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 臨床心理のゼミに属している大学3年生です。

卒論のテーマについてレポートを提出するのですが、困っています。
私は、自己探究で卒論を書きたいのですが、初めは夢分析や箱庭を使いそれから得たデータをもとにして書けばよい。などと言ったとっても簡単な考えでいたのです。(そもそも、卒論と言ったものについてまだ何も考えていなかったのです。)が、それでは自分のことについてただ書き綴るだけで、卒論にも何もならないと先生に言われてしまいました。
自己探究をするにも、客観的に自分のことをかけるようなものではないといけないと言われて困っています。
また、箱庭をやるにしても箱庭療法については授業などですでに勉強しているため私が行っても結果を考えてしまい意味が無いのではないかと友達に言われてしまいました。。。
 丸二日考えましたが前に進めません。
わらにすがるような思いでここに書き込むことを決心しました。
卒論を書くからには、よいものにしたいと考えています。
皆さんの力を貸してください。

A 回答 (6件)

 補足、拝見しました。



 例えば、#3のblaqueさんがおっしゃるように、「マイナス志向とパニック障害の関連を研究する」というテーマならあり得ると思います。また、パニック障害は確か行動療法が主だったと思うのですが(僕は社会心理なので、実は臨床のことは薄れた受験知識程度しかないのですが・・・・^^;;)、マイナス志向のような認知を変えるといった認知療法でも効果があるんじゃないか?みたいなテーマも可能かも知れません(重ねて書きますが、臨床の知識はほとんどないので、実際に認知療法が使われてるかもしれませんし、効果がないことが先行研究で明らかにされてるかもしれません)。
 ただ、このようなテーマを「自己探究」という手法でやるのは、やっぱり難しいと思います。

 自分を研究対象にした研究としては、近代心理学の祖でもあるヴントが「内観」という手法を用いて実験を行っています。しかし、かなり厳密な手続きと訓練が必要な手法であるにもかかわらず、結局客観的ではないとされてますね^^;

 卒論って、自分が気になるテーマについてやることが多いと思います。taeminoさんでいえば、パニック障害とかマイナス志向ですね。とても自分に関わっているテーマですので、敢えて「自己探究」という方法をとらなくても、卒論をまとめていく過程で充分に自己探究はできると思います。
 例えば、客観的なデータを扱う研究であっても、仮説を立てるときには、自分の経験をベースに組み立てることも出来ます(予備調査を行ったりもしますが)。また、最終的な結論を出すに当たっても、自分の経験や印象が正しいか、データが教えてくれることが正しいか、悩まなくてはなりません。
 おそらく、taeminoさんが望む回答は、taeminoさんの気になっているテーマについて研究していけば、自己探究という手法を使わなくても得られるのではないかと思います。

 さて、もうやってらっしゃるとは思いますが、まずは気になるテーマ(パニック障害とかマイナス志向かな?)について、先行研究を調べてみてください。先行研究でこれらについて議論されていることを参考にしつつ、taeminoさんが考える仮説というのをたてていきます。
 具体的に言うと、例えばtaeminoさん自身のパニック障害の原因が知りたいのであれば、自分自身の経験から、パニック障害の発生のメカニズムや促進要因、抑制要因を「自己探究」します。もしかしたらこうかな?という仮説(案)ができあがったら、まずは先行研究にその答えが書いていないか探します。たくさん研究されている領域だと思いますので、関係しそうな文献などいろいろあると思います。それらの文献を読みつつ、自分の仮説を組み替えたり、この部分は明らかになっているから、まだ分かっていないこの部分をやろうと方針転換したりします。そんな感じで、最終的に検証しようとする仮説を作っていきます。

 ただ、最初の質問を見ますと、ゼミの先生が求めているのは、仮説(案)のようなものではないでしょうか?例えば、「パニック障害についてやりたい!」だけでも、最初だったらOKだと思います。まだ3年生ということもありますので、先生の意見なども聞きつつ、ちょっとづつ具体的な仮説を作っていけばよいと思います。

 がんばってくださいね^^
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この回答へのお礼

 御礼が大変遅くなってしまいごめんなさい。
皆さんの意見を参考にしつつ、テーマも決まり卒論完成に向け頑張っています!!
よい卒論が書けるように頑張りたいと思います。
的確なアドバイスありがとううございました!!

