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「疲労回復」という言葉は、国語的には正しいものでしょうか?
辞書によると、「回復」とは、「一度悪い状態になったものが、元の状態になること。」とあります。
国語の先生から、「疲労回復」という言葉は間違っていると教わりました。
確かに、体力回復とか健康回復ということなら分かるのですが、疲労回復は、疲労が元に戻るということになるとすると、ちょっとおかしい気がします。
栄養ドリンク等、「疲労回復」と表示されていますが、どうなのでしょうか?

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A 回答 (9件)

>>


疲労回復は、疲労が元に戻るということになるとすると、ちょっとおかしい気がします。

ちょっとではなく、かなりおかしい言い方です。

ただ、栄養ドリンクを買う人の多くは実際に疲れ果てて困っている人々です。
そういう人達の目には「健康**」よりも「疲労**」の方が感覚に訴えるものが大きいのです(いわゆるアイキャッチとして)。
栄養ドリンクのメーカーは恐らくその辺のことを十二分に計算し尽くして「疲労」の文字を敢えて使っているのでしょう。
もっとも、それならば「疲労解消」と書けばいいわけですが、この「解消」という言葉は、購入層の多くを占めるサラリーマン諸氏にとって得意先との取引解消などを連想させる不吉なイメージがあります。
そこで「疲労回復」の出番になります。

疲れ切ったサラリーマン達は、これを読んで「疲労状態にもどる」などという細かな文法解釈はしません。

先ずは「疲労」2文字で彼等の目を惹きつけ、
続いて「回復」の2文字を見せれば、
疲労 → 回復(疲労状態から回復する / 疲労が消える)

このようなイメージを抱かせることができるのです。
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ANo.3,6です。


「健康回復」も「疲労回復」も、戦前から普通に使われています。
私は戦前の小説をよく読みますので、疲労回復がヘンだとは少しも思いません。
疲労回復も健康回復も正しい語法(日本語として問題なく通用していた)です。
ANo.3の辞書にも載っていますし、その他ANo.3,6の説明の通りです。

同じ作者が「健康回復」も「疲労回復」も両方書いています。
 ↓

岡本綺堂「白髪鬼」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/43576 …
「・・・近来は健康も回復しているし、試験の勝手もよく判っているし・・・」
昭和3年8月「文芸倶楽部」


岡本綺堂「夢のお七」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/45493 …
「・・・自分の疲労も完全に回復するであろう。・・・」
昭和9年10月「サンデー毎日」
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以前、どこかの学校の先生が、「疲労回復」という言葉を使ったCMを見咎めて、そのCMの企業に


「“疲労”が“回復”してどうする!」と抗議したところ、お詫びの印としてか感謝の印としてか、なにがしかの金品を送られたという話を聞いたことがあります。

そういう話を聞くまで、「疲労回復」という言葉について特別違和感を感じたこともありませんでしたし、違和感を感じないということは目くじら立てる程でない許容範囲の誤用あるいは拡大用法なのではないかと思ったりもしましたし、――
私はどちらかというと言葉の乱れに対しては寛容な方でいるつもりなのですが、――

やはり、広告で大々的に打つべき言葉ではないように思います。
ずいぶん前から、ドリンク剤の広告でよく聞かれる言葉です。
こういう広告で使われる前は、こんな言葉は使われていなかったのではないでしょうか?
長い間、繰り返し繰り返し聞かされてきた言葉なので抵抗はありません。
しかし抵抗がないからといって、誤用に気付いている、あるいは誤用の疑いがあることに気付いているにも関わらず、使用を意識的にやめようとしないのはあまりいい態度とは言えないのではないでしょうか?
この言葉の旨としていることを言い表すのに、何が何でも「疲労回復」でなければならないということはないはずです。(言葉狩りとは違います。)

この言葉の、広告での使用を中止したとしましょう。中止した後にもなごりとして「疲労回復」という言葉が巷間で使われるのはしかたがないと思います。しかしよく考えてみると現在でもこの「疲労回復」という言葉は広告で使われる以外、現に生活している人たちの口にのぼることは殆どないと言っていいのではないでしょうか?

