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大麻などの薬物を使用すると芸術性が向上するなんてよく聞きますが、ちゃんとした根拠はあるんですか?
単に大物アーティスト(各分野の)等に薬物使用者が多いからそんなことを言っているのでしょうか?そうだとすれば私の勝手な意見としては、薬物を使用したから成功できたのではなく、その業界で薬物が蔓延していて手を出してしまう人が多いだけと思うのですが・・・

A 回答 (7件)

そう感じる訳です。

薬物でラリってトランス状態になっているので、自分の作品を見てそう感じるという事。加えてその手の事を言う人間は、売れっ子か摸倣ファンかのどちらかです。前者の場合は売れているから売れたという事である場合が大多数であり、後者はある種のマニュアル人間であり単なる思いこみです。あるいは作品を見る目のない人、違いの分からない人がドラッグカルチャー系の偉人たちを見てそう称しているのでしょう。

音楽関係で話すなら、キリスト教圏では悪魔の音楽と呼ばれるぐらいになっているとミュージシャンには実はそれが精神的に相当のプレッシャーになっていたりします。そういう抑圧の中での開拓者というのは異端児であることが多いのです。また音楽に限らず芸術作品の評価には時代背景や作者の立場というものが非常に重要なものであったりします。ドラッグカルチャー系の偉人たちを見てドラッグの力でその作品が造られたと話す人は基本的に知ったかぶりの類の人でしょうね。

ジミヘンドリックスがドラッグに手を染めていなかったらあのような音楽は生まれていなかったでしょう。かといってドラッグを使ったからといってジミヘンのような音楽が作れる訳でもないのです。
結局、作者の生きた時代や生活などを作品と共に並べてみた場合、確実にドラッグが影響している訳で"歴史にもしはなし"という事で語られる訳です。
つまり、その人はそう生きたのだという事です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。なかなか角度のついた意見で参考になりました。
皆さんの意見も交えると、少なくとも短絡的に芸術感性が上がるとは言えないけれど、間接的には関係あるのかなと思いました。感性を上げるというよりは
維持するといったところでしょうか。

点数を上げられなかった方も非常に参考になりました。多数のご回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/11/20 22:22

全然わかってもいないことをわかったような気になってしまう上に、それ以前や第三者によって意味づけされた事柄をさも体感したり理解したような気になります。

数回の摂取程度では、"稚拙な人を除いて”はそれほどひどい認識にまでは至りませんが、薬物の効能により、そうではない事も脳には経験的体験として理解され記憶がされるので、これが薬の常用などで酷くなったりすると認知する能力自体に支障が出てくるわけです。(脳の謝った記憶行動がなされている為、薬物の非摂取時でも過去の記憶の判断に苦しむようになる)。

オウム真理教などもこういった薬の効用を利用して、信者に薬物を飲ませ、横から意味づけをするかたちで多くの洗脳修行を行っていました。挙げ句の果てには、皆(他者)が分かっていないとか、かもめのジョナサンになっただの、解脱し救済する、だとか"実感"として言い始めてしまうわけです。

またこれは快楽薬物として出回っている物に限らず、医療用薬物の副作用として起きる事もあります。
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昔ちょいと合法ドラッグってのに手を出していました。

最近じゃ脱法ドラッグっていいますわね。
そういったドラッグの一部には音楽に対する感性が変わるものがあります。例えば、まず聞こえる音が半音下がります。そして、薬物の効果で感受性が高まっているのでそれぞれの音がよく聞こえるのです。特に楽器が弾けるような人でもない限り、普通はギターの音とベースの音とドラムの音がそれぞれ聞き分けるというのは難しいと思うのですが、素人でもそういったことができます。
また、ミュージシャンの意図が音楽の素人にも関わらず理解ができたりします。ドラッグをキメながらジミ・ヘンドリックスの伝説のアメリカ国歌演奏を聞いたとき、あの演奏は実に計算されたものであることがなぜか分かりました。同じような体験は、ドアーズの「ハートに火をつけて」の間奏部分でもしました。
不思議なことに、いわゆるドラッグをやっているといわれるミュージシャンの楽曲は感じ方が全然違います。それに対してそういったことには縁がなさそうなミュージシャン、例えば日本の多くのバンドやエンヤなんかは聞いていてもそういった「ナチュラルハイ」な状態にはなりません。日本のミュージシャンなんか音楽も真面目に作っているなあと感じます。