お礼日時:2003/05/15 21:04

マイナス思考、パニック障害ということであれば、そのような症例を100前後収集し、そのパターンを分析し、改善方法などを分類したらどうでしょうか?その臨床例の収集方法ですが、これはインターネットから収集したらどうでしょう。

たとえばこの「教えて!goo」に投稿してきた人たちの質問内容などからピックアップするなどです。本名でないのですから丁度いいかもしれません。
その収集・分析結果は自己探求に役立つでしょう。
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この回答へのお礼

 大変御礼が遅くなってしまいごめんなさい。
アドバイスありがとうございましたm(..)m 

お礼日時:2003/05/15 21:01

#3です★質問紙の方ですが、これは過去の文献などを参考に自分で作ってしまってもいいんですよ!ちょっと大変かもしれないですけど・・・。

わたしが修士論文を書いた時は、キーワードは違いますが似たような手法を用いました。
わたしなんかの意見ではあまり参考にならないかもしれませんが、とにかくいい卒論が書けるとよいですね。心よりお祈りしております♪
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この回答へのお礼

自分で作ってしまってもいいんですね!!なるほど、自分で作るなんて考えませんでした。 もっと頭をやわらかくして考えてみようと思います!!
ありがとうございました。_(._.)_ 

お礼日時:2003/01/20 10:14

心理学とは何年も遠のいてしまった者です。

(ぺこり)
自己探求・・・ううむ、難しいですねー。わたしも学生時代いろいろやってみたかったなあ★下の補足も拝見したのですが、例えばマイナス志向を測定できる質問紙(信頼性・妥当性のあるものです、もちろん)と、taeminoさんも心あたりのあるような行動(急に動悸が激しくなるとか)を測定する質問紙を用いて関連性を調べる・・・もちろんプレテストをして本当に関連性があるかを調べなければいけませんが。数値の高かった人に箱庭を用いてある例として研究してみる・・・などはいかがでしょうか?taeminoさんの自己探求にもつながるような気がしますが・・・
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この回答へのお礼

>例えばマイナス志向を測定できる質問紙(信頼性・妥当性のあるものです、もちろん)と、taeminoさんも心あたりのあるような行動(急に動悸が激しくなるとか)を測定する質問紙を用いて関連性を調べる・・・

 マイナス志向を測定出来る質問用紙・・エゴグラムとかどうでしょう。ぱっと思いついたのがこれですが。う~ん(>O<)
 行動を測定するほうは・・・もう少し悩んでみます。

お礼日時:2003/01/19 14:48

自己自身で自己を客観的に捉えるのは、土台無理だと思います。


自己の主観的価値観が左右してしまうからです。
他人からの評価を出来るだけ多く収集して、自己評価をするということは可能でしょう。

箱庭療法も、その診断結果を知っている当事者では客観的な成果はでないでしょう。やはり他人、できれば子供などに行うのが一番自然な結果がでるでしょう。

自己探求にこだわらないほうがいいのでは?
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。
もう少し自分なりに考えてみようと思います。m(。。)m

お礼日時:2003/01/19 14:31

 心理学系の大学院生です。



 卒論大変ですね~^^; がんばってください^^

 本題に入りますが、卒論はレポートとは違います。レポートは、例えば根拠がなかったり、考えたことをただ書くだけでもOKです。しかし、卒論になると「研究」をしなければなりません。
 taeminoさんは臨床心理のゼミに入っているわけですから、ここでいう「研究」とは、臨床心理学、そして心理学の研究でなくてはなりません。どんなにすばらしい内容でも、物理学の研究を行っては、心理学の卒論として単位は認めてもらえないと思います。つまり、心理学のルールに基づいた心理学的な研究をして始めて卒論といえるのです。

