
理系劣等生の苦問 ~ どのあたりで誤解してるのでしょうか? ~
1.点は実在しないが、連続して線になるという。
2.線は面積を持たないが、距離を示すことができる。
3.三本以上の線分に囲まれた図形は、面積を有するが、容積を有しない。
4.線分に囲まれた多角形は、容積を有するが、重量を有しない。
5.立法体は、重量を有するが、時間を有しないので移動できない。
6.多面立法体や球体は、引力や重量を有するので、自転できる。
7.一次元が線分、二次元が平面、三次元が立体、四次元は時間らしい。
8.すると、点は“〇次元”だったのか?
9.あるいは、光や音は“何次元”で出現するのか?
A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
>9.あるいは、光や音は“何次元”で出現するのか?
音はおそらく何次元でも出現するでしょう。
基礎方程式は何次元でも普通の波動方程式です。
問題は光の方です。平坦な空間で、古典論で考えます。
電磁場の基礎方程式はMaxwell方程式と呼ばれます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF% …
divは簡単に空間n-1次元に拡張できますが、rotは無理です。
さて、ではどうするか?
空間3次元+時間1次元のミンコフスキー空間(我々の空間です。)しか
電磁場は存在しないのか?
いやいや、Maxwell方程式には共変形式で書く流儀もあります。
wikiの下の方にでています。
これを用いれば空間n-1次元でも拡張できます。
で・・・す・・・が・・・!!!
電場ベクトルは空間次元と同じn-1次元となりますが、
磁場ベクトルは、何と、(n-2)(n-1)/2次元となってしまいます。
我々の空間は、空間次元=磁場ベクトルの次元となる稀有な空間なのです。
以上の考察から、空間の次元が3以外となったとき、
はっきり言って何が起こるかまったく想像できません。
以前、何かの文献で読んだ覚えがあるのですが、紹介できません。
ですが、少なくとも我々の空間とは異なる現象が生じるでしょう。
したがって、我々が知っているような電磁波(光)も存在しないでしょう。
No.5
- 回答日時:
~ どのあたりで誤解してるのでしょうか? ~
中学校でやるユークリッド幾何学の
考え方と、現代物理学の考え方をごちゃまぜにして
いるところですね。
それと、19世紀後半から発展している
現代数学の考え方を全くご存知ないようなんで、
その現代数学を基礎とした現代物理学とユークリッド
幾何学の矛盾を理解できないのだと思います。
そのあたりNo.4のご回答にあるヒルベルトと
いう数学者の考え方がその一例です。
>1.点は実在しないが、連続して線になるという。
こういった考えは、古代ギリシャのイデア論と
言われるもので、どとらかというと宗教の信仰に
近いんです。実在しないものが目に見えるわけが
ありません。
>8.すると、点は“〇次元”だったのか?
次元の定義にはいくつかあるのですが、
点には方向がないと言う意味で、ゼロ次元です。
>9.あるいは、光や音は“何次元”で出現するのか?
光、つまり電磁波は、アインシュタインの相対性理論で
4次元で表現されています。
>四次元は時間らしい。
ってやつです。
正確には、縦、横、高さと同じように、4つ目の方向
があって、それは時間だということです。
時間方向だけは自由に行き来できず(それができるのが
タイムマシーンというやつで)、物体は存在しているだけで
時間方向に勝手に移動して行くという法則になっている
ようです。時は勝手に刻まれていくというやつです。
エレベータの中みたいなもので、上下するエレベータの
中で、自由に上下方向に移動できず、エレベータの
移動に身をまかせるしかない。これが時間方向の移動。
時の流れというものです。
>8.時空abcd四次元、別世界abcde五次元……とつづく。
理系劣等生の苦問というあたりからして、高校の数学は
だいたい分ると思っていいでしょうか?そういった前提で
話をすると・・・
XYZといった座標軸は互いに直交していますよね。
空間上の1点を指し示すのに、互いに独立(線形独立)した
ベクトルが最低いくつ必要か?必要なベクトルの個数が「次元」
というのが1つの定義なんです。
我々の目に見える日常は、3次元です。なぜなら
人間の目が平面的(つまり2次元)な画像しか捕らえることが
できず、2つの目の焦点の調整から、目から距離を
割り出すことができるので、この距離方向の1次元を加えて
3次元でものを認識するのが限度ということなんです。
ですから4次元以上を目で確認することができないので、
日常の体験から、4次元以上を認識するのが不可能なんです。
しかし、次元というものが互いに直交するベクトルの
個数なら、空間上に互いに直行するベクトルが4つ以上
あること、つまり4次元以上を数学的に表現することができます。
★内積というやつです!
