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小さい頃、親に「ご飯は食べなくても良いから、おかずをきちんととりなさい」とよく言われていました
でも最近「主食を多く食べ、おかずは控えめに」と書かれた記事を読み、いったい何が本当なんだろうと疑問に思い始めました

たしかに炭水化物はエネルギー源として大切かと思いますが、バランスよくいろいろなものを食べようとするとどうしてもおかずの量が増えます

「主食を多く~」という主義で食事をされている方、体調はどうですか?
また、それで栄養的には大丈夫なのでしょうか
ご意見をきかせてください

A 回答 (1件)

質問者の親御さんの年齢は詳しくわかりませんが、高度成長期では「大量のご飯+味噌汁+ご飯をたくさん食べるための塩辛いおかず」という従来型の和食を、「良質なタンパク源を豊富に取る」洋風の食事に変えようという指導が主流でした。

この運動により国民の栄養状態が改善されて、感染症による死亡率が減少したり、子供の体位が向上したりというメリットが生まれました。
これが、ご両親が「おかずをきちんと~」とおっしゃった背景です。

しかし同時に、ご飯など炭水化物の摂取量が減った一方で、脂質の摂取量が著しく増加し生活習慣病の増加が問題化してきました。これを改め、完全に従来型和食へ戻すのではなく、「ご飯はきちんと食べ、おかずは脂質や塩分の取りすぎにつながらないように適度にとろう」という現在の指導方針に変わりました。

考え方としては、天秤がマイナス(従来型和食)からプラス(脂質過剰型洋食)へと極端に動きすぎてしまったから、プラスマイナスゼロに戻しましょうということなんです。

言葉の問題とも言えますが「主食を多くとるべき」というと「ごはん(パン)だけたべればよい」と過剰反応する人が必ず現れるため、ちょっと誇張しすぎの様な気がします。例えば、ご飯などの主食を必要以上に食べ過ぎると、その分だけビタミンB群を多く摂取しなければなりません。「ご飯を多く」を「ご飯もきちんと食べ、おかずも適量に食べる」と言い換えていただければ、と思います。

何か一つの食品を極端に食べると必ずどこかにゆがみが現れます。もちろん野菜のようにたくさん食べても良いものもありますが、野菜だけ大量に取ると他のものを食べられなくなりやはりバランスが崩れます。食事(栄養)はすべて、バランスが大切です。以上管理栄養士でした。
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この回答へのお礼

早速のお返事どうもありがとうございました
何事も過ぎたるは及ばざるがごとし、ですね
自分の労働量や体質を考えながらバランスよく食べていこうと思います

お礼日時:2003/01/07 10:58

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