プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

以前から不思議に思っていることがあります。
(カテゴリ違いでしたら申し訳ありません。)

自分で言うのもなんですが、職場や友人間でよく「気がきく」「察しがいい」「仕事が早い」と言われます。
周囲の状況から次に起きることを予想したり、人の言動から真意を察して行動している結果なので、自分では『洞察力がある』と認識しています。(単なる自慢場話みたいになってしまいましたが、次からが本題です。)

よく他人の言動に敏感な人を『感受性が強い』と表現しますよね。
私もたまにそう評されることがあります。
自分ではどちらかというと感受性が弱い人間だと思っています。
例えば、衝撃的なことがあってもそれによって自分の状況がどう変化するのかなどを冷静に分析し、メリットとなる点を見つけて納得してしまうため、感情的になることは滅多にありません。
私の周囲にいる感受性が強いと思われる人たちや子供(子供は感受性が強いとされていますよね?)は、物事の分析をしたりする前に感情が前面に出るため、どちらかというと洞察力はないほうなのではと思います。
ですが辞書などを見ると「感受性が強い=察しがいい」みたいに書かれていました。

そこで質問なのですが、『感受性が強い/弱い/豊か』と『洞察力がある/ない』には何か関連性があるのでしょうか?

A 回答 (5件)

締め切り前に、もうひと言・・・(笑)


他の方へのお礼の中で、『冷たい性格と見られて』と心配されているようですが・・・
それは、周りの人達の誤解や無理解だと思いますよ。

> 周囲の状況から次に起きることを予想したり、人の言動から真意を察して行動して

冷たい人は、予想しても、真意を察しても行動を起さないものですし、
「気がきく」ことも「察しがいい」こともありません、

他人や状況を観察していて、先回りして用意・準備することは、
愛情・・・が大げさなら、相手に対する関心と親切心がなければ、出来ない(しない)ことです。

> 7歳頃から意識的に今の性格に変えていったのですが、心の平安と世渡りの上手さと引き換えに・・・

もしかすると、子どもの頃に、両親の為を考えて自分自身の感情的に
表現する手段を封印してしまったのかも知れませんネ、友人達の恋の悩みなどの
感傷的な悩み事に対して、どこかしら冷めてしまい、論理的な対応策だけを話したりして、
友人や周りの人達に「冷たい性格」と誤解されているの、かも知れませんネ。

あなたは、理解して対策すれば良いと、思っているのに対して、
相手は共感が欲しいのに・・・と、すれ違っているケースもあるのかも知れません。

元々、感性は豊かなはずですから、相手の感情をしっかりと受け止めていることを相手に伝え・表現して見せる、ことや、
感情に溺れることのない(大人の)感情的な表現を身に着けても良い時期かも知れません。

7歳の頃ご自分で決断されたのですから、それより大人のあなたが、
決まりごとを変えるのはたやすい事だと思います・・・爺ですが・・・老婆心ながら・・・(笑)
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この回答へのお礼

またまたご回答ありがとうございます。

そうですね、まさにおっしゃる通り!!と思いました。
ほとんどの女友達は感情的なため、冷めた感じで場をしらけさせないよう疑問を感じつつ共感したふりをしたりして疲れ果ててしまうことも多かったのですが、相手が求めている仕方で対応するというのが本当の親切心なのだと思いました。
(単に共感してほしいだけで、実際的なアドバイスを求めている場合って少ないですもんね。)
歳をとるごとに少し改善してきていると(自分では)思っています。
抵抗なく、スポーツ選手や子供の頑張る姿に自然に涙を流したりできるようになってきたので、少しは共感する心が戻ってきたかなと思っています。
最近、波風立たせない関係だけでは限界があると感じています。
深い人間関係を築くには、時にはもっと深く相手に共感したりすることも必要ですよね。
冷静で感受性豊かな大人になれるよう頑張ります。
老婆心、感謝です。
とっても良い相談相手になりそうな方とお見受けしました(笑)

お礼日時:2008/09/19 22:24

臨床心理の一派、交流分析(Transactional Analysis=TA)では、


人は、大まかに3つの自我状態(反応の仕方)を持っていると考えています。

ここでのTAの説明が本意ではないので、↓の真ん中辺り「自我状態分析(PAC)」をご参照下さい。
http://homepage1.nifty.com/okinawa-ta/psy1/ta/wh …

