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標準原価計算の製品1個あたりの標準製造間接費
=製造間接費の標準配布率×製品1個あたりの標準操業度

※標準配布率=過去の実績に将来の変動を加味して定められた操業度1単位当たりの配布額

と教科書には書かれていますが全く意味がわかりません 泣

「過去の実績に将来の変動を加味して定められた」とはどういうことでしょうか?
「前月の標準原価計算の値とこれからの予算を合計した」ということでしょうか?

ちなみに教科書はとおるテキストです。
おばかな私に教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは


標準製造間接費の求め方(最後の式から逆順に)

(1)実際の生産量 × 製造間接費の原価標準(1単位当り)

(2)製造間接費の原価標準(1単位当り) = 製品1単位当りの標準操業度 × 標準配賦率

(3)標準配賦率 = 製造間接費予算 / 基準操業度  ← ここですね。

基準操業度の算出については割愛しますが、製造間接費の標準配賦率
を決定するための重要な基準となります。
※このあたりは、問題で与えられるはずです。

例えば、

 製造間接費予算         400,000 円
 基準操業度            2,000時間
 製品1単位当りの標準操業度    2時間

標準配賦率は

  400,000円 / 2,000時間

となり、200円/時間となります。

>※標準配布率=過去の実績に将来の変動を加味して定められた
>操業度1単位当たりの配布額

つまり、製造間接費予算の基準操業度における1時間あたりの金額
です。

>過去の実績に将来の変動を加味して定められた・・・
基準操業度の決定のことを言っているのでしょう。
このあたりは、ノウハウの世界ですので説明できません。w

次に製品1単位当りの標準操業度に標準配賦率をかけると、

  2時間 × 200円/時間

となり、400円が製造間接費の原価標準(1単位当り)が求まります。

実際の生産量に、この原価標準をかければ標準製造間接費が求まります。

       標準原価カード
 標準消費量  標準価格    金  額   
  2時間   200円/時間    400円

 製造間接費予算 400,000 円
 基準操業度    2,000時間

問題では、上記のような必要なデータが与えられると思います。
全部与えられるかはわかりませんが・・

なにかあれば補足してください。
では
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この回答へのお礼

大変参考になりました。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/12/13 21:08

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