でも、難色を示される親御さんが多いのも事実です。

親に指導する、というのも現実的ではありません。
「教員」は、「児童」の「先生」ですが、「親」の「先生」ではありません。
教育サービス、という言葉もある昨今ですが、親にへつらう、というのも意味がありません。

教員と保護者は、大人対大人であり、対等であり、お互いの協力のもと、共に子どもを育てていく、のが望ましいと思っています。
まぁ、あんまりにもひどい親御さんには、近所のおばちゃんが説教するくらいな感じで、「親に指導する」先輩教員もいますけどね・・・(苦笑)

あと、同時進行で、お子さんへは、
・その子が教室をうろうろしたり、出て行っても、気にしてはいけないこと。(もちろん、気になるでしょうけど)自分のやるべきことをやること。
・その子にはその子の理由があるのだから、悪く言ってはいけないこと。
を折にふれてお話なさると良いかと思います。
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この回答へのお礼

rosavermelhaさん、現役の先生からアドバイスをありがとうございました。先生の視点からみるとこんな風に見えるのか、こういう風に理解すればよいのだなとわかったら、変な言い方ですが、とても気持ちが楽になりました。担任の先生にこれ以上ご負担をかけたくないと思ったのですが、やはり最初は担任の先生にお話すべきだったんですね。(先生が、私の行動をどう感じられるか、思い至りませんでした。)
先生、保護者は、対等であり、お互いの協力のもと、共に子供を育てていく、、、その通りだと思っております。保護者は「学校におまかせ」ではなく、自分に出来る範囲で良いから顔も口も手も足も出すべきだと(口ばかりの保護者が多すぎると思います)思います。
我が子には、最後にいただいたアドバイスをいたします。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/17 11:22

No7です。

お礼ありがとうございました。
なかなか、極端な例を挙げる方もいらっしゃるようなので、余計に悩んでしまいそうですね。
子どもの通う学校には他にも数人の「ケアが必要なお子さん」が通っています。
早め早めに、保護者が教室に入って問題は最小に押さえられています。当事者の親は来ないんですけどね(^^;)
学校は、受験するような方にとっては勉強する意味のないところのようですが、他の多くの子どもにとっては大切な勉強の場です。
中断くらいどうってことない!と開き直るような保護者は、幸い一人もいません。
(でも・・・そういうこと言い出す保護者がいそうだから、一緒のクラスになりたくないんだよな~
権利、差別と言い出されると面倒ですからね。。。)
健常者の子も必要以上の我慢をしなくていいように、発達に遅れがある子もより良い教育が受けられるように、
お互いに話しあうことが大切だと思います。
低学年、まだまだ先生に構ってもらいたい、注目されたいですから1人に集中していると、
ズルい!僕だって!わたしだって!となるのは目に見えています。
頑張ってお子さん達のクラス全員のために動いて下さい!
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この回答へのお礼

Bezsonovaさん、更なるコメントありがとうございました。同じような立場にあるお母さんのコメントには力づけられます。
そして、私の質問に様々な異なる立場からコメントやアドバイスを下さった皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。こういう場で質問をするのは初めてでしたので「問題点を絞りきれず、モヤモヤした気持ちをそのまま書き込んでしまった」ことが、「障害児がいて迷惑」という内容に誤解され、反発を招いたのだと反省しています。「権利」という言葉を安易に使ってよけいに混乱を招いてしまったことが悔やまれます。
ただ、どの子供にも「落ち着いた雰囲気でまともな授業を受ける権利がある」というのは私の主張です。学校は「勉強するところ」です。ある特定の子供を探しに行くために授業が中断されるのは“いつものこと”、というのは、やはりおかしいと思うのです。ましてや低学年は、集中したい時にパッと集中できるわけではありません。先生は、子供達の集中のリズムに配慮して授業を考えていらっしゃると思います。それがむやみに中断されたらどうなるか、すぐに授業を同じペースで再会できるかどうか、簡単に想像できることです。
さらに、完全無欠の健常者なんていません。我が子を含め、どの子もそれぞれに悩みや問題を抱えて生活しています。特定の子供に先生の注意が集中しているようなクラスでは、他の子供達の問題やトラブルに、適切に対処することができなくなるのではないかと心配しています。
お恥ずかしい話ですが、こうして皆様にお礼を書きながら、自分の考えや思い(あるいは思い込み)を整理しておりました。異なる立場の方々が率直に意見を言って下さって、本当に有り難く思っています。アドバイスは現実的なものが多くて、参考になりました。まずは先生とお話しして現状を確認し、「授業の中断があるのは困るので、なんとかしていただけないか。」とお願いしてみます。

お礼日時:2008/09/17 15:57

<健常児の中で発達障害児も学ぶべし>の表現の訂正!