『洞察力』はPACの内A(アダルト)の働きであり、状況を、正確に把握し、
“次ぎの動き”をする上での“積極的”な働きです、

つまり、他人を観察し、必要なことを察する働きは、Aの状態であり、
把握した状況を基に、相手が必要なことを行うのは、“思いやり”であり
NP(保護的な母親)の状態です。洞察することと、その後の行動は別のモノです。

洞察して、何もしないことを選択する冷たい性格の人もいるかも知れませんし、
洞察したこと以上のことをして、相手に煙たがられるお節介な人もいるでしょうし、
まあ、その後の行動も含めての洞察力とも言えるかも知れませんが・・・
洞察後の行動に性格が表れてくるように思います・・(脱線しました。)

これに対して、『感受性』というのは、
感じた後の沸き起こる感情を自分ではコントロールの出来ない(し難い)、
文字通り“受身”の感性というどちらかと云うとマイナスの意味でもちいられているように思えます。

『洞察』や『感受性』の基礎には、感じる力がないと成りたちませんので、
“受”という言葉を抜いた『感性』が洞察力と感受性の基礎にあるのだと考えます。

最初に“感じる”ことが無ければ、洞察力も感受性も生まれないのですから、
『感性の高い』ことは、洞察力や感受性の基礎であることは確かだと思います。

私達は、通常“外界・状況”を頭の中で“解釈”して、“反応(感じる)”するものですが、
色々な経験から、ほとんど自動的(※1)に、『外界⇒感情の反応』に行き着いてしまうものを
『感受性』と呼び、『外界⇒思考(⇒行動)』との一連の働きを『洞察力』と呼ぶように思います。

 (※1)自動的に感情が起こるのは、現実(今)を把握するよりも、過去の感情が沸き起こった経験を
    参照して、感情が沸き起こることが多く在り、同じ現実を同時に経験しても、一方で
    思考が自動的に過去に飛ぶ人と“いまここ”で色んな情報を集め対応を試みる人とがいるということです。

その為、同じく感性を出発点にしながらも、積極的な解釈の『洞察力』と
受身の『感受性』といえるのではないかと考えます。

> 『感受性が強い/弱い/豊か』と『洞察力がある/ない』には何か関連性があるのでしょうか?

感性の豊かさは、洞察力の基礎である“情報量=判断材料の豊かさ”ですので、大いに関連性ありですが
感受性と洞察力は、感性からの選択肢であり、どちらに行くか並列の関係だと思われますので、
感受性と洞察力の関連性としては、洞察力の強い性格は、感情的に流されにくく、
感情的に成りやすい性格は、“いまここ”にいない為に、洞察力が低いと考えられます。


交流分析の理論以外は、私見です、あまり自信はありませんので、ご参考までに・・・(笑)

参考URL:http://homepage1.nifty.com/okinawa-ta/psy1/ta/wh …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

難しかったですが理解できたと思います。
感じ取ったことを感情として表現するのが感受性と誤解していましたが、それを分析して次の行動につなげることも別の表現方法の一つだったんですね。
そういう意味でいうと、私は感性がないわけではなさそうです。
他の人から言われて不思議に思っていたことも実は間違いではなく、それぞれが言動という最終結果にいたるまでの途中過程の一つということですね。
私のことを「冷たい人」と言うのは、感じたことは感情として表現するに決まっていると考えている感情的なタイプの人で、冷静に分析していることが“何も感じていない冷酷な人”と誤解されていたのかな、と思いました。

とても勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/19 10:33

あると思いますね


まず感受性がなければ洞察力は生まれません。
名探偵コナンが何かの違和感を感じて事件を解決に導くという
のはテレビを見ていただければ分かると思います。
なので感受性と洞察力には大いに関係性があります。
ただ感受性の場合感覚がメインですので半無意識的な反応です。
洞察力の場合観察するという事がメインなので意識から無意識まで縦横無尽に機能しています。
ただ観察するという行為自体感受性が優れていないと出来ない行為であり感受性が無ければ観察をすることが出来ません。
なので洞察力と感受性は切り離し難い存在だと考えます。
ただ感受性の場合洞察力とは違い方向性が不確かな状態なのでその方向が感情の方に向かったり、直感の方へ向かってそのあと感情に向かうとか必ず洞察へ向くということではないということだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

先に回答して下さった方々の内容でほとんど納得できていたのですが、色んな意見を聞くのが好きなので締め切るのを伸ばしていました。
別の切り口からのご回答をいただけて良かったです。

