プロが教えるわが家の防犯対策術!

カップリング反応で使用される配位子は主にホスフィン配位子ですが、
では窒素系配位子はどんな反応に使用するのでしょうか?
また、ホスフィン配位子と窒素系配位子の大きな違いって何なのでしょうか?

詳しく知っている方がいれば教えてください。

A 回答 (1件)

窒素系配位子といってもあまりに種類が多く、性質が違うのでそれらを一まとめにしてどんな反応に使うか述べることは困難です。


ピリジン骨格を初めとするsp2のNとトリアルキルアミンなどのsp3のNでも性質は異なっています。

PとNの大きな違いは空軌道が使えるかどうかですかね。
Nは2pまでで使える空軌道が無いのに対し、Pは3pなので3d軌道などのより高次の軌道を使えます。
よって、Pがメタルに配位する場合はPからメタルに対する電子供与だけでなくメタルからPの空軌道に対する逆電子供与も同時に起きます。
この性質によってP原子は電子密度を受け入れたり出したりする、電子の溜め池としての性質をもちます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
供与逆供与によって、また反応性も大きく変わっているのかもしれませんね。

お礼日時:2008/10/31 22:55

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!