プロが教えるわが家の防犯対策術!

教えてください
管理釣り場でフライをやってますが、来シーズンは渓流デビューを考えています。
手持ちのロッドは殆どが管理釣り場用なのですが、その中で低番手は
9ft #4(ファーストアクション)と
7ft8inch #4(スローアクション)の2本あります
9ftのロッドは通常#5のラインでドライ用として使ってますが、
先日#4のラインをつけたらヘナヘナな状態でループがまともにターンできませんでした。
7ft8inchは渓流にも使えそうですが・・・
昨今8ftクラスの#3が渓流ではよく使われていると耳にしますが、
#4よりも#3、更に8ftクラスの方がいいのでしょうか?

どなたかご指導願います。

A 回答 (3件)

どうも、釣りバカです。



最初に、以下で言うテーパーは『ロッドをしならせた時のシルエット』を指し、アクションは『ロッドをしならせてから元の状態に戻るまでの速さ』を指します。ルアーロッドなどの販売時の提示ではなくバンブー・ロッドをデザインする時に使用する意味合いで紛らわしいので、ご理解下さい。


ロッドは対象魚とフライの特性から選んでいくのが基本ですね。
対象魚はヤマメかイワナかニジマスか。まずここを絞り込んでいきます。もちろんヤマメ狙いでイワナが釣れたり、ヤマメ釣りに行ったのにニジマスばっかりで舌打ち&苦笑いな釣行も多々ありますが、基本『何を釣りたいか』っつー主観から選びます。
そしてドライフライをメインにするか、ニンフをメインにするか、ウェットをメインにするかで話は違ってきます。ニンフの仲間でイマージャーというのがありますが、これは使い方としてはウェット丸出しなので『分類はニンフ・だけど使い方はウェット』と考えてくだされ。

さて以上の条件から考えますと…

対象魚から番手を絞り込んでいきます。一般的にはヤマメはDT3・イワナはDT5・ニジマスはDT4が使いやすいとされています。
が私の場合ヤマメは20cmアベレージ/30cm程度が最大でそれ以上に成長するのは海を目指してサクラマスになるっつー事でパワー&トルクを抑えてDT2でスリリングな釣り心地を求めちゃうんです。同様に東北の渓流のようにアメマス系のイワナが期待できるところならDT5を使ってもヤマトイワナ系の渓流ではそんなパワー&トルクは却って釣り味を損ねるのでDT4を選ぶ、と。この辺は経験値というより完全な個人的な趣味なので参考程度に。

続いて使用するフライからテーパー(しなった時のシルエット)を選択します。
5:5より先調子のファスト・テーパーはいわゆる『ドライフライアクション』。ピンポイントにフライを打ち込むのに適しているのでドライ向きなのです。水面を狙うドライフライと違ってニンフは水中を攻める、となるとアワセの瞬間にティペットに掛かる水圧によってファスト・テーパーだとティペット切れを起こしやすいんっすわ。そこである程度オーバーパワーなアワセでも水圧を吸収してくれる6:4以上のスロー・テーパーがニンフに向いているっす。
厳密に言うとウェット・ロッドは水流に対抗するだけの『自重』がポイントになってくるんですが、渓流と限定するとウェット・ロッドは出番がないので割愛しておいて構わないでしょう。

テーパーまで決まったら次はアクション(しなってから元のまっすぐな状態に戻るまでの速さ)を選択します。
近年では『よりナチュラル・ドリフトを楽に行うために』とロングリーダー&ロングティペットっつーリーダー12ft+ティペット12ft以上なんてのが流行りましたが、これをターンさせるにはワイド・ループじゃないとこんがらがっちゃう。っつー事で返りの遅いスロー・アクションを選ばないと釣りにならない(ついでに言えばスロー・テーパー以上じゃないと結構キツイ)。けど「俺はそんなチンタラ流しっぱなしにはしねえから」的なピンポイントを細かく叩いて釣り上がる人にはむしろ返りが早いファスト・アクション寄りのロッドのほうがタイト・ループを作りやすく手返しが早いっつーわけ。もっとも渓流で湖沼レベルのファスト・アクションだと水面を叩いちゃってサカナを散らしちゃうからモデラートくらいがMAXになりそうです。