正確には、高機能自閉症児等は普通学級。
普通学級困難児は、非普通学級。
「健常児の中で普通学級困難児も学ぶべし」と訂正しておきます。
(嫁さんからミスを指摘されたもんで・・・)

<発達障害児が学級崩壊の原因は差別の典型論>

発達障害児の存在と学級崩壊は無関係。
発達障害児の存在と子供の学力は無関係。
教育関係者がこういう無関係性を否定し<発達障害児が学級崩壊の原因>を振りかざす。
<健常者の教育を受ける権利>を楯にしての差別論の堂々の展開は余りのこと。
それは、<教育を受ける権利>の教育に対する理解度の無さを露呈しているだけ。

<人の道>を教えずに一体何を教えると言うのか?
<人の道><人間関係構築力><諸問題解決能力>を身に付けるのが小学校。
小学校は、中学受験のための機関なんかじゃーあるまいに。

ともかく、発達障害児が学級崩壊の主因と言うのならば、その実例を持って証明すべきだろう。
軽々にくだらない健常児童の権利など振りかざす前に・・・。

<発達障害児の存在と個々の学力は無関係>

それに、発達障害児がいて授業が中断された位では子供の学力はビクともしない筈。
第一、小学校の授業など、我が子の受験にとっては何の意味もなかった。
そもそも、灘中などの受験問題を解くような授業などをやっている筈がない。
こういう意味の子供の学力なんて、その99.99%は家庭学習の賜物。
そこは、親が親の責任で教育したら済むことだ。

<良い子・悪い子・普通の子の混在こそが人を育てる>

純粋に<良い子>ばかり集めた<良い学級>に我が子を通わせたいなら転校すればいい。
幾らでも、その手の学校はある。
しかし、どんなに叫ぼうが抗議しょうが、現実は現実である。
発達障害児もいれば、優秀な子もいるし、落ち着きの無い子もいる。
そういう中で、人生色々・十人十色を学び、お互いを尊重することを覚えていくもんだ。
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小学2年生という事なので問題のお子様の親御さんがいったいどう考えてるのかは分からないのですがまず学校側から親御さんに相談はできますが強制的に支援級に移動させるのは難しいです。


最終的には親が決める権利があります。
しかし小学2年生ともなるとこれから先を考えれば心配にもあると思います。
ただサポートの先生がいるという事なので親御さんも分かってはいるのかな?と感じました。

普通学級にこだわる理由ですが知的障害がない軽度発達障害の子の場合は親としては非常に悩むところです。
これは健常な子の親が私だったらこうするのに!と簡単に想像できる事ではありません。
問題の子はたぶん情緒の方に問題があるようですよね。
これは実は担任の対応の仕方一つでも状況は変わらす事ができます。
思うに親御さんと担任の連携が取れていないか担任が軽度発達障害についての知識がないように感じます。
問題行動とされてるものは席順・声かけなどで全然変われること思います。
例えば席は一番前の真ん中にして集中が途切れたら机を叩いて合図をする・ランドドセルから必要なものを出すには黒板に書き出す・的外れな発言があれば「今は違う話ですよ」と注意して促すなどなど細かいですが知識があれば工夫と少しのフォローで状況は変えられます。
これらの積み重ねで脱走もなくなると思います。
問題児のお子様にしたら先生が的外れな対応をしてるんですね。

かといって先生だけが悪いわけではないです。
親御さんと先生が話し合い親御さんもお子さんの特徴を伝えフォローの仕方を伝えなくてはいけないです。

また知的な遅れがない子の場合はよほどでないかぎり特別学級には行かないと思います。
そのために昨年から特別支援制度が始まり通級制度ができています。
通級制度を使えば専門の先生と担任が連携もとれるので状況はよくなると思います。
学校内にない場合は市内の学校に週1回通級が可能です。

