プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私は中小企業で商品の開発と営業を兼務しているのですが、
自社製品に自信が持てなくて困っています。

その道のプロとして見ると、正直自社製品を買うメリットがないのです。
同じ値段かそれ以下で、性能の良い他社製品が出回っています。
自分が客なら買おうとは思いません。

ですが会社の経営状態を勘案すると、嫌でも売らなければなりません。
商品を作りこんだり価格を下げている余裕はありません。
とにかく営業して売り込むしかないのですが、
まるで素人の無知につけ込んで商品を販売しているようで気が進みません。
商品が売れるたびに胸がズキズキします。

あくまで例えですが、
馬鹿高いマイナスイオン発生器を売ってるようなものを想像して頂けると良いかと思います。
そんなもの無くたって人間生きていかれるし、
もっと安くてコンパクトなものが他にあるだろうし、
そもそもマイナスイオンが人体に効くなど、科学的根拠がないのです。
そのような商品をどうやって売ればいいのでしょう?

マイナスイオンに限らず浄水器や怪しげな健康器具を売ってる方達に、
本当に敬服します。
どうしてあんなに生き生きと説得力たっぷりに営業できるのでしょう?
本当に良い製品だと思っているのでしょうか?罪悪感を感じたりはしないのでしょうか?

私も覚悟を決めてああなりたいと思うのですが、
どうしても、自社製品のダメさに目がいってしまいます。
何とかこれを克服する方法はありませんでしょうか?

A 回答 (7件)

あなたは変に馬鹿正直なんでしょう(いい意味で)。



たぶんそういった商品を平気で売れる人は仕事として割り切れているのでしょう。
あなたがそうであるようにその人たちもそういう商品を本当によいと思っていないでしょう。ただ売ることが目的なわけだから売れればいいのです。

あなた自身その製品に魅力がないから売ることできないのであれば、はっきり言ってその仕事には向いてないと思います。
悪い意味でなくお客様の立場で物事を考えることができるから逆に売れないのでしょう。
それであれば、お客様に喜んでいただけるような商品を売る会社に転職するか別の道に歩むしかないと思います。
自分の中で葛藤を抱えたまま中途半端な気持ちで続けてもあなた自身も売上があがらないしお客様もそんな気持ちで勧められても買う気にはならないでしょう。
個人的にはそのような気持ちをもっていらっしゃることは非常にすばらしいと思いますがどうせならそれを活かせるようなお仕事の方がより輝けると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
実を言うと、そうして転職して来たのが今の会社です。
以前勤めていた会社は世に名の知れた上場企業で、
世間的にも評判の良い一流の会社でした。
しかし内部の者としてその製品のカラクリを見てしまうと、
所詮こんなものか・・・と思ってしまうようなものでした。
なので変な話ですが、どこに行ってもそこで取り扱ってる商品に対して、自信が持てない気がします。
確かに変に馬鹿正直なのでしょう。この性格を改めなくてはならないのかもしれません。
別の業種への転職なども考えてみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/13 13:05

メーカーで事務をしているものです。



>開発と営業を兼務しているのですが
>商品を作りこんだり価格を下げている余裕はありません。

このあたりがどうもわかりません。商品開発を営業の片手間にやっているということでしょうか?

>どうしても、自社製品のダメさに目がいってしまいます。

商品開発にゴールはないと思います。初めから完璧な商品なんてありません。安くて質も良い商品なんて夢幻です。
初めから改良する気がないのがどうにも気になるのですが…。
残業して休日返上してもどうにもなりませんか?

そのうえで質問なのですが、質問者様の会社の商品は本当に、何の価値もないのでしょうか?マイナスイオンにだって意義はありますよ。プラシーボ(プラセボ効果)といいます。健康になった気がする、痩せた気がする、という安心や満足を買うんです。まったくの無意味だとは私は思いません。

ご質問者様は開き直る方法をお探しのようなので、ご希望の回答とずれておりましたらご容赦ください。商品を改良する、もしくは商品の利点を探す、という選択肢はまったくないのかな、と思ったもので。
乱文失礼致しました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですね。なまじ開発の現場を知っているので、質問のような悩みを抱えるのです。
そうでなければ、開き直れるのでしょう。
商品開発は体力のある企業でもないと、価格と機能はトレードオフの関係になりがちですので、
どちらを削るかという話になってきます。
ただこうして、皆さんの回答を見て一つずつ詰めていったらなんとなく解決策が見えてきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/14 02:24

