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近日中に(百か日前後)父の遺骨を納骨(埋葬)する予定です。墓地は父が生前に購入していたため、墓を建てる場所は確保できているのですが、墓石購入は経済的事情もあり一周忌くらいに考えております。本件につきましては、家に仏壇もない環境で育ったため、仏教、仏事には無知なため、先日、お坊様のご助言で「墓地があるのでしたら、墓を建てるまでは、塔婆を建てて納骨(埋葬)したらどうですか」と言われ、早速、行動に移そうとしております。そこで質問ですが、手順として色々あるともいますが、例えば、勝手に埋葬しても良いのかどうか(墓地管理上の規約など)?塔婆は頼めばお寺が用意(木と字を書いていただく)していただけるそうなので、その際に必要な事項(お礼など)、また、たぶん、お坊さんのアドバイスのニュアンスでは、私たちがスコップ持ってい行って自分たちで掘るみたいなのですが、本当に私たち家族で掘ってよいのでしょうか(どれくらい掘り下げる)?仮に墓堀に当事者以外の必要性が場合で、業者依頼はともかく、親戚参加は遠方などの考えておりません。お骨は現在は桐箱に骨壷を入れた状態なので、たぶん、骨壷そのままを埋めると思いますが、そのままだと、雨水、泥が入って次回掘り出したときに何か困ったことが起こりえないか心配です。また、その桐箱はどうしたらよいのか?さらに、埋葬などは一つの儀式なのかもしれませんので、埋葬のしきたり方法などがあるのかどうか?などです。ちなみに私どもは浄土宗です。事前参考情報にしたいと考え質問させていただきました。宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

 骨壷は、墓石を建てるまでは家に置くものだと思います。

白布をかぶせた小さなテーブルに位牌と共に載せれば仏壇がなくともかまいません。それがどうしても嫌だというのなら仕方ありませんが。その場合、次のようになると思います。

 墓地にはコンクリート製の納骨堂(カロートという)が設けられているのが普通です。墓石はその後ろに建てられます。納骨堂の蓋は大人2人で持ち上げるくらいの重さです。ただ、墓地の大きさと同様、納骨堂の大きさもいろいろあるので、まず自分の墓地の納骨堂がどんなものかを確認してみてはどうでしょうか。

 手順は、まずお寺に電話し、墓地の納骨堂の蓋が簡単に開けられるようなものかどうかを尋ねます。お坊さんの話からすればたぶん素人にもできるようなものなのではないかと思うのですが。ともかく現物を見て開けられそうになければ、墓石を頼むべき石材屋さんに頼むのがよいでしょう。1万円くらいかかりますが、墓石がすぐに用意できない財政事情を言って、墓石の相談もすれば負けてくれると思います。墓石はかなり金がかかりますが、あまり安くするとえらくちゃちなものにされてしまうので注意してください。あとで建て直すような物ではないので。

 それから事前にお寺さんに納骨式の際に必要なものを尋ねます。通常は、生前の写真(葬式の際に葬儀屋が用意してくれているものがあればそれ)と位牌、お供物、洗米、供花、線香(火をつけるためのマッチも)などを用意します。土地やお寺のしきたりもあるので、お坊さんに教えてもらうのがよいでしょう。

 それから、納骨式の前に埋葬許可証をお坊さんに渡さなければなりません。これは普通、骨壷の入った桐箱を開けると上にあるはずです。確認しておくとよいでしょう。

 少し話が横道にずれますが、埋葬許可証の確認がてら骨壷の蓋を開けて骨片を1つ2つ採っておくのも悪くありません。仏壇をよく見るとわかりますが、ちょっと奥まったところに引き戸があります。とても狭く、また、その前のほうに香炉やら何やら置くので閉めっぱなしになるため、何に使うのか不思議に思っている人も多いのではないかと思います(存在すら知らない人もいるかも)。実はこれが仏壇の納骨堂で、小さな桐箱(骨箱)に先の骨片を入れてこの部屋に納めておくようになっているわけです。これで仏壇を拝むとき、墓参りをしたのと同様になるなどといいます。気味悪がられてこの風習は廃れてしまったようですが。

 ところで、納骨式は普通お坊さんが読経し、実際の納骨はそのあとで納骨堂の蓋を開けて桐箱(とそれを包んでいる布)ごと中に納めます。かがみこんで、好きなところに置きます。そのあときちんと蓋を閉めないと雨水などが入り込むので注意します。

