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中学受験予定です。日能研で偏差値63ぐらいの男子です。

当初は国立大学附属を志望していまして、学芸大学附属竹早中学校か学芸大学附属世田谷中学校を第一志望としていました。

ただ、学芸大学附属竹早や世田谷だと、高校受験があるため通塾率が90%ぐらいあるそうで、せっかく中学受験しても、高校に進学するのに苦労するのではかわいそうと思うようになってきました。

知り合いのお子さんで学芸大学附属竹早中学校に入学した子がいるのですが、中1から部活の後に通塾したり、附属高校へ進学するために内申に一喜一憂して(附属中学から附属高校へは内申書重視だそうです)、後悔されているのを知ったのも躊躇している理由です。

他の学校で気に入っているのは都立小石川中等教育学校です。
息子は小石川の自由闊達な校風やアカデミックな理科教育に一目ぼれしており、当初の志望校だった学芸大学附属竹早(世田谷)を完全に忘れている様子です。

ただ、学芸大学附属竹早中学に進学した場合、3年間高校受験勉強を頑張れば東大合格者の多い附属高校に進学できるとあって、そちらのほうが良いのではとも考えてしまいます。

学芸大学附属竹早中学と都立小石川では、どちらが良いか、ご意見よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

国立大学の附属は、筑駒以外はお勧めしません。

理由は以下の通り。
1.中高一貫校ではなく中学と高校が分断されているため、カリキュラムなどの中高一貫校としてのメリットがない
2.高校に上がれる人数が限られているため、すぐに高校進学を意識しなければならない
3.国立大付属の設置目的は「実験校」。教育実習生の授業が多いので進路は遅いし、「ゆとり教育」のような実験にもつきあわされる。子供を教育実験に使わせたいとは思いません
4.通塾率が高い。筑波大附属中学で75%だそうですから、内部進学がもっと難しい学芸大附属だと、100%近いでしょう

それでも、筑駒ほどの超難関校で全員が高校へ上がれる学校であれば、国立といえども進学する価値があると思いますが、
学芸大附属の内部進学は本当に厳しいですよ。20%ぐらいの生徒しか上がれません。そのために、中1から通塾して
過酷な内部進学競争があります。学芸大附属の内部進学コースのある塾がたくさんあるのはそのためです。

経験上、学芸大附属に入れる保護者の多くは、我が子なら内部進学できると思っていますね(笑)
でも、みんなそれなりに優秀な子の集まりですから、非常に厳しいです。おっしゃる通り内申比重が高いので、内申競争が大変です。
今は都立高校入試も内申比重がかなり下がり、実力入試となっていますが、学芸大附属の内部進学は半分が内申なので、主要科目ができても、実技科目が普通な生徒はダメですね。
せっかく内部進学できても、学芸大学附属高校は通塾率が日本一と言われるほど通塾率の高い学校ですから、やはり予備校通い必須なのが実情です。
また、内部より外部からの生徒のほうが当然優秀なので、内部の大学合格実績は外見ほど良くないです。
学芸大学附属中(竹早や世田谷を含め)のメリットは、高校受験チャレンジの踏み台ぐらいしかあるようには思えません。

最近の流れを見ると、学芸大附属中離れが顕著で、中高一貫校としてのメリットがあり私学と教育の質が変わらない都立中高一貫校に流れてます。
私の周りでも、国立大附属から都立中高一貫校に志望変更する受験生が多いです。

都立中高一貫校は、教材に検定外教科書や独自に創った教材を使用したり、カリキュラムも中高一貫校であることを生かした先取り学習型など、国立には法律や実験校としての性格上できないことが可能な点で、勧められます。(国立は先取り教育も検定外教科書の使用もできません)教員の質も総じて大変良いです。

私立中学志望の家庭が、最近では都立中高一貫校を私立中学として受験する例が増えていますから、学費の安い私立中高一貫校と言えるかもしれません。

ただし、志望校はきちんと見ておくべきですね。たとえば、理数教育で有名な小石川に、理科や数学に興味がないのに入ったら大変でしょう。

今年の三大模試の志望状況を見ても、国立大附属の志望者数が減って都立中高一貫校の志望者数がかなり増えていますから、この流れは必然だと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。これで第一志望は小石川に絞れそうです。ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/26 19:06

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