ときどき「ドラッグ(多くの場合はマリファナ)をキメずにロックを聴いたことがない奴は本物の音を知らない」なんて人がいますが、ことの是非は置いておいて、それは一理あるなとは思います。こればかりは口で説明することは不可能ですね。セックスのよさを口で説明できないのと同じです。

ただ、成功するか否かはドラッグとは無関係だと思います。基礎となる才能がないとダメでしょうね。稀有な天才はドラッグを使わなくてもそういった状態になるんだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
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お礼日時:2008/11/20 22:24

難しい問題ですね。


音楽が好きなので音楽について書きます。
僕の好きなアーティストにもいますが、
クリーンになった後の曲の質が下がる場合があります。
この場合、どう判断するべきか?
(1)実際に薬や酒が創造性によい影響を与えるため
(2)初期には満ち溢れていた才能が枯渇したため
(3)クリーンになったことで方向性が変わったため
などが考えられます。

個人的には薬物による芸術性の向上はある、と思っています。
薬物使用時に素晴らしい曲を書いていた人が、
止めた途端に凡庸な曲しか書けなくなるというのは不思議なので。
ただ、凡人が薬をやったからってクリエイティヴィティを発揮できるとは思えません。

なお、作家の安部公房が「砂漠の思想」の中で確かLSDの効用について述べていたと記憶しています。
「今度試そう」とか書いてました(笑)興味がありましたらご一読ください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
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お礼日時:2008/11/20 22:22

芸術家の中に薬物に頼る人が居るのであって、


薬物に頼れば芸術家になれる。ではない。

芸能関係は元々虚構の世界。
一般人が渋谷や新宿の巨大モニターに自分の首から上を映されたら多分気持ち悪くなる。
これが普通の反応です。
ところが、メディア露出は等身大以上の虚構が売りだからね。
それに慣れるとどうなるかは分かると思いますが。
虚構をリアルに体験する為に薬物依存になる。
役者というのは、己という個性を消して虚構の役になるということにある。
それと、大物○○というのは存在しない。
大物ということ自体が虚構なのだから。
大物という虚構に踊らされると、大物で無くなったのにも拘らず言われ続けると現実と格差が出てくる。
その格差を埋めるために薬物に走るのは良くある事。
もう己に虚構を見る事が出来なくなれば、薬物という物理的に頼るしかない。

大物でもないのに自身が大物であるのを見せ付けるには常に大物であることを見せ付ける必要がある。
だから豪邸を構えたり、女を囲ったり、大金を持ちたがったり、他人を奴隷のように扱ったりと、目に見える大物を演じるようになる。
後は悪循環で滅ぶだけ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
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お礼日時:2008/11/20 22:23

こんにちは


私は決して薬物依存症でもなければ、その経験もありません。
ですが、ご質問の
>ちゃんとした根拠はあるんですか?
という質問には「あるのではないか」とお答えします。
昔から、ジャズのような独創性を求められるアーチストは薬物依存者が多かったと聞きます。
薬物が精神を高揚させ、気分をハイにする事は証明されています。
有り余る才能があれば、それを維持するために何の力も借りる必要はないかもしれませんが、一度栄光の座を経験したものが、その才能が枯渇して来るとひどく悩み苦しむと言います。
特にジャズ音楽のように待った無しの即興性や、その他オリジナルな芸術性を求められるジャンルでは、目の前の薬物の誘惑は押さえ難いものではないでしょうか?
平凡な私たちが、ただのお酒を飲んでも少しのひらめきとか、気持ちの高揚は得られます。
美味しいだけでお酒を飲む人は少ないと思います。
お酒も薬物も程度の差はありますがそのように、人間を一時的に変える力を持ちます。
貧困国の人の生きる手段となっている麻薬を撲滅せずに、もっと言えば貧困国を放置して、一部の国だけが搾取の道を歩む限り、しっぺ返しのような薬物の問題は無くならないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
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お礼日時:2008/11/20 21:56

妙な発想だったり、インスピレーションだったり、


柵にとらわれない感覚だったり、
創作活動ににプラスになるような効果はある気がしますが、
肉体的、精神的、社会的マイナスの方が大きいかと。

しかし、芸術なんてセンスっていう抽象的な尺度で測られちゃうんだから
根拠といわれると、なんとも言いようがないし、
「酒を我慢するストレスのほうが体に悪いんでい!」
「ギャンブルで金をなくしたんじゃない、夢を買ったんでい!」
っていう体たらくと同じ臭いがする。

以上、思い付きです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2008/11/20 21:52

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