これから20年間、広告で「疲労回復」の使用を禁止したとしましょう。
20年後、「疲労回復」を刷り込まれていない15歳の子供が、40歳の母親からドリンク剤を手渡される。母親は手渡しながらこう言う。
「ほれ、これ飲んでごらん。疲労回復するよ」
「母ちゃん、疲労が回復してど~ぉするよ?」
――そう、「疲労回復」の後に「する」を付けると、この言葉のおかしさが一目瞭然となるのです。広告で「疲労回復」! と言い切りにしている(「する」等が後に続かない)ことも違和感を感じさせないことの一因になっているのだと思います。

「疲労回復」という言葉に対して「これは間違ってるぞ!」と我々の言語センサーが我々に囁きかけてくれないのは、何度も何度も聞かされてセンサーが麻痺させられていることと、「こういうドリンク剤のCMには“疲労回復”という言葉がセットになっているものなのだ、幽霊だったら“うらめしや”、花火だったら“たーまやー”、という程度のものだ、“疲労回復”は“これはドリンク剤なんですよ”というサインに過ぎないのだ」と、意識下に刷り込まれているからなのだと思います。

言葉の構成を見てみましょう。
「疲労回復」は「“疲労”から“回復”する」ということを表現したいのでしょうが、
ふつう、AA+BBという構成になっている四字語(四字熟語ではない;“熟語”と言えるほど確固たる地位を築いてはいない.)は、
「AAがBBする」か、
「AAのBB」ということになるのが一般的であるはずです。

「“AA”から“BB”する」というのも一般的だ、という主張が通るのなら、
では、――

「病気回復」という言葉を、薬や、ドリンク剤の宣伝文句に使えるものでしょうか? 病院の看板に掲げられるものでしょうか?

「疾病回復」「激痛回復」「疼痛回復」「倦怠回復」等はどうでしょう?

漢字を連ねた言葉というものは字数が多くなるほど意味が分からなくなります。
いえ、大して字数がなくても意味が不透明なことがあります。
「雇用者」は雇用している人なのか、雇用されている人なのか?
「使用者」は使用している人なのか、使用されている人なのか?
(この区別をつけるための一つの方法として、頭に「被」を付けるか付けないかする、というやり方がありますが、この「被」が付くことによって、日本語の自然なリズムは大いに損なわれます。)

それにしても、「活力回復」や「健康回復」が使われないのはなぜでしょう? 硬いKの音が多すぎて響きが良くなく、忌避されるからでしょうか? あるいは、医薬品・医薬部外品の広告は何かと制限が多いようですのでこういう表現をしてしまうと誇大広告ということにでもなってしまうのでしょうか?

とにかく一度(10年単位の期間)、広告での使用を禁止してみてほしいものです。(巷間での使用は禁止しない。学校では基本的にこの用法については触れない。質問があれば「誤用であると考えられている」と教える。あるいは正誤の判断は今後の言語使用状況に委ねられる、などと答えておく。)
CMで使われなくなってそれでこときれてしまうような言葉なら、やはりその程度のものだったのだということになるのでしょう。
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ANo.3です。


「疲労」や「病気」と「汚名」とは違いますね。
「汚名」とは汚い名前です。名前です。新たに人に付けられたレッテルのようなものです。
「汚名を着せられた」とも言いますね。
体の中身がおかしくなった「疲労」や「病気」と、人のオデコにくっつけられたレッテルや体の上に着せられた着物と同様の「汚名」とは一緒にできません。
「汚名」は失ったものではありません。新たに付けられたものです。
だから「回復」という言葉は使えません。
汚名のために失った「名誉」には「回復」という言葉が使えますがね。
汚名を着せられて、心身の疲労が起きた場合、その「疲労」については「回復」が使えます。「病気」になっても同じです。
「汚名回復」と言わないのは以上の理由からです。「疲労」や「病気」と、「汚名」は同列視できません。
「回復(恢復)」の本当の意味が理解できれば、この理屈がわかっていただけると思います。
以上が国語の正しい理屈です(^-^ 。