ただこれらをいくら今ここで伝えたところで問題児の親が受け入れない場合はどうしようもないのが現実ですね。

ただ小2なので可能性は薄いですがもしかすると手続き中という可能性もあります。

うちなんかは来年どうするか未だにはっきりできてないのですが・・・
正直なところ小学校に行かせてみないと分からないっていうのが本音です。
今まで療育にも通ってきてるし親としてできるかぎりの事をしてきました。
うちはグレーゾーンにいるため診断もついていません。
知的な遅れもないですし保育園では特に問題行動もなく落ち着いてます。
なので最初から通級に通わせるべきか?とりあえず普通学級で行かせてみるか?悩みに悩んでます。

何を悩むんだ?とお思いになるかもしれないですが・・・
発達障害といっても色々です。
落ち着きがない・集中力が散乱しやすいなどを除けばいたって普通の子なわけで子供自身はどうして自分だけ別のクラスに行くのだろうか?と疑問も持ちます。
そういった色々な事を考えれば・・・はい障害級へなんて簡単に親は決断できないものなんです。

なのでもしかしたらとりあえず行かせて無理そうだったら移動させようと考えてる場合もあります。
しかし移動と言ってもそう簡単にいかないようで手続きや先生の準備などで半年かかったり。。。もしくは次の学年からとなる場合もあるそうです。

私としては経験をしてるから言えることかもしれないですが発達障害児は迷惑だから普通学級にはいるなとは思いません。
問題のない次男のクラスにいたとしても思わないと思います。
次男にはやるべき事をやりなさいと伝えると思います。

また私が幼い頃はクラスに普通に知的遅れの子とかいました。
意地悪をされたりとか少しはありましたが成長と共にその子をみんなで協力して助けてあげたりしてましたよ。
またその子をおかしいと感じるよりも苦手な分野が多いんだとかその子はできない事なんだと捕らえてました。
これはやはり親の価値観で子供に伝わる気がします。
親が迷惑な存在と考えてれば自然と子供も迷惑な友達と思うかもしれません。

でも学校って勉強が全てではないと思いますよ。
学ぶ事って他にもあるんじゃないかなって思います。

ただ私は徘徊したりして授業を中断させて迷惑をかけてしまうのであれば通級を選ぶと思います。

ただ一つ言えることは1年~2年がピークです。
高学年になる事によって落ち着いていく場合がほとんどのようです。

とりあえずは担任の先生に相談してみればいいのではないでしょうか。

ただいくら相談しても親御さん次第なのでどうしようもなく担任を追い詰めるだけっていう場合もありますが。。
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この回答へのお礼

yuimaruyuiさんのお話を伺って、また立場が違うと考え方も違うことを学びました。確かに、担任の先生のフォローの方法にも問題があるのかもしれません。親御さんと先生とのコミュニケーションも、上手くいっているようにはみえません。というより、#12さんがおっしゃるように、その状態に慣れてしまっていて問題だと考えておられないのかもしれないと思いました。先生が現状をいくら説明しても親御さんに伝わらないので、先生もストレスを感じていらっしゃるのではないかと推察します。
私は、発達障害児が迷惑だから普通学級から排除しろ、などと考えている訳ではありません。むしろその反対です。障害のある人と一緒に暮らすのは、世の中にはいろんな人がいるということを学ぶ良い機会だと考えています。親戚にダウン症の子がいますが、我が子は「自分とはちょっと違う」その子から自分にはない色々なことを吸収していると思います。
こうして様々な立場の方々からのアドバイスやご意見を伺い、お礼の文章を書きながら考えましたが、要は子供の親御さんが問題を認識していないことが「問題」なのではないかと思いました。
「学校は勉強が全てではない」とよく言われますが、私は、義務教育で学ぶことは、その先どの道を選んで生きていくにせよ、一人の社会人として自立して生きていくために「最低限必要なこと」だと思います。読み、書き、そろばんといいますが、できなければ意味がない。でも、出来るようになる過程や速度にばらつきがあってもいいし、順番が逆でもいいと思います。そういう意味で、無理に普通学級にいるより、自分にあった学び方のできる道を早く探す方がよいだろうと思うのです。

