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 メダカだけではないですが、例えば利根川と信濃川といった、水系が全く違う場所に同じ種類の淡水魚が分布するのはなぜなのでしょうか。降海する魚なら、海に出たものが別の水系を遡ることもあるでしょうが、一生を川で暮らすメダカなどは、どうやって分布を広げていったのでしょうか。
 ご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。

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A 回答 (3件)

ごくごくざっくりした理解としては、基本的には「分水嶺」(「水系」よりはこちらのほうが適切かと)にしたがい分布する。

しかし稀に分水嶺を越えることがありうる。その原因としては河川争奪、一時的な洪水、人為移動などが考えられる、といったところではないかと思います。川というのは永久的なものではなく、地質学レベルでみれば結構変化しているものですので。
メダカについては遺伝子レベルの解析も行われており、遺伝子の面から分布を広げてきたパターンについても割と説明のつけやすい種だと思います。概ね近い河川由来のメダカは遺伝的にも近いことから、上記のような拡大を徐々に行ってきたことを傍証的に示していると思います。
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メダカの英名は「(Japanese) rice fish」といいます。

学名の Oryzias latipes は『稲の周りにいる足(ヒレ)の広い魚』という意味です。メダカの生息域が水田であるといったメダカの生態をよく表した優れた名付け方と思います。詳しくは下記URLをご覧下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%80% …

淡水でしか生活しない純淡水魚は次のように分類されます。
(1)一次的淡水魚…淡水でしか生きられないコイ目、ナマズ目などの大部分。
(2)二次的淡水魚…一生を淡水で過ごすのだが、海水でも生活できるメダカ属や、カワスズメ科など。

さてメダカの祖先はどこにいたかというとメコン川に生息するメコンメダカの先祖だったのではないかと考えられています。それが稲作の広がりとともにアジアに分布を広げていったのでしょう。どのようにメダカの先祖は分布を広げたのかは、メダカは二次的淡水魚ですから海を泳いで分布を広げました。実はメダカはダツの仲間でサンマやトビウオの仲間ですから…

現在のメダカはさすがに海を泳いで分布を広げることはほとんどできないのではと考えられてます。メダカの卵は付着卵です。水草等に付着したものが水鳥等の足について運ばれるのではないかと考えられています。しかし、日本産のメダカは水系別に1000近い系統が知られていますから、その可能性は極めて低いと考えるべきかと思います。水系別に独自に進化してきたのでしょう。

メダカはコイやナマズのように食用としての有用種の淡水魚と違い、人為的に分布が広がることの少ない魚です。ですからつい最近まで水系別の多くの系統が生き残っていたのでしょう。
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>日本列島が、まだユーラシア大陸の東端に陸続きの状態にあった頃まで遡ってください。

おそらく利根川と信濃川は、無かったでしょうが、何処かの同一水系にメダカがいました。将来利根川と信濃川に別れる以前の水系に生息していたメダカが分離したと考えられないでしょうか。分布を広げたのではなく、分離していったのでしょう。したがって、大陸の方にも、類似のメダカがいるかも知れません大陸プレートの移動ではるか離れた大陸間に同類の動植物が生育していることなども興味のあるところです。。
 ただし、形態は同じようでも、染色体が異なっているはずです。人為的に魚を移動させて放流すると、染色体汚染が起こります。
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Q日本中の川に同じ魚がいるのはなぜ?

 日本ではどの河川水系でも同じような魚が住んでいます(メダカ・フナ・ドジョウ等)。アユやウナギは海水にも住めるのでどの川にいても不思議ではないのですが、なぜ純淡水魚が海で隔てられた他の河川水系に分布を広げることができたのでしょうか?例えば淀川のフナが長良川に分布を広げる場合、どうしても海を渡らなければいけないはずです。
 氷河期には日本海は隔離された巨大な湖だったため、日本海側の魚の分布が同じなのは納得できますが、太平洋側はやはり独立した水系だったはずです。

Aベストアンサー

こんばんは。何人かの回答者の方が、人為による分布の広がりを理由に挙げていらっしゃいますが、ご質問は、人間が出現する以前には川ごとに全部魚の種が異なっていたはずはなく、その当時も当然、異なった水系に同じ種が棲んでいたはずで、その説明をお求めなのだろうと思います。

淡水魚の中には海に回遊するものもいて、そういったものは海水に耐える力があるようですが、海に回遊しないたぐいの淡水魚は海水を渡って別の川に行くことはできないようです。

こういった中で隣の川に同じ魚が棲んでいるのは、ながい地史的な時間の中で、氷河期と間氷期のくりかえしで海面が上がったり下がったりし、その繰り返しの中で下流部が広くなったときに、下流部どうしが広い湿地になって接したり、洪水によって流路が変わって途中から別の川につながったりということが繰り返されて、順に隣の川に同じ種が広がって行ったという説明がされているようです。

たとえば下記のリンクをご覧ください。

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世界の淡水魚と多様性の意義 東京水産大学 名誉教授  多紀保彦氏 
http://www.agri-kanagawa.jp/naisui/kosyokasen74/74_kouen.html

(引用)
 陸上における移動・分散には,河川の争奪,流路の変更,氾濫・洪水などの要因が関与する。日本本州の太平洋側に分布する魚種が一部で脊梁山脈を越えて日本海側に出現したりする場合,山稜に認められるウィンドギャップ(風隙)が,過去における河川争奪による魚類の移動を示唆していることがよくある。
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さらに別の研究者の解説もあります。
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「淡水魚の保全と遺伝-7つの質問」京都大学 渡辺勝敏氏
質問2「淡水魚は淡水にしかすめないのに,なぜ別の川,別の地域に同じ種がいるのですか?」
http://ecol.zool.kyoto-u.ac.jp/~watanak/conservation/7questions.html#Q2

(引用)
例えば,山地の河川上流域には,別の水系の谷同士が複雑に入り組むように近接している場所があります.そのような場所では,長い年月にわたる浸食作用の結果,谷が別の水系に取り込まれることがあります.これは河川争奪と呼ばれています.
 また,今から約1万年前に終わった最終氷期をはじめ,この200万年の間,地球上では繰り返し氷期が訪れています.氷期には海水面が下がり,広い平野が発達します.その結果,近隣の淡水系は今以上に容易に連絡していたはずです.
 さらに長い時間スケールでは,地質・造山運動によって,日本列島の形自体,あるいは大陸との位置関係などに大きな変化が起こったので,淡水系もそれとともに大きく変化したと考えられます
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この分野を扱った専門書として、「淡水魚類地理の自然史―多様性と分化をめぐって」(北海道大学出版会, 2009)という本もあるようです。下記リンクは知らない方のブログですが、書籍の内容を簡潔に紹介していて参考になります。

■[書評] 「淡水魚類地理の自然史」
http://d.hatena.ne.jp/shorebird/20100413/1271151216

以上、ご参考になれば幸いです。

こんばんは。何人かの回答者の方が、人為による分布の広がりを理由に挙げていらっしゃいますが、ご質問は、人間が出現する以前には川ごとに全部魚の種が異なっていたはずはなく、その当時も当然、異なった水系に同じ種が棲んでいたはずで、その説明をお求めなのだろうと思います。

淡水魚の中には海に回遊するものもいて、そういったものは海水に耐える力があるようですが、海に回遊しないたぐいの淡水魚は海水を渡って別の川に行くことはできないようです。

こういった中で隣の川に同じ魚が棲んでいるのは、な...続きを読む


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