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かつてバブルの頃、日本の松下グループがアメリカのユニバーサル映画を買収しましたが、
あまり、明るい話題を聞きませんね、松下は利益を上げているのでしょうか、
大阪にオープンしたUSJは松下との関係がどうなっているのでしょうか、
もしかして、松下のハリウッド買収の成果が10年以上経った今も現れていないのではないでしょうか、

方やライバルであるソニーは買収して設立した、
映画会社「ソニーピクチャーズ」の今年の興行収入が、過去最高益になったり、
ソニー製の映像機器や音響スタジオがハリウッドで大活躍したりしていますが、
松下はこのような話しを聞きません、
松下も世界に誇る技術を構築しているはずですが、
何故、両者にこれほどの差が生まれたのか、
これって何処に原因があるのでしょうかね。
松下はソフトビジネスやエンターティメント事業が苦手なのでしょうか、

かなり、松下さんにとってシビアな質問になるかも知れませんが、
何方かこの方面にお詳しい方、教えていただきたいのですが。
よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

Q/松下は利益を上げているのでしょうか?



A/松下グループは確かにMCAグループに一時期資本を注入し(89年~)、事実上親会社になりましたが・・・
95年頃に興行収入などの面で思ったほど延びなかったこと(当時としては大ヒットしたのはジュラシックパークぐらい)と、戦略に食い違いがあったことで、事業の見直しから資本の大半を回収し、ハリウッド企業への資本進出(親会社としての権利)を辞退しています。(約8割の株式をカナダ企業に売却)その後、映画事業全般が見直されたこと、エンターテイメント事業のユニバーサルスタジオが高収益を上げられるようになったこと、DVDなどの新メディアが登場したことからユニバーサルは巻き返しを測り、松下にとっては、苦い結果となりました。

という結果がある。そのため、MCAが展開しているユニバーサルスタジオなどは、松下グループは親会社としては参加していません。まあ、関係は今もありますから、全く関与していないわけではありませんし、招待券などを優待できる特典や、国内でのユニバーサル映画の上映権や出版権はかなり持ってますけどね。

ちなみに、ソニーグループは、89年でしたね。30億ドルで買収したのでしたね。
コロンビアピクチャーズを完全子会社としソニーピクチャーズを立ち上げ、親会社から分離しエンターテイメント事業として育成を開始。当初は収益面で赤字が続いた時期もありましたが、長い目で考えたことと、ゲーム機などのその他のエンターテイメント事業との融合を目指した総合的な事業展開を目指していたことで、手放すことはしなかったことで、成否を分けたと言われます。


これが、今に至るわけです。

ちなみに、ソニーはこのコロンビアの映画部門から、
Digital Cinema Sound、Sony Dynamic Digital Sound(SDDS)、HDcam、などの商品技術の開発に直接関わる技術や施設を得ています。これらの技術はピクチャーズに限らず全ての部門に利益をもたらす結果となったのです。

という具合ですね。

まあ、ソニーの成功は他の事業、特にコンピュータ部門のプレイステーションの成功が大きいでしょうね。これがなければ、一時期本体部門で赤字が出ていた時に切っていた可能性もあったかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ハードウェアだけでなくエンターテイメント分野で成功を収めないと
これからはやって行けないでしょうね。
松下はソフト部門の事業展開がどうも苦手なようですね。


詳細なデータをいただき、ありがとうございました。

お礼日時:2002/12/25 18:04

ユニバーサル映画は,1990年に松下電器が買収しましたが,経営方針の違いから1995年にシーグラムに売却されました。



参考URL:http://www.matsushita.co.jp/corp/company/history …
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