コナンくんが大好きなので想像しやすかったです。
確かに鋭い感性を持っていますが、感情より先に思考のタイプですよね。
感受性が強い=感情的って誤解してました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/19 10:17

独断と偏見を承知で回答します。



うつの人は、感受性が強いと思います。
他人のちょっとした態度や言葉で強く影響を受けます。
うつの人は、洞察力がないと思います。
他人が何故そういう行動を取ったか分からず悩みます。

支配したがる人も、感受性が強く、洞察力がないと思います。
他人のちょっとしたことに激昂しますが、他人の気持ちは理解できません。

逆パターンの例としては、占い師、宗教家、医療関係者でしょうか。
これらの人々は、洞察力が必要です。相手に応じた適切な対応が求められます。
でも、感受性は弱まっている可能性があります。特にお金を目的とした場合は。

よって、私のイメージは、感受性は心で、洞察力は頭です。
あるいは、感受性は自分の心に敏感、洞察力は相手の心に敏感。
感受性と洞察力が共にある人は、親あるいは友達と良好な関係を築いて来た人たちです。心からの触れ合いがあれば、育っていきます。
感受性だけある人は、他人に傷つけられて来た人です。洞察力がないことが、悪循環になっていることもあります。
洞察力だけある人は、訓練によって獲得した人です。感受性には、共感という能力が必要ですが、負の心に共感すると、非常に疲れます。それを止めてしまった人は、感受性が鈍くなることがあります。

以上、あくまでも私の偏見による分析です。色々例を考えているうちに、当てはまらないものも多いと感じますし、感受性と洞察力の定義もあやふやになっていきます。
参考になりますでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
まさに私は“負の心に共感することに疲れ、感受性が鈍くなった人”だと気づかされました。
子どもの頃は感受性が強く、すぐに泣いたり、ご飯が食べられなくなったりして両親を困らせていました。
7歳頃から意識的に今の性格に変えていったのですが、心の平安と世渡りの上手さと引き換えに共感する能力を失ってしまったんですね。
ある意味究極の選択ですね、今考えてもどちらが良いのかわかりません。
大人になった今、生きやすいのは現在の性格だと思いますが、「冷たい人」とよく言われる理由がわかりました。
とても考えさせられました、ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/18 12:04

 専門は子どもです。


子どもは感受性豊かですよ・・洞察力も豊かですよ・・。言葉や理論が未発達だからこそ、まさに『感じて』います。感じた上で『察して』います。母親がまだ気付かぬ次の子の妊娠に、子どもが先に赤ちゃん返りを起こしたり、御腹に赤ちゃんが来た、と予言めいたことを言って親を驚かせたりすることは、よくあることです。初対面の人にでも、子ども好きには なついたり、子ども嫌いには異常な程の拒否反応を示したりするのも、よくあることです。直感的に見抜いています。(こどもの怖いところでもあります)やはり、この人は子どもが好きかどうか、という何か微妙な違いを洞察できているとしか思えません。どんな子ども嫌いでも表向きは他の人と変わらない笑顔ですから・・。

感じる力を使って、察することができるかどうか。これは個体差があります。感じることは出来ても、鈍い(ニブイ)者はおりますから、必ずしも正比例とは思いません。何だか今日は暑いな・・と感じることが出来る人だったとしても、それが『自分に熱がある!風邪引いたんだ!』と気付けるかどうか・・と同じです。

でも、加齢とともに人間は経験値が上がり、熱にも気付くようになるでしょう、子どもは感受性はあっても察しが悪いとアナタがおっしゃるのも、うなづけます。そういう部分では、子どもは鈍いですから。

感受性は『感じる』『反応する』力。
洞察力は『見つける』『分かる』力。
『感じて→分かる』『見つけて→反応する』どちらから情報がやって来ても、頭でつながってくる『似て異なる』ものだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
子どもって凄いですね!!
そんな能力もあったのかと感動しました。

子どもは経験不足ゆえに、感じていてもそれが何を意味するのかまだ知らないことが多いということですね。
私はほとんど交流の無い人でも赤ちゃんが産まれたとなるとわざわざ見に行ってしまうほど子どもが大好きなのですが、それは自分と間逆だからなんだと思います。
普段から人の本音ばかり探って行動しているため、感じたままに表現する人に一種の憧れと安心感を抱いています。
とっても納得できました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/18 11:35

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