Goo辞書↓
かいふく くわい― 0 【回復/▼恢復】
(名)スル
(1)一度悪い状態になったものが、元の状態になること。
「天候が―する」「景気が―する」
(2)一度失ったものを取り戻すこと。
「権利を―する」「名誉を―する」
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意味が通じるかどうかは別として、「疲労回復」や「病気回復」は理屈的には「汚名返上」を「汚名回復」、「汚名挽回」と言うようなものです。


当然正しい国語表現とは言えません。
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やっぱ元の状態に戻るという意味なら、先生のいっていることは


正しいと思いますね。元があって回復があるわけだから。
なので、辞書の意味と先生の言っていることは同じ。
なかなか鋭い先生ですね。
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>「疲労回復」という言葉は、国語的には正しいものでしょうか?



正しいです。

三省堂「例解国語辞典」より
【回復】
(1)病気や怪我がなおること。
(例)回復が早い。病気が回復する。健康が回復する。回復力。疲労回復。
(2)よくない状態に落ち込んでいたものが、もとの状態をとりもどすこと。
(例)天気が回復する。平和を回復する。

国語の先生が間違いだといった「疲労回復」が、この辞書にチャンと載っています。
この辞書を作った先生は、国語の先生よりずっとエライ先生ですから、信用していいと思います(^-^ 。

国語の先生は、「回復」の意味が「単に元に戻る」だと誤解しているんじゃないでしょうか。

「回復」の原義は上の辞書の
(2)よくない状態に落ち込んでいたものが、もとの状態をとりもどすこと。
・・・ということです。
もとの状態とは普通の状態です。良い状態と言い換えてもいいです。
健康であった人が一旦病気になり、また健康を取り戻したときは「回復」です。
病気で寝ていた人が一旦健康になり、また病床に戻ったときはときは「回復」とはいいません。逆戻りです。

もとの悪い状態に戻ることを「回復」とは言いません。
もとの良い状態に戻ることが「回復」です。

「健康回復」という文句を見たら、回復とは良い状態に戻ることなんだ、病気であったのが健康を取り戻したんだ・・・と解釈します。

「疲労回復」という文句を見たら、回復とは良い状態に戻ることなんだ、疲労がとれてもとのいい調子に戻ったんだ・・・と解釈します。

「健康」と「疲労」は反対語のように見えますが、「健康回復」と「疲労回復」という文句は、よく似た意味になっています。
日本語は数学の公式のようにはいきません。
会話でも文を読むことでも、相手や書き手の言っていることを正しく理解しようとしなければ、意思疎通がうまくいきません。

「回復」は「もとの良い状態に戻る」ことなんです。ここをチャンと押えれば、自然に正しい意味が理解できます。

最後に類語辞書からの引用ですが、似通った語を書いておきます。
みんな「もとの良い状態に戻る」ということですね。

復旧・復元・還元・復興・復調・復活・蘇生(そせい)(―する)復する・戻る・蘇(よみがえ)る・立ち直る・持ち直す(健康状態について)快復・平復・平癒・治癒・快癒・本復・回春・全快・快気・快方/挽回挽回(ばんかい)(―する)取り戻す・取り返す・盛り返す
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なるほどと思いました。


言われてい見ると全然おかしいですね。
こんなところから国語が乱れていくのでしょうか。
栄養ドリンクの会社に抗議した方がよいと思います。
私は以前スズヨ(Suzuyo)というグループ会社のコマーシャルで
子供にら抜きの「見る」を大声で歌わせていたので抗議したこ
とがあります。
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疲労からの回復という意味で使っていると思います。



たしかに、普通は、○○××だと、○○の××という意味なので、これは変ですが、もう長く使われているので、気にならなくなっているのではと思います。
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Q「汚名を挽回する」という表現は間違いでしょうか

