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民法91条、92条でいうところの法令とは民法に限らず、民事法に限らず、広く日本の法律、政令等をも含んだものなのでしょうか?

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A 回答 (3件)

問 「民法91条の趣旨は,法律行為の効力について,私的自治と公序良俗の調和を図ろうとするもので,90条を裏側から述べた規定です。


の意味なのですが、公序の概念の広狭の違いはあっても91条の反対解釈が90条に近いものということでしょうか?
その意味では、ほぼ同じことを肯定面と否定面から述べたものであって、両者の使い分けは、適用が容易なものを使うということでしょうか?

答 自分自身,考えたことのないテーマですが,訴訟法的に考えると分かりやすいと思います。
 90条は,訴訟において,ある行為の無効を主張したい場合や裁判所が無効と判断したい場合に用いる規定であり(※90条無効については,弁論主義が完全には適用されません。:最高裁昭和36年4月27日判決),91条は,ある行為が私的自治の範囲にあり有効であることを主張するために用いる規定であると考えます。
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この回答へのお礼

「民法91条の趣旨は,法律行為の効力について,私的自治と公序良俗の調和を図ろうとするもので,90条を裏側から述べた規定です。」
の意味が良くわかりました。
私の飲み込みの悪さにも関わらず長々とお付き合いいただきまして本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/10/13 23:06

問 90条と91条の関係なのですが、90条の公序良俗と91条の公序は同じ意味と考えてよいのでしょうか?



答 民法91条の「公の秩序に関しない規定」は,「任意規定」のことですから,「公の秩序」とは,強行法規を指します。
 一方90条の「公の秩序」については,下記の最高裁判例を見ると,「公の秩序」と「善良の風俗」とを分けて使用せず,一括して90条違反としています。
 そこで,「私的自治と公序良俗との調和」という立法趣旨は同様であるとはいえ,90条の「公の秩序」のほうが広い概念になっているといえるでしょう。
ttp://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=26015&hanreiKbn=01
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_i …

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_i …


問 13条の場合と同様に,同様に90条も該当する法令がなく91条が適用できない場合に補充的に又は網羅的に私的自治と公序良俗の調和を図ろうとするものであると考えてよいでしょうか?

答 正確な回答はできかねますが,上記判例に加え,下記判例を見ても分かるとおり,最高裁判例は,いずれも「91条違反」ではなく90条違反を問題にし,また,違反する強行法規の効果として無効としております。
 よって,90条が91条の補充規定と位置づけられているとはいえないのではないでしょうか。

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_i …
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_i …

この回答への補足

いつも論理明快な回答有難うございます。
頂いた回答のいずれもが既に20点満点の回答であるにも関わらず再度の質問をお許しください。

>民法91条の趣旨は,法律行為の効力について,私的自治と公序良俗の調和を図ろうとするもので,90条を裏側から述べた規定です。
の意味なのですが、公序の概念の広狭の違いはあっても91条の反対解釈が90条に近いものということでしょうか?
その意味では、ほぼ同じことを肯定面と否定面から述べたものであって、両者の使い分けは、適用が容易なものを使うということでしょうか?

補足日時:2008/10/13 15:12
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 民法91条の趣旨は,法律行為の効力について,私的自治と公序良俗の調和を図ろうとするもので,90条を裏側から述べた規定です。


 民法90条に違反するとして無効とされる行為は,民法中の公の秩序に関する規定違反の場合に限りません。
 よって,91条の「法令」には,民法以外の法令も含まれます。

 同趣旨から,92条の「法令」についても,民法以外の法令が含まれます。

この回答への補足

いつも論理明快な回答有難うございます。

ご回答にあります90条と91条の関係なのですが、90条の公序良俗と91条の公序は同じ意味と考えてよいのでしょうか?

憲法13条の幸福追求権が総論的な人権とされ、他の憲法記載の人権規定でカバーできない場合に補充的に新たな人権創造機能があるのと聞いております。
同様に90条も該当する法令がなく91条が適用できない場合に補充的に又は網羅的に私的自治と公序良俗の調和を図ろうとするものであると考えてよいでしょうか?

補足日時:2008/10/13 10:05
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どなたか解説してもらえないでしょうか。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

こんにちは

他の方の回答で十分かもしれませんが、一応その意義を含めて
補足を。

「私的自治の原則」という大原則があって、
私法上の法律関係については、個人が自由意志に基づいて
自律的に形成できるとされています

なので、原則、各種の契約等は当事者間で自由に決められるのですが、
必ずしもみんなが法に詳しいわけではないですよね

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買主Aは売主Bにお金を払い、売主Bは3日後にその車をAに引き渡す
約束をした後、ABには関係なく、車が壊れた場合、
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ただし、みんながみんな法に詳しいわけでないし、友人同士の取引であれば、
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そういう場合に、適用されるのが、「任意規定」と呼ばれるもので、
双務契約における危険負担の問題についても、
民法においてどちらが、負担するべきか定められています


一方、私的自治の原則といっても、
あまりにも不平等であったり、公序良俗に反する約束は、困りますよね

そういうものは、「強行規定」と呼ばれるもので規定されていて、
これに反するものは、たとえ当事者間で合意していても、無効とされます
(年の利息が20%を超える金銭消費貸借契約など)


なので、
>「当事者の意思が不明確な場合にこれを補う」
とは、当事者間で不測の事態/決めていない事態が生じた場合に、
解決を手助けする

>「その意思が優先する」
当事者間で合意があれば、その合意によって決められる

といった感じです

参考になれば幸いです

こんにちは

他の方の回答で十分かもしれませんが、一応その意義を含めて
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法令中の公の秩序に関しない規定(いわゆる任意規定。第91条参照)と異なる慣習がある場合、法律行為の当事者がその慣習による意思があったと認められる事情があるときは、その慣習が優先します。



(任意規定と異なる意思表示)
第九十一条  法律行為の当事者が法令中の公の秩序に関しない規定と異なる意思を表示したときは、その意思に従う。

(任意規定と異なる慣習)
第九十二条  法令中の公の秩序に関しない規定と異なる慣習がある場合において、法律行為の当事者がその慣習による意思を有しているものと認められるときは、その慣習に従う。


とありますので、民法91条の規定により、会則には会計年度は<4月1日から翌年3月31日>と任意規定があれば民法の規則によりこれが有効に成ります。会計を〆るのは3月31日が正解と成ります。しかし民法92条に規定により実際には3月の中ごろで締めて監査しても他の法令に違反しません(会社時は会社法など規定があるから無理)、自治会(法律に決算期間のなどの定めが無い任意会)なので別に慣習により3月の中ごろで締めて監査であれば問題は発生しないと考えます。
 本来であれば会計を〆るのは3月31日が原則とは成ります。民法92条を適応すれば許容範囲でどちらでも正解であります。


  


 

法令中の公の秩序に関しない規定(いわゆる任意規定。第91条参照)と異なる慣習がある場合、法律行為の当事者がその慣習による意思があったと認められる事情があるときは、その慣習が優先します。



(任意規定と異なる意思表示)
第九十一条  法律行為の当事者が法令中の公の秩序に関しない規定と異なる意思を表示したときは、その意思に従う。

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よろしくお願いいたします

Aベストアンサー

到達主義が、到達したときに効力が生じるものです。

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例えば、上の例で、あなたが売っても良いなと思って、手紙で承諾の旨伝えることにしたとします。この契約の承諾の場合は、発信のとき、すなわちあなたが手紙を発送したときに承諾の効力が生じ、契約が成立します(526条)。

原則、到達主義ですが、民526条のような例外があるのです。

参考になれば。


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