お礼日時:2008/09/17 10:46

元教員です。



お子さんの教育を受ける権利を侵害されてきているとあれば、看過できないでしょうね。社会的受忍の範囲かどうか、判断が求められる(分かれる?)所かと思います。

担任に申し上げる=担任に責任転嫁する=担任の負荷を大きくする、という感じがありそうでしたら、主任や副校長あたりの中間管理職を交えて担任と話す場を作ることをお勧めします。担任を抜くと、逆に担任を信用していない、と思われてしまい、現場に混乱をきたします。

上記の場で、保護者としての不都合・苦情を、正直に出されることが大事かと思います。

質問者さんは察するに、理知的な方で、まちがってもモンスターペアレントのような人ではないようですので、学校を敵に回して文句をたれまくるような、アホなことはしないと思われます。
なので、上記のような話し合いの場を用意してもらい、保護者の側としての率直な声を表すことが良いと思います。その中で、解決策を模索していくような流れを作れたら、事態は良い方向へ進むと思います。


余談ですが、#1、#2、#3の回答には賛同しかねます。教育を受ける権利は、健常者に「も」あるものです。そして、教育を受ける権利とは、「その能力に応じて」という条件が付されています。

発達障害の子どもを差別するつもりは毛頭ありません。その子たちのもろもろの権利も保障されなければいけません。しかし、#1~3の回答は、健常者の権利を無視した(配慮がない)意見であるという点で、賛同しかねます。発達障害の子どもの保護者はもちろん、同じクラスの健常者の保護者も、苦悩している、という視点が、全く欠けています。

話は戻りますが、前述のような場で、それぞれの権利が尊重されるような解決策が模索されることを祈ります。そりゃ、簡単には解決しませんよ。サポートの先生だって、そんな簡単に増やしたりはできないですし。
これは、質問者さんが、モンスターペアレントのような、自分の(健常である子どもの、もしくは発達障害である子どもの)権利しか、一方的に主張するような方ではない、とお見受けしたから提案したまでです。
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この回答へのお礼

azharuさん、教える立場の先生からのご意見も、とても伺いたいと思っておりました。入学した当初、毎日担任の先生と顔を合わせ、お話しすることができた幼稚園とは異なり、小学校は、先生とも他の保護者ともあまり顔をあわせることがなく、日々の様子を伺い知ることが難しい(不安)と感じました。もう少し学校を知りたいと思い、図書館ボランティアになりました。問題を感じた時には何でも「担任の先生」に相談して下さい、と言われていますが、今の学校は「何もかもが担任の先生へ」で、担任の先生のご負担が多すぎるのではないかと思われます。

お礼日時:2008/09/17 11:07

こんにちは。

自閉症児の母親です。

問題のお子さんにとっても、質問者様のお子さんのクラス全体にとっても困った状況に思えます。

>子供を普通学級から特殊学級へ移す、もしくは必要なケアを受けさせるべく親に強く指導するということはしないのでしょうか?
指導をしないわけでもないとは思いますが、障害のある子どもを普通学級に入れるか支援級(今は特殊という言葉は使いません)に入れるかは、親の意思が尊重されることが多いようです。個人的には学校側も責任を負いたくないのかもしれないと思います。選ぶ立場の親にしてみれば「これでいいのだろうか」と悩むことも多いです。

件のお子さんの親御さんが、どのようなお考えで普通学級を選択されたのかはわかりませんが、現状としてお子さんが「授業中に教室の中にいられない」とことがあるというのは小さくない問題に思えます。
そのお子さんご自身が学校というところ、教室というところは何をするところかきちんと認識できていない可能性があります。本人が混乱しているようであれば適切なサポートが必要です。

仮に教室の中にいられたとしても、取り組むべき課題(自分の席に座っている、必要な教材を机の上にそろえる、授業を聞くなど)がこなせないとしたら、学校に来ている意味がかなり失われます。これな本人にとっても不幸なことです。

さて、現実的に対処するには、クラスの何人かのお母様がたと一緒に、まず担任の先生にお願いしてみるというのはどうでしょう。先生も困っておいでだと思うので、けして「苦情」ではなく、何か良い解決策はないものか、と相談する形が望ましいと思います。

