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 伏線を回収しない、謎を読者に発したまま物語を終える小説が多々在りますが、それは果たして物語と成立しているのでしょうか?

 その様な傾向を不条理と言えば良いのか、中途半端と言えば良いのかは分かりませんが、個人としてはそれでは物語と成立しないと考えています(成立しないと思うだけで、否定はしません。それも在りだなと思います)。

 その様な展開について、どう考えていますか?
謎は回収すべきですか?
別にそのままでも良いとは思いますか?

A 回答 (3件)

参考にならないかもしれませんが、個人の考え方次第だと思います。


私は伏線が回収されなくてもそのままで良いと思います。

例えば村上春樹の作品の伏線(謎)はほとんど回収されていませんが、それでも多くの人に愛読されています。村上春樹としては伏線は敢えて回収せずに、読者が謎について自由に考える「開けた物語」を好んで書いているようです。エッセイかインタビューで答えていました。
伏線が回収されない物語の方が読者の自由度が高くて色々想像できるので、私は好きです。
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連載ものではよくあることだと思います。


そういう部分がありながら愛されている作品も多くあるのではないでしょうか。

よく経験するのですが夢中になって読んでいても読み終わるとあまり内容を憶えていないということがあります。
よくできた物語には止まらない流れのおもしろさというかそういう面もあると思います。
物語のおもしろさには論理と対極のような部分があるのではないでしょうか。
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まず前提として、


・作者の怠惰か何らかの事情で放棄することになってしまった
・最初から回収するつもりはなかった
のどちらなのかなあという事情が……。

前者ならば、途中は以下によくても画竜点睛を欠いたという評価は免れないでしょうし、後者ならば「伏線を回収することで作品の完成度が下がる」と作者様が判断したのでしたら、それがその物語のあり方でいいと思います。……というか、回収する気がなかったのなら伏線じゃないですけどね。提起とでもいいますか?

また場合によっては、物語の役割的にはそれ以上の回収は蛇足であるのに、コアなファンが「もっと詳細を明らかにしてくれ!」と叫ぶ場合もあります。最近の例だと、アニメですがコードギアスにおけるC.C.の本名とか?
こういう行為はただの「知りたい精神」なのですが、得てして「伏線が回収されなかった」と責められてしまうものです。

不即の事態を除いて、それが作者的に考えるベストな判断なのですから、周囲があれこれ言うことじゃないと自分は思います。物語のピリオドを作者が打つ必要性はないでしょう。
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