「汚名を挽回する」という表現は間違いでしょうか。

「汚名」という言葉には「悪い状態を抜け出して良い状態を取り戻す」という意味があると思います。

そして「劣勢を挽回する」のように悪い言葉を目的語にする場合は「抜け出す」の意味が強くなり、「名誉を挽回する」のように良い言葉を目的語にする場合は「取り戻す」の意味が強くなるのではないでしょうか。

「汚名をは挽回する」は前者のケースに当たるので、使い方として間違っていないように思うのですが、この考え方のどこに問題があるかお分かりの方はお教えください。

Aベストアンサー

畳み掛けるように何度も回答してすみません。

あれだけ長い回答を書きながら言い忘れたことがありました。
「汚名」という言葉の意味です。

「汚名」の「名」とは自分に付けられた「印」のことです。「レッテル」と言ってもいいでしょう。英語で言う bad name (“ボン・ジョビ”の歌の歌詞にもありますが)が「汚名」に当たります。
「汚名」は自分に付けられた「悪い印」ですから「すすぐ(洗い落とす)」あるいは「そそぐ(取り去る)」という言葉がそれに続くのです。

一方「劣勢」は、例えば天秤ばかりの針が「劣っている」方向に傾いただけであって、“「劣っている」という「レッテル」を貼られた状態”とは違うのです。針の傾きを「優勢」の方向に持っていけば「優勢」にすることも可能です。だから「劣勢挽回」が使えるのです。もっと単純に言えば、「挽回」するのは「劣」ではなくて「勢」なのです。「劣っている“勢い”を取り戻す」というのが「劣勢挽回」の意味です。

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畳み掛けるように何度も回答してすみません。

あれだけ長い回答を書きながら言い忘れたことがありました。
「汚名」という言葉の意味です。

「汚名」の「名」とは自分に付けられた「印」のことです。「レッテル」と言ってもいいでしょう。英語で言う bad name (“ボン・ジョビ”の歌の歌詞にもありますが)が「汚名」に当たります。
「汚名」は自分に付けられた「悪い印」ですから「すすぐ(洗い落とす)」あるいは「そそぐ(取り去る)」という言葉がそれに続くのです。

一方「劣勢」は、例えば天秤ば...続きを読む

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題名のとおりですが、どう使い分けるのか知りたいです。

たとえば、「私はじゅうぶん満足した」のときは、十分でいいんですよね???

どちらをどう使い分けるのか教えてください。

Aベストアンサー

そもそも【十分】と【充分】は別のことばです。

国語辞典では「十分」も「充分」も同じこと、を踏まえてのご質問と見うけます。
私は、事務的文書では「十分」に一本化していますが、私的文章では、両者を使い分けています。情緒的な差という人もいますが、語の本来の意味は異なります。
☆「十分」「充分」の意味が混同される原因は(推測です)、
 ・漢字本来の発音の違いが日本語では区別し難いため、便法で漢字音を決めた。
 ・旧かな遣いの時期は区別がし易かったが、新かな遣いになり混同を助長。
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     九が数の窮まった値として縁起よく、重視されてきた。
     更に9+1は十分大きい ⇒ 数が足りている状態。 
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【充】:満ちる、満たす、余すところなく、担当する、埋める。
  原意:長い、高い から 成長した大人、肥満、肥大、振る舞う、 
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  ☆基本は動詞、切れ目なく満ちる、満たす、果たす、アナログ的思想です。
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 充電・充填・充足・充実・充溢・充血・充ちる(潮が、悪意に、月が、刑期がetc)
ついでに、
  「十分ご説明をいただいて、充分満足いたしました」のごとき用法も。

いまや、【十分】【充分】を使い分けるか否かは個人の好みです、読む人の感性に合わなければそれまでのこと、自己満足の域を出ません。いずれにせよ、公式文書や事務的文書では、好悪を捨てて、国語辞典を標準とするに越したことはありません。