ベクトルabcが互いに直行していれば、
それぞれの内積はゼロです。
a・b=0
b・c=0
c・a=0
線形一次独立というやつです。
同じように、
a・b=0
b・c=0
c・d=0
d・a=0
つまり、この空間上には互いに直交する単位ベクトルが
4つあると書けば、それは4次元なわけです。
4次元での数学的計算ができます。
多分、以下の本を読まれると、かなり疑問が
解決するのではないかと思います。
次元の秘密―自然単位系からDブレーンまで
http://www.amazon.co.jp/%E6%AC%A1%E5%85%83%E3%81 …
No.4
- 回答日時:
最も基礎になっている1.~3.については、ヒルベルトの「幾何学基礎論」を読まれると
よいでしょう。ヒルベルトは、点、直線などを公理として定義し、数学の基礎を覆しかねない
危機を救うため公理主義の数学の建設を試みています。
4.以降は、それを踏まえた上で考えてみるとよいと思います。
No.3
- 回答日時:
単なる座標の取り方に過ぎない「次元」と、「物理量」である質量や距離、面積、容積、時間などとを混同しているから混乱するんですね。
理系なら特に、もっとSFを読んだ方がいいですよ。
1. 何次元の空間内であっても点は実在"します"。
但し点には"大きさ"がないので、点の中には座標が存在しません。
従って8.点自体は0次元です。
2. 「線」は「点」が"一次元"に(つまり一方向に)並んだ集合です。
「点」には大きさがない、つまり「厚さ」がないので、「距離」は示せますが「体積」はありません。
3. 「面」は「点」が「二次元」に(つまり2つの方向に)並んだものです。
2.と同様、厚さがないので面積は示せますが「体積」はありません。
4. 「体積」を有することと「重量」を有することは無関係です。
「点」が「質量」を持っていれば、「重量」もあります。
5.6.9. 意味不明
7. 我々が存在しているこの空間は「三次元」で表現されます。
言い方を変えれば、人間は三次元までを認識でき、三次元内は自由に移動できますが、もう一つの「座標軸」である「時間」は、認識できるが自由に移動することは今のところできていません。
X,Y,Zの三軸(三次元)に加えて「時間軸」まで移動できることを、SFでは「四次元の世界」「タイムスリップ」「ワープ」「テレポート」「タイムマイン」などと表現します。
この回答への補足
改答3*(改答3=誤記)
1.点は実在するが、面積を持たず、連続すれば線になる。
2.線は面積を持たないが、距離を示すことができる。
3.三本以上の線分に囲まれた多角形は、面積を有し、容積を有しない。
4.六本以上の線分に囲まれた多面体は、容積を有し、質量を有しない。
5.立法体は、質量を有しても、時間を有しなければ、移動できない。
6.多角形・多面体・立法体・球体は、引力や重力があれば自転できる。
7.点は〇次元、線分x一次元、平面xy二次元、立体xyz三次元。
8.時空abcd四次元、異空間abcde五次元……とつづく。
9.時間(光や音)は“何次元”においても出現する。
改答3
1.点は実在しないが、連続すれば線になる。
2.線は面積を持たないが、距離を示すことができる。
3.三本以上の線分に囲まれた多角形は、面積を有し、容積を有しない。
4.六本以上の線分に囲まれた多面体は、容積を有し、質量を有しない。
5.立法体は、質量を有しても、時間を有しなければ、移動できない。
6.多角形・多面体・立法体・球体は、引力や重力があれば自転できる。
7.点は〇次元、線分x一次元、平面xy二次元、立体xyz三次元。
8.時空abcd四次元、異空間abcde五次元……とつづく。
9.時間(光や音)は“何次元”にも出現する。
No.2
- 回答日時:
1.もちろん「線」も実在しません。
ですから点が連続して線になって何の問題もありません。2.3.はい、そうでうす。
4.そうなんですか?多角形って二次元の図形じゃないんですか?
5.立方体に重量(または質量)を有するって断言はできないと思います。その立方体が質量をもつ物質で構成されている必要があります。時間に関しては
6.多面立方体がちょっとわかりません、ごめんなさい。「引力や重量」については5.の前半と一緒です。
7.多分誤解の根本はここだと思います、総括で後述します。とりあえず四次元は時間ってのは勘違いだと思います。この世で四次元というと、「空間3次元+時間1次元」ですが、次元に関する一般論的に言うと適切ではないです。時間は世界を構成する1成分であると思ってください。
8.私はそう思います。
9.何次元でも出現するんじゃないですか?
総括しますと
7.の回答に関連しますが、次元で構成されている「世界」とそこに存在する「モノ」。さらに「モノ」の位置関係や状態を示す「情報」がごっちゃになって混乱しているのでは、と思います。
改答2
1.点は実在しないが、連続すれば線になる。
2.線は面積を持たないが、距離を示すことができる。
3.三本以上の線分に囲まれた多角形は、面積を有し、容積を有しない。
4.六本以上の線分に囲まれた多面体は、容積を有し、質量を有しない。
5.立法体は、質量を有しても、時間を有しなければ、移動できない。
6.多角形・多面体・立法体・球体は、引力や重力があれば自転できる。
7.点は〇次元、線分x一次元、平面xy二次元、立体xyz三次元。
8.時空abcd四次元、別世界abcde五次元……とつづく。
9.時間(光や音)は“何次元”にも出現する。
No.1
- 回答日時:
4から、3以前と矛盾してますよね。
(そこから次元が一つ重複してる?)4の多角形も3.3本以上の線分に囲まれた~なのではないのですか?
なら容積は有しないでしょう。
6では、先ほどの5と矛盾しています。多面立方体(?立方体は既に多面なのでは?)はつまり立方体ですよね。立方体は時間を有しない。故に移動出来ない。なら自転も不可能になるはずです。(自転速度も時間に依存する量のため)
また”重量”というのなら、それも時間に依存した量であるはずです。(重量は重力加速度と関係するため)ここは質量が正しいのだと思います。
後半の7,8,9についてはよく分からないので申し訳ない。
改答1
1.点は実在しないが、連続して線になるという。
2.線は面積を持たないが、距離を示すことができる。
3.三本以上の線分に囲まれた多角形は、面積を有し、容積を有しない。
4.六本以上の線分に囲まれた多面体は、容積を有し、質量を有しない。
5.立法体は、質量を有するが、時間を有しないので移動できない。
6.多角形・多面体・立法体・球体は、引力や重力によって自転できる。
7~9.(略)
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