担任を通すのは、いきなり教頭や校長に話を持っていくことは担任を無視することになるからです。ですが、最終的には教頭クラスまでは持っていったほうが良いと思います。

一番切り出しやすいところでは、やはりそのお子さんが教室を出て行ってしまって担任がそれを追って不在になる、という点かと思います。
最近は学校に刃物を持って侵入などという事件が頻繁ですから、(そうでなくても低学年の子どもですから、文具などで怪我ということも考えられますし)万一のとき教室に大人が不在なのは心配である、ということを学校に訴え、常時補助教員をつけてほしいということを提案してみてはいかがでしょうか。

この場合、問題のお子さんの保護者と学校側が話し合って、公的な支援でサポートの教員をつけてもらえるか、あるいは学校内だけで教務主任や教頭先生に入ってもらうか、ボランティアをたのむか、とにかくそのお子さんにサポートをつけることを決めてもらうのがベストだと思います。
公的な援助が受けられるかどうかは各自治体の制度や、そのお子さんの障害認定の程度によります。

普通学級で健常なお子さんと交わることで伸びていく部分もなくはありません。ですが、それは障害を持つ本人に適切な支援があってこそです。そのお子さんの親御さんがそれを認識してくださればよいのですが…

また、クラスの健常なお子さんには、障害を持つ人が世の中にはいるという社会勉強(特別支援学校、いわゆる養護学校に障害児がかためられてしまうと、そういう障害のある人がいるということも知らずに大人になってしまう、それは福祉について考える機会を失います)になる反面、不可思議な行動をとる子ども(障害児)が同じ教室内にいることがストレスになるお子さんもいます。「慣れて」もらえばよいのですが、それがなかなかできないお子さんへの配慮も必要だと思います。

障害を持つお子さんのためにも、クラス全体のためにも、質問者様と他のお母様と担任の先生、そして学校側と問題のお子さんの保護者の話し合いが必要だと思います。
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この回答へのお礼

may54321さん、自閉症のお子さんのお母さんからのアドバイス、とてもありがたく読ませていただきました。こうして(ある意味)立場の逆の方から、感情に流されない、現実的なアプローチを教えていただいて、質問して良かったと思いました。

お礼日時:2008/09/17 09:58

幼稚園教諭です。



現実問題として、そういうケースに充てる人員が大幅に不足しているらしいです。
また、発達障碍も診断を受ける子が増え、療育は数ヶ月待ち、特別支援学級に在籍したくても出来ない子まで出ているとか。
現に学校としては、サポートをつけている以上、それ以上のことは出来ないのが現実なのでは…?

担任に言うのは確かにちょっと…(担任が一番辛いでしょうし)。ですが、学年主任、教頭などはどうでしょうか。
手早い解決の方法としては、#7様が書かれているように、保護者全員の協力が一番ではないかと思います。
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この回答へのお礼

aoislaveさん、幼稚園の先生の立場からのご意見、ありがとうございました。子供の発達障害を認めたがらない親がいる反面、障害があるなら早く適切なケアをと望む親も多い(私もその1人です)と思います。ですが、支援を受けるのに順番待ちという事態になっているとは知りませんでした。我が子の学校は、サポートの先生については恵まれている方だと思います。でも、やはり上級学年までは手が回らないですよね。早めに動いた方が良いと思いました。

お礼日時:2008/09/16 23:47

>その権利が侵害されているのでなんとかして欲しいというのは、愚痴のレベルでしょうか?



考え方が間違っています。

今、北欧等の教育思想の影響で<混合学級>なる取組みがなされています。
でも、それは社会的合意と十分なるサポート体制の整備と同時進行すべきもの。
日本には、特殊学級等の歴史もあって、それなりの実績を上げています。
それを、拙速に欧米に習えというやり方。
<健常児の中で発達障害児も学ぶべし>の錦の御旗を掲げるだけではダーメ!
これも、選別と差別の教育というものです。

で、こういう矛盾を前にし親同士が喧嘩するのは愚の骨頂。
事の本質と問題点の所在にこそ目を向けるべきです。
「我が子が・・・。我が子が・・・」ではダメですよ。
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我が子のクラスは、学級崩壊し先生が倒れました。