で、あとはロッドの長さですが、それこそ源流のように一跨ぎで渡れそうな渓流だと7ftでも長すぎる、反面里川のように開けた川だと8ft以上は欲しくなる、ニンフでもアウトリガーの釣り(渓流釣りのミャク釣りっす)だと9ft以上あったほうが有利。っつー事でよく雑誌にある「渓流は8ftが基本」と書いてあるのは岩井のオッサンとか里見のトッツァンとかが里川専門で、その人が言っている事をまるっと投売りしているだけなんっすわ。基本あなたが良く行く事になりそうな川に合わせてセレクトするのが何より肝心なんっすね。
蛇足ながら長さに関してはグラファイト(カーボン)ロッドという大前提で、これがバンブーとなると少々話が違ってきます。チューブラー(中空)のグラファイトに比べてバンブーは芯まで詰まったソリッドっつーのが基本。なので当然ロッドの自重が全然違います。例えばSAGEのロッドには100gを切る超軽いロッドがある反面私の工房で販売しているロッドはどんなに頑張っても100gチョイの重さになってしまいます。が、実はこの重さがラインに乗っかって『ロッドがラインを勝手に飛ばしてくれる』っつー特性に繋がるんっすわ。だからバンブーの場合『グラファイトで基準とする長さ-1ft』で選ぶっつーのが慣例的にあるんだよね。


というわけでまずは「何をメインに狙うか」「どんなフライで攻めるか」「テンポ良く釣り上がるかじっくり流すか」「どんな川で使うか」を考えてロッドを選んでください。バスロッドみたいに型に嵌った考えは、残念ながら通用しないんっすわ。
もし「そんなのわかんねえよ」であれば、丁度今は渓流禁漁期なので管理釣場でこの辺を意識しながら考えを纏めてGoogle Map 等で川の幅とか状態(渓相)を調べてみて下さい。実際に下見に出かけるのもいいっすね。考えが纏まると自然とロッドが決まってきますから。

残念ながらどこの川に行かれるか、メインにしたい対象魚は何かが明記されていなかったのでこんな回答になっちゃいました。
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この回答へのお礼

uraryoushiさんありがとうございます
基本はドライと考えております・・が、アウトリガーのニンフも面白いですよね、ミャク釣りは経験ありますので・・はっきりしないとロッドも決められないので・・ドライです。
対象魚はヤマメ、川は源流ではなく里川に近いですね。
予算もあまりないので、カーボンです。
uraryoushiさんのご回答から照らし合わせると、
ヤマメ=DT3
里川=8ft以上でスローアクションということでしょうかね

お礼日時:2008/11/10 22:44

cherrytroutと申します。



ロッドも大事ですが・・フライはフライラインにこだわって下さい。
ラインを変えただけで結構変わりますよ。

自分もフライは初心者です。知り合いのセージを借りて振ってみましたが、セージの固い調子のロッドはキャストがし辛かった記憶が有ります。悪くは無いですが、オービスの方がキャスト中のラインの状態がわかりやすく、それなりに釣が出来ました。
自分のロッドはオービスのMARKII。
ラインはティムコ ウルトラ4です。安いラインで練習していましたが、これに変えてから各段に良くなりましたyo。
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管理釣り場で釣りをした経験がないので,


管理釣り場用ロッドというのが,どんな竿なのか分からないのですが,
渓流で使われる竿とそんなに違いはないのでは?と思います。

渓流デビューなら,それようの竿をそろえるよりも,
まず,手持ちのタックルでやってみて,
物足りない部分を補完してくれる竿を探せばよいと思います。
今お持ちのタックルでも十分やれるように思いますし。
道具どうこうよりも,まずは渓流の釣りになれることが大事だと思います。
手持ちの道具でそこそこ釣れるようになってから,
自分の好みの竿を買った方が無駄がないと思います。

それから,#4ロッドに#4ラインではヘナヘナになってうまく投げられず,
#5ロッドなら投げられるということですが,
キャスティングがうまくできていない可能性があります。
タイミングが悪い,振り方が悪い,ホールがちゃんとできていない,
などの理由でロッドをうまく曲げられない,パワーを出せていないように思います。
重い#5なら少々振り方がまずくても,
ラインの負荷でロッドが曲がってくれるので投げられているのでは?と。
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この回答へのお礼

pageguardさんありがとうございます
とりあえず手持ちのタックルで・・というのは納得です(;汗

管理釣り場用というのは若干語弊がありました。
管理釣り場で楽しんでいる竿でした。

#4ロッドに本来#4ラインなのでしょうが・・手持ちの9ft#4は#5ラインを乗せるとライン加重も感じられるのですが
#4ラインだとライン加重が感じられないのです
たぶんご指摘のようにキャスティングの技量不足と思われます(;汗

お礼日時:2008/11/10 23:16

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