プロが教えるわが家の防犯対策術!

この度、初めて真空管アンプ(プリメイン)を購入しました。
そこで色々とご教授いただきたいのでよろしくお願いします。

先ずボリュームなのですが、23段ステップアップ式の
アッテネータでした。どうも使い勝手が良くありません。
ネットで調べてみると、こういった物は結構あるようですが、どういった長所があるのでしょうか???

又普通のボリュームにも交換可能でしょうか?
その際、ボリュームノブの差込口の形状、
ボリューム本体を固定するネジの形状は統一なのでしょうか?
それとも加工が必要だったりするのでしょうか?

その他、ボリュームを選ぶ際に抵抗の値が
10Ω、50Ω、100Ωなど色々あるみたいですが
どれを選べば良いのでしょうか?
ちなみにアンプはKT88の50wの出力の物です。

またこれからアンプを色々いじるために人に聞いてばかりではと思い、
本を購入したいのですが、何か初心者におすすめの本があれば
教えていただきたいです。

詳しい方がいましたら、ご教授よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

>> どういった長所があるのでしょうか? //



ひと言にステップ式のアッテネータといってもさまざまなバリエーションがあるので、「あなたのアンプに入っているアッテネータ」の長所がどんなものかは分かりませんが...

1つは、定インピーダンス化しやすいという特徴があります。もっとも、ボリュームのインピーダンスが音質を激変させることは、普通ないでしょうから、気分の問題、という気はします。

もう1つは、抵抗被膜の上をブラシでこするような不安定な構造ではなく、好きな抵抗器を使えるので、信頼性が高く、低誘導型の抵抗器を使えるというメリットがあります。もっとも、自作でよく使われるような接点剥き出しのロータリースイッチにどの程度の信頼性があるのかは疑問ですが。

ということで、個人的には、固定抵抗切り替え式のアッテネータにどの程度のメリットがあるのかは、いささか疑問です。

>> 普通のボリュームにも交換可能でしょうか? //

物理的に置き換え可能で、かつ、電気的に整合していれば、可能です。

>> ボリュームノブの差込口の形状、ボリューム本体を固定するネジの形状は統一なのでしょうか? //

本体のサイズは、9mm、16mm、24mm、35mmなど、さまざまです。単連(妙な日本語ですが)、2連、4連、スイッチ付きなどのバリエーションがあります。シャフトの長さは、メーカーやモデルによってまちまちです。シャフトの太さは、日本では直径6mmが一般的ですが、米国では6.35mm(1/4インチ)が一般的です。シャフトの先端にギザギザ(ロレット)のついたタイプと、丸棒のタイプと、一部に切り欠きのある丸棒のタイプが一般的です。

また、電気的には、さまざまなインピーダンスのものがあります。使用できる電力は、0.01W~数Wまでさまざまです。直流をカットしないと抵抗帯が焼けて故障するものもあります。安いものは偏差が大きくて、オーディオ用には使いにくいです。Aカーブ、Bカーブ、Cカーブ等のバリエーションがあります。

つまり、てんでばらばら。規格はありますが、入り乱れていて非常にややこしいです。

>> ボリュームを選ぶ際に抵抗の値が10Ω、50Ω、100Ωなど色々あるみたいですが //

100オームくらいだと一般的ですが、可変抵抗器で10オームというのは珍しいですし、オーディオ機器のボリュームでは絶対に使いません。普通は10K~100Kオーム程度のものです。まれに、200K~500K程度のものも使います。

>> どれを選べば良いのでしょうか? //

もともとついているアッテネータと同じか、近いインピーダンスのものを選んで下さい。それが分からなければ、アッテネータ自体を解析するか、入力段の回路を解析して最適値を求めます。

回路を追えないなら、20K~50Kくらいのものをエイヤッとつけるしかありませんが、音質は保証の限りではありません。分圧回路なので、カーブさえ同じなら音量調整の勝手は変わりませんが(つまり、もとが20Kオームのところを50Kオームに換えても、同じ角度だけ回せば同じ音量になる)、雑音が増えたり、周波数特性が変わったりします。

>> 何か初心者におすすめの本があれば //

最近、どのような本が出版されているのかは分かりませんが、文面を見る限り、中高生向けの電子工作の入門書あたりから始めた方が良いような気がします。

アンプのボリュームに10オームとか100オームとかを使うことはまずあり得ませんが、失礼ながら、なぜ「あり得ない」のか、理解されていないと思います。そのようなレベルだと、アンプの回路図集などは、絶対に理解できません。

また、安易な改造には強く反対します。安全性・耐久性を無視した改造や、電気的に間違った改造も少なからず見受けられます(分かってやっている人もいますが、知らずに安直にやっていると思われる人も多いです)。「音が変わった」のと「良くなった」のとは別で、ブラインドテストで比較したわけでもないのに、ただ高級パーツに変えたという「お布施のありがたみ」だけで良くなったと騒ぐ人も少なくありません。

せめて、自分が手を入れている部分が、どういう意味のあるパーツで、どういう意味で交換しているのか、電気的なことを理解した上でやるべきでしょう。

真空管アンプの場合、数100Vの高電圧がかかっています。事故らせるとコンデンサが爆弾のごとく炸裂したり(目に当たったら失明もあり得る)、ダイオードや抵抗器が燃えたり、トランスが沸騰したりします。そういう危険を理解できないのであれば、改造はするべきではありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おっしゃるとおりでございます。
何もわからない者がむやみに改造などする者じゃありませんね。
こんな何もわからない初心者の為に長文を書いていただけ、
とても光栄に思います。

お礼日時:2008/09/20 20:54

私なりの意見を述べる前のご質問です。



KT88のメインアンプとの事ですが、メーカーと機種名をお知らせください。 それによって、回答内容が変わります。
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23ステップの何れかでリスニングすれば良いので支障は無いと思います。


どちらかと言うと高級機に採用されている方式で、ボリュームにつきものの接触不良化にも効果的です。
一度、交換してみたいなら500KΩ、Aタイプ、Φ30で。
でも、交換は無用です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
今はどうも23段階にしか調節できない音量に不便に感じますが、
そのうち使い慣れそうですね。
皆さんのご指摘どおり、このまま使いたいと思います。

お礼日時:2008/09/20 20:46

はじめまして♪


 ステップ式のアッテネーターは、一般のボリュームより高価ですが高音質と言われています。(いろいろなグレードが有りますので、あくまで一般評価としてです)

さて 普通のボリュームに部品を交換との事ですが、おおよその大きさが同じで、取り付け方法が同じタイプなら、多少の工夫で取り付け出来ると思います。 それから抵抗値ですが、アンプの回路設計に依存しますので、お使いのアンプのアッテネータの仕様に合わせてください。

さて 現実的な問題は サイズと形状が似ていて、同じ抵抗値のボリュームが見つかるかどうかです。 数年前くらいから、オーディオ用の品質の良いボリュームが入手難になってきています。
最近は非常に小型で安価な部品や、リモコン操作に使いやすいICのボリュームが大半です。
 運良く合う部品が見つかると 良いですね♪
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1.23段ステップアップ式:固定抵抗切り替え型ですかね。

この方が
通常の連続可変式より音質の劣化が少ないのが長所です。
2.普通のボリュームへの交換も可能ですが、抵抗は回路次第。
前段にバッファーアンプの類が入っていなければ20~50kΩあたり
でしょうか。
3.ネットの真空管アンプ工作サイトを漁る。まずはパーツ交換
あたりから。
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