そもそも【十分】と【充分】は別のことばです。

国語辞典では「十分」も「充分」も同じこと、を踏まえてのご質問と見うけます。
私は、事務的文書では「十分」に一本化していますが、私的文章では、両者を使い分けています。情緒的な差という人もいますが、語の本来の意味は異なります。
☆「十分」「充分」の意味が混同される原因は(推測です)、
 ・漢字本来の発音の違いが日本語では区別し難いため、便法で漢字音を決めた。
 ・旧かな遣いの時期は区別がし易かったが、新かな遣いになり混同を助長。
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Q汚名挽回は正しいの?

名誉も汚名も与えられるものであって
失えば、挽回するのも分からなくはないですが・・・

汚名は要らないでしょう?
挽回してどうするのって感じです。

汚名挽回が正しいと思う人の頭は、どう理解しているのでしょうか?

汚名は返上するもの?
それとも挽回するもの?

Aベストアンサー

結論から言うと誤用ではありません。

1.
「汚名挽回」の「挽回」の辞書解釈をネットから2つ挙げます。
≪大辞林第3版≫
(ア)失ったものをとりかえすこと。(イ)もとへもどすこと。(ウ)回復。 「劣勢を-する」 「名誉-」
http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?sea …
(ア~ウの項目名は、便宜上、わたしが付けました)
≪大辞泉≫
失ったものを取り戻して、もとの状態にすること。回復。「勢力を―する」「遅れを―する」「名誉―」
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/180881/m1u/ …
大辞泉と大辞林(ア)の意味の場合、たしかに、おっしゃるとおりで、『挽回してどうするのって感じ』になるでしょう。
挽回は他動詞ですから、『挽回をとりかえして(取り戻して)どうするの?』というのは正当な解釈だと思います。
そうすると、上記例の「劣勢を挽回する(大辞林)」と「遅れを挽回する(大辞泉)」も誤用だ、ということになってしまうはずです。
しかし、実際には、正用として認められています。
これを認めるのであれば同様に、「汚名挽回」も正用とされるべきでしょう。

2.
では、なぜ誤用と解釈されることが過去にあったのか。
それは、この大辞林のように、「(イ)もとへもどすこと」のような語釈が辞書に堂々と記載されていたからではないだろうか、と思います。
まず、汚名挽回が(ア)の意味にならないことは明白です。
そして、ほかに(イ)の語釈しかなければ、辞書的には、汚名挽回は誤用と判断せざるを得ません。
つまり、辞書に挙げられている例も含めて、これらが正用であるためには、「(イ)もとへもどすこと」ではなく、【(イ’)その現状をもとへもどすこと】のように書き換えれば、誤用ではないことを明確に示すことができます。
「汚名の現状をもと(=汚名の無かったころの原状)へもどすこと」という意味に解釈することが可能になるからです。
辞書編纂者の方々は、今まで、この点に気づいてこなかった。
そのため、本来の意味的には正用であるが、辞書解釈的には誤用である、という結果を招来してしまったのだと思います。
要するに、「挽回」の語釈自体をまず変更して、それから「汚名挽回」は誤用ではない、という主張をしないかぎり、水掛け論になってしまう、ということです。
こうした下地ができてこそ、汚名は返上しても挽回しても良い、ということになるでしょう。
その場の状況に応じて、使いたいほうを使えば良いわけです。
  

結論から言うと誤用ではありません。

1.
「汚名挽回」の「挽回」の辞書解釈をネットから2つ挙げます。
≪大辞林第3版≫
(ア)失ったものをとりかえすこと。(イ)もとへもどすこと。(ウ)回復。 「劣勢を-する」 「名誉-」
http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?sea …
(ア~ウの項目名は、便宜上、わたしが付けました)
≪大辞泉≫
失ったものを取り戻して、もとの状態にすること。回復。「勢力を―する」「遅れを―する」「名誉―」
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/180881/m1u/ …
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