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お世話になります。
三相誘導機の等価回路をJISC4207を参考に計算しております。
なお、T型回路を用いています。
●拘束試験を行うと、外部負荷である(1-s)/s*r2が、回転子固定のためs=1となり、短絡となると思います。
JISには、一次漏れリアクタンスx1=Xs/2(x1=x2としているため)と記述がありましたが、これが納得できません。
Xsは、励磁リアクタンスであるxMまで含んでいるのではないか?と考えます。なぜ、xMを無視してx1=Xs/2が成立するのでしょうか。
業務に使用しております。
皆様の御知恵を御貸し願います。

A 回答 (2件)

既設電動機で、改めて試験をすることが難しいとすると、



試験成績報告書に、無負荷試験、拘束試験の結果が記載されていれば、そこからC4210に準拠して、改めてパラメータを算出、特性算定に使うのが良いかと思います。

試験成績報告書に、試験結果が記載されていなくて、等価回路定数のみ記載されている場合には、
・無負荷試験、拘束試験などの結果を定数からC4207の方法を逆にたどって求めて、C4210に準拠した計算を行って、特性算定を行う。
・提示されている等価回路をそのまま使用して特性算定を行う
のどちらかになるかと思います。

一度、
・Xmを想定せずにx1,x2を算定した場合と、想定して算定した場合で、どれくらいx1,x2の値が変わるか
・その変化が電動機の特性算定にどれくらい影響するか
をチェックするのが良いかもしれません。
感覚的には、x1,x2に対してXmは一桁程度大きく、x1,x2に与える影響は数%程度、x1,x2が定格周波数付近での通常の(すべりが数%程度の)運転領域で負荷特性に与える影響も数%程度でしょうから、x1,x2の算定時にXmを考慮するかどうかの影響は1%をきる程度のように感じます。
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今一度JISを確認される方が良いかと思います。


現時点ではC4207は廃止され、低圧誘導機の特性関係はC4210に移動。
C4210では、TーII型等価回路(等価漏れリアクタンスを2次側に集めた回路)を使って、漏れリアクタンスの決定には励磁リアクタンスを考慮した算定法が使われているようです。

この回答への補足

御回答ありがとうございます。上記指摘を電動機メーカよりされました。しかし、算出しようとしているモータが既設で古いため、試験仕様書が過去のJISにて計算されております。インバータを用いて、任意の周波数で運転をしたいため、各種特性値を求めたいのですが、上記質問部分でつまづいてしまいました。

補足日時:2008/11/05 20:37
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