 では、心理学的な研究とは何か?です。
 現在の心理学では、まず客観性が求められます。つまり、taeminoさんだけにしか出来ないやり方で研究を行ってはいけないのです。taeminoさん以外の別の人も、同様の方法で同様の結果を導き出せるような研究でなくてはなりません。さらに、心理学は科学ですから、再現性という規則も引っかかってきます。つまり、ある程度時間をおいて同じようなことをやっても、また同じような結果になるはずだ・・・ということです。この2つに関して、「自己探究」というテーマの難しさがあると思います。そして、taeminoさんがお書きになっている先生の指摘や友達の指摘は、この客観性についての問題を言っていると思われます。

 そうすると、心理学においては、どのようにして客観性の問題をクリアしているか?です。
 現在の心理学では主に、サンプル数をたくさん集め、統計的な推測を行うことによって客観性を獲得しています(他分野の方から見たら、異論はあるかもしれませんが・・・)。つまり、データを沢山集めれば集めるほど、知ろうとする現象の本当の姿に近づくという考え方です。

 しかしながら、自己探究というテーマを研究するにあたっては、このやり方はなかなか難しいと思います。そこで、自己探究というテーマで客観性を獲得しようとする前に、このテーマについて考えてみたいと思います。
 先に、心理学は科学であると書きました。科学の原則として、客観性と再現性を挙げていますが、実はもう一つあります。それは一般性という原則です。例えば、いくら客観的な手法で、再現性のある研究を行ったとしても、「私の体内細菌の分布について(適当です)」という研究は、たぶん研究として認められないのではないかと思います。つまり、一般的な「人間」というものを対象とするのではなく(心理学ではもっと限定することが多いですが)、「私自身」を対象とした場合、出てきた結果はあなた自身にはあてはまるかもしれないけれど、他の人にはあてはまらないのでは?という可能性が出てきてしまいます。自分を研究対象にする場合、自分はある集団を代表するサンプルで、自分を研究することで得られた結果は、その集団に一般化できるということを論証できなくてはなりません。他人を研究するよりも、はるかに大変です^^;

 否定的なことばっかりになってしまってごめんなさい^^; もうちょっと発展的に考えてみたいと思います。

 taeminoさんは、「自己探究」を行うことによって、何をやりたいのですか?何を明らかにしたいのですか?
 もし、この答えが、ただ「自分を知りたい」だけなのでしたら、卒論で認められることは難しいと思います。
 しかし、別に明らかにしたいことがあるのでしたら、それを実現できるもっと楽な方法を考えてみるという思考の道筋があると思います。補足して頂ければ、時間がある限り回答しますので、是非考えてみて下さい。

 がんばってくださいね^^

この回答への補足

>taeminoさんは、「自己探究」を行うことによって、何をやりたいのですか?何を明らかにしたいのですか?
もし、この答えが、ただ「自分を知りたい」だけなのでしたら、卒論で認められることは難しいと思います。
 最初は、自分が中学の頃から(その時はまだこの症状が何なのかはわかりませんでしたが)軽いパニック障害のようなものに悩んでいることで、自己探究をしていけばなぜそうなったのか、どうしたら改善されるのか、といったような糸口が見つかればという思いでした。
他に、うつ病とまではいきませんがそれに近いものもあり、自分はいつも友達の前ではプラス志向の人間を演じていますが、実際は超マイナス志向の人間で自己探究をすることによってなぜ自分はそうしなければいけないのか、そんな自分をプラス思考の自分に変えたいと思ったのですが・・・ 
 これではやっぱり卒論にはなりませんよね(; ;)

補足日時:2003/01/19 13:08
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