それでも、当のお子さんの親とはなかなか話し合う雰囲気ではありませんでしたが、
ある日、その子がキレたことが原因でけが人が出た(今までも、小さい怪我はありましたが・・・)事で事態は変わりました。
校長先生、副校長先生と話しあった上で、保護者が交代でクラスに入り、様子を見守り、
ようやく、通常の授業が行われるようになりました。
こちらは、ただの保護者ですから、あくまでも、特定の子のケアではなくクラスの子ども達と先生のお手伝いという感覚で。
当時はこちらも、子ども相手に内心かなり苛立ちました。今は高学年となり、その子もそれなりに成長し頑張って学校に通っています。
みんなクラスメートとして普通に受け入れてますよ。グループ活動などでその子が出来ない(落ち着いた作業など)ことは、分担したり、反対に得意な運動などはその子に任せたり。
差別はあってはならないことです。でも、低学年の子ども達にとっては「そういう子」こそ特別扱いしてもらってるズルい子です。
宿題忘れても、騒いでも、外に飛び出してもたいして怒られない嫌な子ですから。
とりあえず、今は先生がクラスの問題を処理するのに追われ、他の子どもたちは授業を受ける権利を奪われているのですから、
自分のお子さんを守るためには行動をおこすべきです。
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この回答へのお礼

Bezsonovaさん、ありがとうございました。
学級崩壊で先生が倒れるなんて、行くところまで行くとこんな恐ろしいことになるのかと背筋が凍りました。保護者が交代でクラスに入られたそうですが、その解決策に至るまでの道のりは、さぞ遠く、険しかったのではないかと推察いたします。高学年になり、子供達も上手くそのお子さんとかかわれるようになったとのこと、お手本とすべき例かなと思いました。私たちも、そんな風になれたら、我が子も小学校6年間で得難い経験をすることができていいなあと思いました。低学年の子供にとって、発達障害の子供は「ずるい子」に見えるというのは、私には思い至りませんでした。そういう考えを持つ子もいるんですね。

お礼日時:2008/09/16 23:29

こんにちは。

No2様のおっしゃる事は正しいと思います。
モラル的にも間違っていないです。しかし、問題行動を起す子
も、そうでない子も同じように親にとっては大切な子です。
テレビドラマなんかだと、このような事を言うのはヒステリック
で高飛車な保護者のイメージでしょうが、実際は違います。

子供は事の良し悪しがある程度は分別できる歳ですので親に
言うでしょう。多くの子供が、問題のある子を「困った子」と
認識しているでしょう。
「障害なんだ、親も大変なんだ」というほど深く理解できる
のは大人だけです。だからこそ当事者の子供が一番困って
いると思いますしクラス全体の雰囲気も変わってきます。

私も子供を療育に通わせた事がある親として。

確かに我が子の障害は受け入れがたい事です。
親の中には特に知恵遅れがない場合、普通学級を
強く望みます。それが親心です。

自閉症などは、サポートにより改善はされても治りません。
しかしクラスメートのお子さんは、努力次第で
何でも出来るのです。それこそ医者だろうが弁護士だろうが
保母さんだろうが。

弱者に手を差し伸べる事は大事です。立派な事です。
でもそれは子供達が大人になってからやるべき事だと思います。
小学校で学ぶ大事な時を脇においてまで弱者を助けるのは間違っています。

ここでイイコちゃんぶってはいけないと思います。
子供の勉強を心配するのは親なら当たり前です。
困ります、不安ですって事を伝えては如何でしょうか?

それは起爆剤にもなると思うんですよ。

ある程度周りからの情報(苦情)
がきっかけで親も気づく事っってあるし諦めがつく場合も
あります。

担任も頭を抱えていて周りが見えていない状態だとしたら
ハっと気づくと思います。

サポートの先生は学年に一人か二人だと思います。

何か忘れちゃったとか、隣の子とのささいなトラブルとか。
ちょっとボーとしている子とか。
そういうのを担任に訴える事が出来る子ばかりじゃないんです。
本来はそういう子も含めて担任が気づかない部分を補うのが
サポートの先生で、特定の子につきっきりではないと思います。
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この回答へのお礼

totoyan05さん、ありがとうございました。
行動を起こすのは勇気のいることですが、とにかく一歩踏み出そうと思います。

お礼日時:2008/09/16 22:55

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