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延べ床面積40坪(現在)の木造2階建て、土を乗せた日本瓦葺、壁は竹組の土壁、田の間取りで、昭和43年に父が建て、2階部分を2回増築しました。増築に際して強度計算はやっていないと思います。最近特に地震が怖くて建て替えようかと思いましたが、あと長く住んでも20年と思うので、耐震をメインにしたリフォームをしようとしています。
私は建材メーカーに勤めている関係で2級建築士とDIYアドバイザーを取り少しは知識があると思っています。近かじか定年のため、可能なら大きい工事は業者に頼み、後は自分で床下にもぐり基礎と土台、土台と柱の緊結等いろいろな対策を自分でしたいと考えています。
その準備として県、市、耐震リフォーム団体等の耐震ホームページ、耐震の書籍、プレハブメーカーの耐震説明会等で少し勉強しましたが、団体により説明が異なっているように思います。今後数回に分けて質問したいと思います、どうかよろしくお願いします。

1.2階部分に錘を置き震度2程度の振動を起こし家の抵抗力を調べる動的耐震診断は、実際的で効果のある診断と私は思います。しかしこの診断をPRしているのは動的耐震診断をする業者だけで、公的団体は一般診断(静的)は説明しているが動的耐震診断は一切紹介していない。どうしてでしょう、あまり効果がないのでしょうか?
2.震度2で得られる耐震と実際の強震とは比例しないのでしょうか?
3.私は耐震金具を建築家の指導のもと取り付けた後、この動的耐震診断をやり耐震の効果を検証するのが効果的と考えますが、お教え願います。

A 回答 (1件)

1、動的耐震診断とは、これのことでしょうか。


http://www.v-tec.jp/douteki-sindan.htm
単なる加震機ですね。
その建物の弾性域の固有周期を調べるには良い方法だと思います。
しかしながら、これだけでは建物の耐震性能は判定できません。

>団体により説明が異なっているように思います。
耐震リフォーム関係・各種団体の言ってることはどこも出鱈目ばかり、というのが私個人の見解です。

2、(ご質問の意図を汲みとってお答えします。)しません。弾性域の実験結果を見ただけでは、大地震に対する耐震性はわかりません。塑性域の復元力特性や挙動は、建物の構造によってそれぞれ違いますので。

ということで、大地震に対する耐震性の判定はできませんが、仮説に基づく推測ならできます。つまり、動的耐震診断とは、診断をしているのではなくて、推測をしているものと思われます。その推測を行うにあたり、建物の構造という条件の設定があると思われますが、その条件は筋かいや構造用合板を多用したプレハブ住宅が前提になっているのではないでしょうか。質問者さんのお宅のような土壁の家は、(多分ですが)推測できるものとして設定されていないと思われます。

3、震度2での実験では、金具をつける前と付けた後では、結果はまったくと言っていいほど変わらないでしょう。

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土壁&瓦屋根の伝統的工法の家は、基礎に緊結するのは耐震上マズイです。
ところで、土台って書いておられますが、ということは、基礎は石場立てではなくて布基礎ですか?S43でも、伝統木造にコンクリート基礎を使っている??
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございます。分かり易く説明いただき、理由がよく理解出来ました。基礎はよく工事を見ていました、布基礎です。鉄筋が入っていたかは定かでありません。おそらく無かったでしょうね。又質問させていただきますのでよろしくお願いします。

お礼日時:2008/10/02 08:19

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