胸部Ｘ線検査の結果がＥ判定

親族の話なのですが、胸部Ｘ線検査の結果がＥ判定で、右下肺の浸潤影（孤立性）と右第２弓シルエットサイン陽性の疑いという結果だったそうです。素人には全くどういうことか分からないのですが、どういう病気が考えられるのでしょうか。
後日、病院でＣＴを撮って、痰の検査？もしたようです。痰の検査では陰性でしたが肺胞由来の組織数が少数と書かれてあったようです。これもどういう意味なのでしょうか。
また、ＣＴの結果、３ヶ月頃にもう一度ＣＴを撮ってみて大きさなど変化を見るとのことで、その他結核などは２ヶ月後頃に結果が出ると聞きましたがそんなに長くかかるものなのでしょうか。（詳しく聞いていないので、私の聞き間違いかもしれませんが・・）
こういう場合、経過観察しかないのでしょうか。約半年前から頻繁に咳ばらいをするようになったので心配です。
どなたか、アドバイスをお願いします。

No.1 ベストアンサー 回答者： sodenosita 回答日時： 2008/10/25 13:58

専門的に書けば長々となりますので、ざっくりと書くことにします。

>どういう病気が考えられるのでしょうか。
まずは肺がん。そして、肺炎や無気肺と呼ばれる病態などが考えられます。
>これもどういう意味なのでしょうか。
肺胞というのは肺の中になる酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する部分のことであり、正常なものです。今回の痰の検査では、がんを思わせるような細胞はなく、正常な細胞しか出ていないということです。
>そんなに長くかかるものなのでしょうか。
想定しているものが癌であれば、それくらい間を空けなければ、変化が捉えられないことが多いです。
>こういう場合、経過観察しかないのでしょうか。
手術や生検と呼ばれる組織をとる検査なども方法としてはあるでしょうが、身体への負担がかかります。最近だとPETもよく行われますが、高額な検査です。結局のところ、こういった「負担の大きい検査をしてでも白黒つけなければいけない状況ではない」というところではないかと思います。どちらかといえば、がんではないと考えているのでしょう。

この回答へのお礼

とっても細かな説明で分かりやすかったです。
専門的なご意見を聞くことができて感謝しています。
やっぱり専門の方はすごいですね！！
どうもありがとうございました。

お礼日時：2008/11/11 15:46