 お坊さんへのお礼ですが、すべてが終わったあと、お寺の中に戻ってお礼を述べ、「お布施」と書いた封筒に入れてお渡します。式の前に渡すものではありません。金額は、1万円くらいが相場ですが、墓石が建てられない経済事情からいえば5,000円でも十分でしょう。墓石を建てるときにも読経して頂くになるのですから。

 あと塔婆代は3,000円~5,000円くらい。これは多くの場合、お寺によって決まっているのでお坊さんに尋ねほうがよいと思います。別の封筒に「お塔婆料」と書いてお布施とともにお渡しします。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。私どもの本当の気持ちは、おっしゃられるとおり、墓を建てるまでは家においておきたいと思っておりました。ただ、お坊様からのお話とネット上で調べた場合、四十九日後の納骨が通常のように記載されていたこともあり、私どもが常識から外れたことをしているのかが心配になったためです。アドバイス頂いた情報を元に再度検討いたします。(※仏壇の納骨堂は勉強になりました)

お礼日時:2008/11/06 23:01

こういうことは住む地方や宗旨によっても異なると思いますが、骨壷を直接埋葬するのはどうかな?と思います。



出来るだけ早くお墓を建てるのに越したことはありませんが、すぐ出来ないならお寺さんに預けるか、自宅で保管すればどうですか。

仏壇がなくても簡単な祭壇をつくって、遺影と位牌(あるのなら)、線香、お花などと一緒にお祀りしておけばどうでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。説明不足で申し訳ありません。仏壇は四十九日までに用意しました。私どももしばらくは墓を建てるまでは家で保管するつもりでいたのですが、先日、お坊様からのお話が気になったもので再度、検討いたします。

お礼日時:2008/11/06 22:54

この際、どんな大きさのものでもいいですから、仏壇を購入されたら如何ですか?


私の家や兄弟の家には仏壇がありません。いすれも浄土宗です。親が生きている内は仏壇を置くと早死にするという言われもあり、なくなってから仏壇を置く予定にしています。勿論、親の住む実家には大きな仏壇があり、先祖代々のお墓があります。私は跡継ぎですから親のお墓を継承します。兄弟は墓地を購入していますが整地だけした状態です。

昔は木製の仮のお墓をつくり何回忌かしたら墓石を建てることをしていました。祖母の時は骨壷をお寺にあずかってもらっていました(納骨堂や納骨室がある)。お墓の下のお骨も、昔は土葬でしたが今は火葬が殆どですから骨壷に焼いた骨を入れて墓石の下の納骨スペースに入れて保管しますが、先祖代々となると、入りきらないため、隣に先祖代々の墓石を立て、そこの納骨室の骨壷に混ぜて、骨壷が納まりきらないようにしています。
それでも多くなって、入りきらなくなった古いお骨は、お寺の共同納骨堂のような所に収めて供養して貰います。生きている人の記憶の新しい先祖を墓石の下などに納め、古いものは先祖代々の墓に移し、もっと古いものが共同納骨堂に納める(沢山の人のお骨が一緒にされて埋葬される)ことになるかと思います。
お墓も墓地として公に許可された場所にしか設置できません。その墓地にお墓を建て誰かを埋葬する場合は親族の立会いで、お坊さんに死者の入魂の儀式をしてもらいます。誰も入っていない墓地に初めて墓石を立てたりする場合は、除霊や亡き先祖の魂を迎え入れる儀式を宗派のお坊さんに頼んでやってもらい、遠方のお墓を近くのお墓に移す場合も、古いお墓の魂を抜き、新しいお墓に魂を入れる儀式を宗派のお坊さんにしてもらうことになると思います。

塔婆を作るのはいいですが、墓石を作って建立する時には塔婆を処分しないといけません。塔婆にも魂をいれる儀式をしますし、墓石建立前に魂を抜いてから塔婆を処分しないといけなくなります。塔婆の下も骨壷を納めるスペースがなく、埋めるだけでは雨水で汚れ、腐食もしますので、埋めるのはあまりお勧めでは無いですね。浄土宗hの本願寺にお墓ができるまでの間、しばらくお骨をあずかって貰っては如何でしょうか?
お墓にお骨を納める時はその直後に頼んでいるお寺のお坊さんに頼んで納骨の儀式を親族立会いでしてもらいましょう。

参考URL:http://www.zuiganji.com/faq_toba.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ご丁寧で分かりやすい内容感謝いたします。
説明が不十分だったためか、仏壇は父が亡くなった時点で購入いたしました。確かにおっしゃる通り雨水などが心配です。再度、検討いたします。

お礼日時:2008/11/06 22:51

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