開発ならば、自信の持てる機能をつけるようにする。


ほんのわずかな機能でかまいません。
他社とここだけは差別化できるって機能をつければそれで誇れる商品になれます。
Aという機能では一番優れている。
またはAとBの二つの機能を見るとともにナンバー2だが、二つともナンバー2くらい優れている機械はこれだけです。
という差別化でもいいです。

それが一番の近道です。

罪悪感を感じるようにお客様に喜ばれないような商品ではリピーターになってもらえませんからすぐにジリ貧になります。

また商品で勝てないのならアフターサービスで勝つとか営業の人間性で勝つというのもあります。

どうしてもそういうことが出来ないのなら、そういうことが出来る会社に転職した方が良いかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
他社製品と差別化を図ってやっていきたいと思います。

お礼日時:2008/11/14 02:22

最上でなければ詐欺と言う話ではありません。

その性能でも、気に入ってくれたならそれでいいのです。貴方の価値観は万人のものではありません。また、テレビショッピングでないんだから、sれもこれも網羅してるものがいいとは限りません。
イオンについては、実効性はどうでもいいのです。探求したい人が探求すれば。それより、イメージ戦略でもなんでも、気に入った人がいるなら、それはモノの価値です。

嘘ではなく、自分が売りたい物の魅力を最大限にアナウンスできる人が、営業ができる人です。少なくとも、すぐにぶっ壊れるものを売ってるんじゃないんでしょ?

まあ、あなたが営業に向かない人であることはわかりますので、なんなら転職を考えてもいいかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
魅力を引き出せるように頑張りたいと思います。

お礼日時:2008/11/14 02:21

商品の価値と言うものは結局は購入者が決めるものではないでしょうか?購入者が満足さえすれば売る側が心配するものでもないと思います。

あとは質問者様が誠心誠意対応すれば顧客の満足度も上がるのではないでしょうか?私は設計という仕事ですが、自社の製品の価値を高める(顧客の満足度を上げる)ことは営業にもできると考えていますので。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
顧客満足を上げることは営業でもできるのですね。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/11/14 02:20

ひとつ言えることは、「自社製品に自信がない人の営業は、迫力がありません」。

恐らく、売れていないでしょう。

もっとシンプルに考えれば良いんです。同じものでもより良い商品、性能が良いものが売れるとは、限りません。それでも何で、イオンなんとかが売れているんでしょうか?これって、マーケティングで成功しているんです。

じゃあ、質問者さんが克服するにはどうしたら良いのか?答えは簡単です、ユーザーなり消費者の声を聞くことです。それ以外の方法はないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ユーザーの声を聞いていく体制を作りたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/14 02:20

同じような話を聞いたことがあります。


有名国立大学出身の知人で、彼には医学部の友達がいるそうですが
「病気になってもあいつの治療だけは絶対に受けない。」と

私からしたら、その大学出身の医者がだめなら、世間の医者の大半はもっと質が悪いはずと思うのですが、
医者になった友人のちゃらんぽらんの性格を知っている知人にしたら
人の命を預かる医者になったことが許せないくらい憤慨していました。

我々が知っているのは、医者の営業用の姿であって、本当の姿まで知りません。
医者でも先生でも裏に回ればとんでもない人もいるはずですが知らぬが仏のようです。

あなたの場合でも裏を知りすぎているからですが、多くの消費者は夢を買っています。
各種ダイエット商品や馬鹿高い化粧品なども、メーカーの人は良く知っているはずです。

それともあなたは周囲の女性に対し、化粧品なんて成分は200円位の価値である。
何千何万出すやつは馬鹿だと言えますか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
医者の話、よく理解できました。
テレビの芸能人やアイドルなども、腹の中で何を考えてるかなど想像するだに、さもありなん。という感じですね。
多くの消費者は夢を買っているんですね。
それを求めている人には必要なものだし、そこにタイムリー存在したのがわが社の商品であれば、その状況にこそ価値があると・・・。
そのように考えれば少しは自分の仕事に納得がいく気がします。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/13 13:17

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